2016/03/05 - 2016/03/05
329位(同エリア474件中)
まりも母さん
ずいぶん日が長くなり、「春」を感じる3月になりました。
各地で花の便りも聞かれるようになり、私たちもそんな 春先の花を見つけに行ってみました。
ここ数年、「○○の群生地」を探しては、出かけている気がします。
1種類の花がいっぺんに咲く群生地は、なかなか見ごたえがあっていいものです。
あまり見たことのない植物ならなおさら。
そんな 今まで知らない植物でしたが、ダンナがみつけた 栃木県に群生地があるのは、「セツブンソウ」
かわいらしい小さな花が見てみたくて、行ってきました。
セツブンソウの群生地を楽しんだ後は、早咲きの桜が咲くお寺へ。
そして、渡良瀬遊水地での野鳥探しも おまけで こなした 土曜日の一日です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
-
今年はセツブンソウの群生地へ。今まで知らなかった植物です。
栃木市星野町の “四季の森 星野”にあります。
県道32号線 道路沿いに 駐車場がありました。(無料)
仮設トイレがひとつあり、車が20台位停められるスペースです。
フェンスで囲まれた場所の端にもPマークがありますが、フェンスの中は砂山があり、
工事中っぽい感じで、停められなさそうでした。整備中なのかもしれません。
9時半頃に到着しました。既に車が5.6台停まっていました。 -
三峰山の麓になる場所で、自生のセツブンソウの群生地としては全国的にも規模の大きな場所だそうです。
駐車場のある道路の反対側に「四季の森 星野」の看板があり、そこから入る事ができます。
道路沿いには、他にも入り口があります。
入園は無料ですが、こちら、個人の所有地のようです。 -
道路から斜面を少し上がると、木立の中に下草が見え ネットや杭とロープで仕切られた場所の前に出ます。
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その木立の下 地面に 白い小さな花が咲いています。
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これが、セツブンソウ。
高さ10cmほど、花は直径2〜3cmの小さな花です。
1本の茎に1輪の花。 -
これは、通路から見た下の斜面。セツブンソウは皆 同じ向きに咲いているので、斜面の上から見ると、お花の背中が見える感じになります。
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福寿草も咲いていました。
なんとなく、福寿草って、地面に低く開いて咲いているイメージだったのですが、
この福寿草は、わりと伸びていて、時間が早いからか〜まだ開いていないですね。
もっと開いていたのもあったと思うけど、福寿草を見に来たのではないので、ほとんど写真を撮ってませんでしたよ〜〜。あれま。 -
福寿草の後ろにもセツブンソウ。
どちらも地面に低く咲く、春 最初のちいさな花たち。 -
こんな遊歩道を歩きながら花を見る事ができます。
かなり広い場所なのです、個人宅の敷地だという事で、お手入れはどのようにされているか・・・。 -
遠くに福寿草ではない、黄色の花も見えました。結構まとまって咲いているのですが、形はセツブンソウに似ています。
この花の咲いている場所は、ネットから離れていたり、立ち入り禁止のロープの内側なので、近くに寄って見て、写真に撮る事ができません。
望遠レンズで撮ってみました。 -
少し移動して、朽ちた木道のある一角に同じ黄色の花が2輪だけ咲いていました。(でもやはり遠いけど)
帰宅後 調べてみたら、これは、キバナセツブンソウだそうです。
ただし、色違いではなく、南ヨーロッパ原産の園芸種のようです。
白いセツブンソウの 仲間ではあるそうですが、葉っぱもちがいますね。 -
遊歩道を歩いて、移動していると、おうちの建物の方から、おばさんが歩いてこられたので、多分、この場所の地主さんだろう、と ご挨拶をしました。
すると、「もう、セツブンソウも終わりに近づいてきちゃったからね」と。
少し早かったらもっと咲いていたのかも?今年は暖冬で、例年と違うそうです。
そして、「これはね、多分ここにしかないのよ」とロープを外して、中へ招き入れて見せて下さったのは、珍しい八重咲きのセツブンソウ。 -
栽培が難しく、球根はあるものの球根では増えないそうです。
八重のものは、突然変異のものらしく、これは萼片(がくへん)が10枚以上あります。
数年、同じような場所に 八重のタイプが出る事があるのだそうですが、続くとは限らず、数もいくつか咲く事もあれば、今年はどうやら、1輪だけだそう。
なので、これを増やそうとしてもそうは行かないらしいです。 -
そして、もうひとつ、珍しいタイプだと教えてくださったのは、おしべが沢山あるタイプ。
花の真ん中の ブルーの部分が紫で、肥大しているしすごく多い!
