2015/07/03 - 2015/07/03
112位(同エリア341件中)
まみさん
2015/07/03金 カザン観光1日目
・神の顕現教会(Theophany Church)見学
・カザン・クレムリン(10:20-15:25)
クル・シャリーフ・モスク
ブラゴヴェシチェーンスキー(受胎告知)聖堂
シュユンビッケ塔(外観のみ)
歴史博物館
カザン・エルミタージュ(西洋美術館)
タタールスタン共和国美術館企画展
・タタールスタン共和国立博物館(15:30-16:45)
・クレムリンより東エリアを散策
パラスケヴィ・ピャートニッツァ教会
農業館(Agriculture Palace)(外観のみ)
イフドキ教会(外観のみ)
(本当はバガローデツキー修道院に行きたかった)
・カザン・アシュハネ・チャイ・ヨルティ(セルフレストラン)で夕食
・バウマン通りで買い物&ちょっとだけ夜景撮影
【カザン泊:ボン・アミ・ホテル】
タタールスタン共和国も、広大すぎるロシアの一部とくくってしまうには、あまりにも知らない、私にとって空白の東欧です。
となれば、私の興味を大いに引くのは、国立博物館の歴史展示と民俗コレクションの展示。
2000年のロシア旅行以来の私の東欧への関心の根底にあるのは、私にとって空白の国や地域の歴史やフォークロア美術に触れて、少しでもその空白を埋めたい思いなのです。
ただ、歴史の方は、いくらガイドブックには、「通史を知るにはもってこい」と書かれてあっても、ラベルや解説はロシア語のみ、たとえ英語の詳しい解説が併記されていても、海外旅行中の国立博物館見学の最中にそれをしっかり読んで頭に入れるのはとてもムリ。
それでも、百聞は一見にしかず。博物館は目で見て分かりやすく展示されているので、ちょっとでも分かればいい、後に旅行記を作成することで復習したり、その他でカザン史に触れるチャンスがあったりしたときに、私の中でぐんと親近感がわけばいい、そんなつもりで見学しました。
とはいえ、タタールスタン共和国立博物館の展示は、民俗コレクションの方が圧倒的に多かったです。
もっとも、フォークロア美術と思うとより興味がわくしく、予備知識がほとんどなくても見て楽しめる民俗コレクション展示に時間をかけ、写真もたくさん撮ったので、余計にそう感じた面はあると思います。
でも、2階からはすべて近・現代史の展示になるかと思っていたのですが、ピョートル大帝やエカテリーナ女帝がらみの展示が終わったあとは、宗教宝物や民俗コレクションがたくさん続いたのです。
本日は、クレムリンの方にたくさん時間をかけすぎたので、博物館見学時間は1時間しかとれませんでした。
でも、1階の展示を見終わってしまえば、私の興味の引く展示の大半は終わりと思っていたので、2階でも丁寧に写真を撮りながら、のんびり見学していました。
そんな私に館員さんが「そんなペースで見ていたら、見終わらないわよ」と注意しました。
そんなことを言うのは、閉館時間ぴったりに自分が帰宅したいからでしょ、と内心、少々うるさく思っていたのですが、そう言われて目の前でのんびり撮影していられるほど私は神経が太くないので、少し見学ペースを上げました。
でも、あのときにペースを上げていてよかったです。でなければ、確かに、残り数室分の民俗コレクションの展示はほとんど見学できなかったかもしれないです。
おかげで、最後の方はだいぶ急ぎましたが、一応、ちゃんとみんな回れました。
<2015年ロシア再訪旅行の簡易旅程>
06/30火 職場から成田のホテルに前泊
07/01水 成田第2空港からJALでモスクワへ&モスクワちょっと観光
07/02木 モスクワ半日観光&S7航空でカザンへ
07/03金 カザン観光1日目(クレムリンと国立博物館)★
07/04土 カザン観光2日目(現地ツアーに参加)
07/05日 S7航空でモスクワへ&モスクワ半日観光
07/06月 モスクワ観光4日目&ニクーリン・サーカス
07/07火 モスクワ観光5日目&ククラチョフの猫劇場
07/08水 モスクワ観光6日目&ボリショイ・サーカス
07/09木 モスクワ観光7日目(赤の広場とモスクワ動物園)
07/10金 モスクワ観光8日目(モスクワ動物園とプーシキン美術館)
07/11土 モスクワ観光9日目(アルバート街と東洋博物館)
07/12日 モスクワ半日観光&出国
07/13月 成田第2空港着(猛暑のピークの帰宅)
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
の記事に、ハイライト写真と共に前後編に分けて掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-fd3f.html
