京都を歩く(233)　春の訪れを告げる梅の花

2016/02/26 - 2016/02/26

桜シーズンの前哨戦ということで，梅を撮影しにいってきました。

・下鴨神社
・北野天満宮
・城南宮

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

今更ながら今年初めての旅行記です。
年明け早々にレンズの修理を依頼したら，意外と長引いてしまったのです。

さて，この日最初に訪れたのは下鴨神社です。
梅の名所として挙げられることはない場所ですが…

御手洗川に架かる輪橋のそばにある「光琳の梅」と呼ばれる紅梅が私のお目当ての梅です。

尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅だそうです。
今年は例年よりも早く見頃を迎えたようです。

下のほうがスカスカ？
もっと花を付けていた気がするのですが…
昔の記憶なので曖昧です。

このアングルからは御手洗川，輪橋，楼門と共に撮影できます。

橋殿越しに見るとこんな感じ。

朝日を浴びて輝きを増す。

風もないのに枝が揺れる…
そう，犯人はメジロです。

毎年飽きもせず，メジロと撮影バトルを繰り返してます。
忙しなく動き回るので，撮るのが大変なのです。

下鴨神社の次は北野天満宮へ。
前日2/25は梅花祭で賑わっていたようですが，この日も多くの人が訪れていました。

境内至るところに梅の花があるので，わざわざ有料エリアに入らなくても良いのが北野天満宮の良いところ。

北東の竈社近くの源平咲きの梅です。

同じ梅の木。
奥に見えるのは地主社。

地主社をバックに白梅。

老松社前にて。

本殿西側の蝋梅。
まだ散らずに残っていました。

本殿前にある梅の木は「飛梅伝説」伝承の木，紅和魂梅(べにわこんばい)です。
開花したばかりでした。

ここでもメジロに遭遇。
梅ではなく，椿の蜜を吸っていました。

おとなしくしてくれればいいのに…

こんなポーズばかり。

しだれ梅で有名な城南宮へ。
3/21まで「しだれ梅と椿まつり」が開催されています。

神苑内の春の山では，150本のしだれ梅が春の訪れを告げていました。