おばさんが、「これこれ」と指で、向きを変えて見せてくださったのですが、ここに2輪あるだけのようです。
全く別の花のようです。 -
休憩所の所に地元のカメラマンが撮った、珍しいセツブンソウの写真が飾られていました。
左が八重のタイプで、右がおしべたっぷりタイプ。
広い園内にもほとんど無い 珍しい「変わり花」だそうです。
教えてもらわなければ、自分では気がつかなかったし、見つけられなかったでしょう。
見せて頂いてありがとうございます。 -
休憩所には無料でお茶やコーヒーが用意されているという 地主さんのおもてなしまで!
素敵なお花を無料で見せて頂く上に申し訳ないような・・・(なので、飲み物までは頂きませんでしたが)
そんな地主さんの気持ちに応えるとすれば、マナーを守って、見せて頂くって事ですね。
管理も大変だろうに、有料もしくは、募金箱設置でも良いのではないかと思ったりも。
じきに観光バスが来るような人気の場所になってしまうのだろうなぁ。
私の旅行記も時期になるとアクセスがすごく多いので、
参考にされる方には、ぜひぜひマナーを守ってのお花見・撮影をお願いしたいです。 -
この四季の森 星野には、他にもロウバイ(もうほぼ終わっていました)梅(まだこれから咲きそう)がありましたが、キバナノアマナ、ヒメアマナなど産地が少ない植物もある、貴重な場所のようです。
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梅も咲いています。山の斜面の影なので、花の少ない木も多いのですが、何本もの梅の木が並んでいます。
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たまに梅の香が漂ってきます。
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最初、画像で見たときは、小さいクリスマスローズみたいな花だと思いました。
白い花びらに見えるのはガクで、少し透けたような薄い感じです。 -
中心のブルーと それを縁取る黄色がとてもかわいいです。
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中心の、最初は濃い目のブルーが日がたつと色が薄くなってしまうようです。
休憩所で見せてもらった、アルバムの鮮やかな写真で、「こんなにブルーが濃いんだ〜」と言ったら、
おばさんが「だんだん色あせちゃうんだよ。あっちの方にまだきれいなのがあるかも」と
今が見ごろのポイントも教えて下さいました。 -
場所によっては低くて しゃがまないと良く見えないので、中には寝転んで写真を撮ってるおじさんも・・・。
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今日は、曇りなので、鮮やかさは出にくいのですが、葉っぱのスモーキーなグリーンや ほわんとした白い花の柔らかい雰囲気は、今日のお天気にあっているかも。
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サイズは小さいけど、こんなに素敵な花がある事を知りませんでした。
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普通のセツブンソウは花びらみたいな萼片が5枚で、梅花のような形ですが、
良く見ると、萼片の1枚の形が、やや細長いものもありましたね。 -
夏になると葉が枯れて休眠し、姿が見えなくなります。
カタクリなどと同じ感じですね。
キンポウゲ科で、石灰岩質の関東以西に自生し、ここは北限と言われているそうです。
そういえば、この星野町や出流町には石灰の採掘場が多いですね。
土壌がセツブンソウにぴったりな訳だ。 -
3本並んだ姉妹花。いや、背比べしているのかな?