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2015/07/2015-7006.html
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL S7航空
- 旅行の手配内容
- その他
-
カザン・クレムリンの目の前にあるタタールスタン共和国立博物館
ほんとは2〜3時間かけてじっくり時間をかけたいと思っていた博物館ですが、クレムリン散策に時間をかけすぎたので、閉館まで1時間余りとなってしまいました。
翌日出直すことも考えましたが、ここは本日のミッションに掲げていたこともあり、明日の選択肢を増やすため、やっぱり本日中に見学しておくことにしました。
「建物も見事 タタールスタン共和国立博物館
タタールスタン共和国の通史を知るにはもってこいの博物館。
1階は先史から調整の歴史に関する展示。当時の暮らしぶりを再現したコーナーなど興味深い展示が続く。
2階の18世紀のカザン県設置以降の展示となっている。特にエカテリーナ2世に関する展示が充実している。」
(「地球の歩き方 ロシア 2014〜15年版」より) -
国立博物館の入口
建物の外観も美しくて見ごたえありました。
入場料は120ルーブル+撮影代150ルーブルでした。
(2015年7月現在、1ルーブル=約3円で換算) -
絨毯で描かれた国立博物館
玄関ホールにありました。 -
とても分かりやすく整頓された展示だった、最初のタタール人民俗学展示の様子
-
タタール人の狩人のマネキン
このように、マネキンによる展示が分かりやすかったです。
背景はおそらく、タタール人の伝統的な模様の織物。 -
タタール人の農耕民の様子
-
これは城壁とかの工事現場かな
-
女性の民族衣装
装飾品がたくさんでお洒落ですが、石が3つもぶらさがった首飾りは、あの石はどう見ても軽石に見えないので、とても重かったろうと思います。 -
胸当てからベルト部分まで
首から下がっているボックスが興味深いです。
一体、何を入れるためのものかしら。 -
青銅製と思われる服飾品
衣装の留め金だろうと思います。
シンプルだけどステキなデザインです。 -
さらに身分が高そうな女性の衣装
-
これは鍛冶屋かな
百聞は一見にしかず、と言っても、意外と分からないものです。 -
なんの道具か分からないけど、動物の意匠が可愛い@
オオカミみたいな動物と鳥と2つも組み合わさったステキなデザインです。 -
職人さん
何を造っているのか不明。
靴屋さんかと思ったけれど、写真の方を眺めれば眺めるほど違う気がしてきました。
右手に持っている道具から、見る人が見ればすぐに分かるのだと思います。 -
足軽兵士の装備
ヘルメットの形が独特な気がします。 -
狩人の衣装と装備
-
シンプルだけどステキなデザインの短剣
-
タタール人の住居のジオラマの全体
丘陵の上にあります。 -
茅葺きのような屋根の建物のある中央部分
仕事中の女性たちの人形もあります。 -
貯蔵庫かな
-
ロバか馬に引かせた荷車と共に坂を上る
-
水場からの帰りらしい
-
糸つむぎの女性
女性の衣装や家の一角、こういうのは百聞は一見にしかずかもしれません。 -
囲炉裏のある掘っ立て小屋の模型
-
何かを磨いている男性
これも見る人が見ればなんの職人さんか分かるのでしょう。 -
男性マネキンの後ろのパッチワークの布がステキ@
-
家の前に動物の頭の骨を掲げた庶民の家の模型
動物の骨はお守りのようなものでしょうか。 -
模型の家の中
かなりささやかな暮らしぶりです。 -
大きめな藁葺きの農家の模型
-
シンプルな模様の土器の美しさ
縄文土器に通じるものがあります。
人類は昔から生活の中にアートを取り入れて、生活に潤いを求めました。 -
ちょっと形は無骨だけど、縁飾りをおしゃれに
-
タタール人の兵士の武装・その1
日本の武士の足軽くらいの鎧を連想しました。 -
短剣や斧が浮き彫りされた石碑
文字がないので、墓標ではないと思います。 -
中央アジアで見たようなモスクのある市場
-
鎖を多用した鉄製の服飾品
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ユニークな人型の服飾品・その1
-
ユニークな人型の服飾品・その2
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タタール人の武具・その1
これも鐙を連想させました。
盾のデザインがとても美しいです。3羽のタカかしら。 -
木造の農家のジオラマの中央部
-
家畜の囲いや倉庫のあるあたり
-
ジオラマ全体
これが一農家の家なら、豪商とまでいかなくても、けっこう裕福な方だと思います。 -