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セツブンソウの廻りには緑の細い葉が生えています。
水仙ではなさそうなので、彼岸花かな?と思ったのですが、
おばさんに聞いてみたら、キツネノカミソリだって。夏にオレンジの花を咲かせるユリみたいな花ですね。(ヒガンバナ科)夏には沢山咲くのでしょうね。 -
ロウバイが終わり、梅が咲いている所。まだまだ枯れ木の多い里山の様子。
こんな春は遠いような景色の足元にはしっかり春が始まっていたのです。
じっくり、1時間半もセツブンソウを楽しみました。 -
でも、まだ11時。時間があるので、他にも廻ってみようと思います。
ダンナと作戦会議を兼ねて(それにトイレにも行きたくなった)栃木インター方面に戻る途中の“ばんどう太郎”でランチにします。 -
お蕎麦とうどんがメインの和風レストランのチェーン。
土曜日もランチをやっていたので、ミニ天丼とおうどんのランチに。(950円位お蕎麦かうどんが選べます)
まだ、時間が早いから空いていました。
「ばんどう太郎」って江戸時代に江戸あたりで、入道雲の事をそう呼んだそうですね。 -
次に向かったのは、大平山近くの清水寺(セイスイジ)
天平元年(729)創建 下野坂東26番札所また東国花の寺栃木4番
東国花の寺とは、関東一都六県の「花の寺」の集まり。百ヶ寺があるそうです。 -
お寺への斜面には水仙も。この株は、丁度咲き出した所のようで、きれいです。
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駐車場から見える場所に桜が咲いています。
ヤマザクラのようです。もう満開の様子。 -
ここには早咲きの桜が何本も。それぞれ、大きな木ではありませんが、今春一番早い桜のお花見となりました。
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これはダンナの撮った写真。
メジロは珍しい鳥ではありませんが、お花と一緒だと絵になる小鳥です。
さかんに蜜を吸っていて、なかなか顔が見られませんでしたが、
桜の中でやっと顔を出してくれました。 -
きれいに咲いています。ちょっと濃い目のピンクです。
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満開に近い状態まで咲いています。
駐車場には車がほぼ満車に停まっているので、桜を見に来る人が多いのかと思ったら、
あまり人が居ないのです。
どうやら、ハイキングに来ている人が多いようです。
お昼過ぎなので、山歩きスタイルで、次々と戻って来る人がやってきました。 -
桜の花を探して、境内脇の道を上がります。
斜面にも大きく枝を広げた桜が花を沢山咲かせていました。 -
咲いている桜の種類は判りませんが、この清水寺には、これから咲くのであろう、枝垂れ桜や大きな桜の木も沢山ありました。
枝垂れ桜の咲く景色がすばらしいのだそうです。 -
薄っすら花びらが透けて美しい桜。
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ここから、桜の名所である太平山へはハイキングできるルートもあるようです。
桜が咲けば、そんな花見低山ハイクの人が沢山来る場所なのでしょう。
裏山あたりは、「清水寺憩いの森」となっています。 -
早咲きの桜の木は観音堂のあたりまで。その上は杉の多い林になっています。
上の方へ道が続き、先には展望台があるそうです。小鳥の声も聞こえるので、鳥を探しながら、展望台まで上がってみる事にします。
階段状になった林の中の道を少し上がり、振り返ると、観音堂。 -
もうしばらく上がっていくと、今度は石で段が作られたやや急な登りに。プチ登山気分です。
トレッキングにもOKなシューズを履いて来てよかった。登りはともかく、下りの時、安心です。 -
大きな岩の前に展望台が。
今日は、曇りで霞んでいますが、田んぼや畑、遠くまで見える眺めの良い場所でした。
しかし、林の中には鳥がいません。仕方なくそのまま下ります。 -
ぐるっと今度は観音堂の反対側に降りてきました。
観音堂の廻りとその前の階段脇には沢山のロウバイが植えられていました。
ここは、季節の花や紅葉景色が美しい事で知られるお寺でもあるので、東国花の寺に入っているのですね。 -
十三仏像
干支の守護仏でもあるので、仏の名前と干支が刻まれています。 -
石楠花や牡丹の苗もありました。
途中、アトリが1羽 長く木に留まっているのを見つけました。
今年はものすごい大群が観察されたアトリですが、もう、帰って行く時期なのでしょうか。
下に降りてみると、大平山方面へつながる道は土砂崩れの為 全面通行止めとなっていました。
もうすぐ、桜のシーズンで花見ハイキングの人も多いでしょうに、それまでに復旧するのでしょうか??
清水寺入り口には駐車場があり、公衆トイレもありました。
戻ってきた時間はまだ午後2時前。
まだ余裕があるので、帰りがてら、渡良瀬遊水地へ廻ってみます。 -
渡良瀬遊水地です。
いつもと違うアクセスなので、第二調整池の方へ来てしまいました。
ここにも広いヨシ原があり、土手に上がると、カメラマンが5.6人いました。
ここで、待っているのは・・・多分ハイイロチュウヒだろうなぁ。
私たちも、しばらく、何か来るかな??と待ってみます。 -
少し待つと、出ましたよ!ハイイロチュウヒ!