タタール人の武具・その2
もう少し時代が下った頃のもの。 -
美しい盾
-
おそらく有名な遺跡の絵
-
遺跡の塔とモスクのある景色
おそらくさきほどの絵と同じ場所。 -
その遺跡関連の展示
破片などはオリジナルの出土品なのでしょう。
さきほどの2枚の絵はここに展示されていました。 -
伝説か童話をテーマにしたと思われるアート・その1
アラブ的というかイスラム的な香りがします。
これがタタール的ということかしら。 -
伝説か童話をテーマにしたと思われるアート・その2
-
台座の女性のそばにはネコ
-
タタール人の庶民の女性の衣装のスケッチ
服飾もこのくらいであれば、日常生活や働くのに支障なさそうです。 -
服飾品かな
用途が分からなかったけれど、コレクションとして惹かれました。 -
イワン雷帝のカザン攻略の絵ではないかと推測
描かれているドラマや人物の衣装などに注目しました。 -
敵に囲まれた高貴な身分の女子供たち
-
恐れおののく人々
-
中世の大砲の弾
-
タタール人の兵士の武装・その2
これは近代以降でしょう。
三日月型の釜のような武器が目を引きました。
マネキンのおじさんのチョビヒゲも。 -
伝説か童話をテーマにしたと思われるアート・その3
-
タタール人の宗教関係者らしき絵
-
とんがり帽子の高貴な身分の女性や子供
独特な衣装に惹かれました。 -
ここから2階の展示〜エカテリーナ2世との関係性を示す展示
ロシア権力を受け入れたタタール人の一部がカザンの現在の旧タタール人居住地区に戻れたのはエカテリーナ2世の時代でした。
「カザンは紀元後1000年頃、ヴォルガ・ブルガリアの北東の前哨基地として創設されました。タタール・モンゴルにより大ブルガール国が壊滅した後、カザンはこの地域の中心地として、モンゴル帝国の一部となりました。カザン・ハーンが独立したのは1438年ですが、1552年にイワン雷帝のロシア軍とタタール人の連合軍により、カザン・ハーンは滅亡しました。カザンの崩壊の恐怖は、さらに東のシビル・ハーン(東シベリア)まで及び、シビル・ハーンはイワン雷帝に貢ぎ物を納めるようになりました。カザンの崩壊はまた、スラブ・ロシア人がウラルからペルミ地方に進出する道を開くことになりました。イワン雷帝は廃墟の上にすぐにロシア人の町を造りました。モスクワの聖ワシリー寺院はカザンの包囲をたたえ、その建築責任者がクレムリンの設計のために雇われました。タタール人は、エカテリーナ女帝の啓蒙時代まで、ブルク運河の北エリア(ヴォルガ河畔の約500メートル東)から追放されました。しかしながら、ロシア人地区とタタール人地区は明確に区分けされました。運河の北部のセントラルに残ったモスクは、クレムリン内にあるクル・シャリーフ・モスクだけでした。カザンはロシアの経済・文化の中心地に発展し、1804年には国内で3番目に大学が創設されました。その卒業生には、レオ・トルストイとウラジーミル・ウラノフ(すなわちレーニン)がいます。レーニンは政治的な問題を起こし、退学となりました。ソビエト時代、カザンはタタール自治共和国の首都となり、航空産業の主な中心地になりました。」
(「Lonely Planet RUSSIA 6th edition 2012」より私訳) -
豪華な黄金馬車〜正面から
おそらくエカテリーナ2世が使ったものではないかと。
御者台も立派です。 -
豪華な黄金馬車〜横から
バロックな豪華さ。
車体にはティエポロ風なロココの天井画に描かれるような絵が描かれています。 -
馬車の車体に描かれた絵にズーム
-
帆船の模型
ピョートル大帝と関係あるのかしら。 -
帆船の模型にズーム
甲板の床がないのは、中の構造が見えるようにしたためだと思います。 -
動物や植物の豊かな浮彫のある水差し
アラブ的なに香りがするコレクションです。 -
豊かな浮彫のある水入れ
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刺繍が美しい、女性の民族衣装
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すばらしいビーズ刺繍のベルト
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袖の刺繍にも民族性を感じる
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おそらく近代以降の地方の地主の家のジオラマ
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立派な納屋か倉庫のある全体
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華やかな民族衣装の展示