左手から飛んできて、そのまま木立の向こうを低めに右へ飛び去りました。
写真は・・・先日 涸沼で撮った「オオワシの点」とほとんど変わらない これまた ひどい白黒の点だけ・・・。まぁ、その分はっきり観察できたからいいけど。
カメラマンさんの位置からは飛び去ったのが見えなかったらしく、降りたのか 飛び去ったのか、「見えましたか?」と聞きに来られましたよ。
飛んでいってしまったと、いう事で、しばらくはもう出てこなそう・・・。 -
コミミズクでも出てくればうれしいのだけど・・・。
今日は暖かい日でしたが、さすがに午後も3時を過ぎると、やや風が出て うすら寒い感じになってきました。 -
菜の花の咲く土手の向こうに熱気球が上がりました。
栃木は、田んぼの刈入れが終わった冬のシーズン、熱気球の大会が行われたりもしますね。 -
ヨシ原の池ではサギが獲物を探して歩いていました。
これは〜小さいけどアマサギ??くちばしが黄色いが足も黄色いような・・・。
水鳥は、勉強不足で、はっきり 種類が判らないのだなぁ。
ハイイロチュウヒは来なさそうなので、そろそろ帰宅する事にします。 -
調整池の中の道を通り、カラマツの木立の方を見ると、猛禽類らしき鳥が留まっているのを見つけました。
車を停めて、観察すると・・・オオタカでした。
留まったままキョロキョロしています。
自然に居るオオタカをじっくり見たのは、実は初めてです。
飛んでいるのや一瞬、とかそんなのばっかりで、ケージに保護されているオオタカしかじっくり見た事がなかったのです。
吉祥寺在住の友人ですら、マンションの前でオオタカ見た、と言う位なのに。
近頃は、保護活動の成果もあって、個体数は増えたそうです。
既に、レッドデータブックからは外されるほど、生息数が回復したのは、うれしい事でもありますが、それは、保護活動があってこその成果でしょう。
そんなに大きな鳥でもないので、案外 首都圏など身近な場所にも生息しているという事もあるのです。
今日は、見つけた鳥は少なかったけど、ハイイロチュウヒも見られたし、オオタカの写真も撮れちゃってうれしい〜。
朝から、セツブンソウ、早咲きの桜、それに見たかったオオタカまでもじっくり見ることが出来て、
私たちには充実の一日でした。
きれいなお花とかわいい鳥、かっこいい鳥探し。フィールドワークの楽しさはこれからも続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2016/03/15 23:54:37
- 亜種オオダイサギですね。ヾ(^o^)
- まりも母さん、こんばんは! (^◇^)ノ
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> ヨシ原の池ではサギが獲物を探して歩いていました。
> これは〜小さいけどアマサギ??くちばしが黄色いが足も黄色いよう
> な・・・。
> 水鳥は、勉強不足で、はっきり 種類が判らないのだなぁ。
この鷺は、冬鳥の亜種オオダイサギ(単にダイサギともいいます。夏鳥の亜種チュウダイサギとは別亜種)ですね。
アマサギは夏鳥なので、3月ではまだ渡来していないと思いますよ。
オオタカの写真、アップで撮られていますね。かっこいいです。
私は最近はあまり遠出していないので、飛んでいるオオタカは見る事はありますが、木に止まっているオオタカはみていないんですよ。(T-T)
ではまた・・・。(^_^)/~~~
(潮来メジロ)
- まりも母さん からの返信 2016/03/16 08:43:09
- RE: 亜種オオダイサギですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん いつもありがとうございます。
>冬鳥の亜種オオダイサギ(単にダイサギともいいます。夏鳥の亜種チュウダイサギとは別亜種)ですね。
そうなんですか!
ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギなどの区別は知っていましたが(と、言ってもまだはっきり大きさ位しか判断も出来ませんが)
ダイサギの中に更にダイ・チュウあるとは知りませんでした!
結構、小さいように見えたのですが、離れていると判りませんね。
なるほど、だから足が黄色っぽかったのか、とか、
くちばしの色は時期で変わるのか〜など、
教えて頂いた事から更に調べてみたりして、本当に潮来メジロさんのコメントは勉強になります。
それに、鳥の種類って、複雑です〜。
オオタカも留まったのをじっくり見たのは初めてですよ。
都内のマンション前で友人が見たとか言ってるのに・・・と思っていました。
こんなド素人ですが、これからも、よろしくお願い致します。
まりも母
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