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ぴかぴか光っているのは絹かな
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近代の都会の女性のファッションと馬車
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第一次世界大戦頃くらいの展示
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戦争の様子のジオラマ
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ピストルとピストルの弾
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戦場の看護施設の展示
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なにかの歴史が決まったデスクと……
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処刑シーン!?
布をかぶせている側の兵士達がなんとなく陽気なのがいっそう不気味です。 -
一転して、現代アート展示
動物の皮に描かれたものです。
こういう建物は、中はどうかな、住み心地はどうかしら、と思うと、わくわくします。
ここからは小ホールのようなところに展示された現代アートで、気に入った作品の写真です。
こんな作品があったな、と思い出したくて撮りました。 -
立体的@
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花にあふれた城塞の絵
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妙に惹かれた幻想的な絵
-
桃色の花とモスクのシルエットと橋が映えるカーペット
イスタンブールでしょうか。 -
モスクのあるフェルトの絵
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散りばめられた花でとりわけ華やかな部分を中心に
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4つの塔のあるモスクの夜景
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花とモスクのある油彩画
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細かく描き混まれた絵地図的な絵に惹かれる
実在の町だとしたら、分かる人には分かるのでしょう。 -
花が満開の森をモチーフにしたと思われる絵
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美しい城塞と境界のある両岸のあるファンタジックな河川景色
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散りばめられた花と町のシルエットが美しいフェルト絵
-
波止場の夜明け
モスクや城塞や都市は、実際カザンにあって、カザンの人々ならすぐにピンとくるところかもしれません。
分からないのがもどかしいです。
後編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- eahawkさん 2016/03/12 19:41:07
- 広いな〜
- まみさん
こんにちは!
こうして改めて見てみると、ロシアって広いですね!
地方の特色をうまく取り入れて、独特の世界観をつくるロシア。
やっぱり、好きです!
eahwk
- まみさん からの返信 2016/03/14 01:11:03
- RE: 広いな〜
- eahwkさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ほんと広いですよね。
というわけで、今年の海外旅行もまたロシアに行くつもりなんですよー。
地方ってわけじゃないですが〜。
そのため、急いで作成しなきゃ、残りの去年のロシア旅行記を少しでも!
> まみさん
>
> こんにちは!
> こうして改めて見てみると、ロシアって広いですね!
> 地方の特色をうまく取り入れて、独特の世界観をつくるロシア。
> やっぱり、好きです!
>
> eahwk
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