2016/01/29 - 2016/01/29
48位(同エリア421件中)
かっちんさん
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、宮城県の石巻(いしのまき)線と仙石(せんせき)線は津波の甚大な被害を受け、一部区間が不通になりました。
石巻線の終点 女川(おながわ)駅は、駅舎が流出し、2015年3月21日に約200m内陸部に新駅舎をつくり、ようやく終点まで復旧しました。
仙石線は、奥松島の海岸線に沿う陸前大塚〜陸前小野間が津波による被害を受け、2015年5月30日に高台を通る新ルートにて、全線の運行が再開されました。
さらに、仙台から石巻への利便性を高めるため、東北本線松島と仙石線高城町間に新しい連絡線をつくり、東北本線を経由して仙石線に入る「仙石東北ライン」が同日開通しました。
「仙石東北ライン」は、交流区間と直流区間を走りますが、電源の種類に影響しない最新鋭のハイブリッド気動車が登場しています。
今日は、新幹線古川駅から、陸羽東線、石巻線、女川、仙石東北ラインを巡る鉄道の旅を楽しみます。
冬の時期、田んぼで落ち穂を探す渡り鳥マガンが姿が見られ、途中ですれ違った「ゆめのまち列車」には女川の魅力が描かれていました。
仙石線には、学生時代に車窓から眺めた松島の景色と松島ユースホステルに宿泊した思い出があります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
陸羽東線古川駅
東北新幹線古川駅で降り、小牛田(こごた)行き列車に乗り換えます。
しばらく車窓の景色を楽しみます。 -
マガンの飛来
マガンが沿線の田んぼに下り、落ち穂を食べています。
冬の間、渡り鳥のマガンが大崎市に飛来し、蕪栗沼(かぶくりぬま)をねぐらにしています。
マガンは日の出とともに蕪栗沼を飛び立ち、周辺の田んぼで餌を探します。 -
イチオシ
朝の点呼
「はい 点呼!」
「イチ、ニイ、サン」
「隊長、全員揃っています」
「よーし では、朝飯を食べに行くぞ」 -
小牛田駅に到着
ここから石巻線に乗り換え、女川へ向かいます。 -
信号機が多い駅構内
小牛田駅は、東北本線、陸羽東線、石巻線の3路線が乗り入れ、車庫や留置線もあります。 -
リゾートみのり号
陸羽東線を走るイベント列車がとまっています。 -
小牛田を出発
窓から空を見上げると8羽のマガンのグループが飛んでいます。
一番後ろのマガンが、「お〜い 置いてきぼりにしないでくれェ〜」 -
美しく飛ぶ姿
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マガンに交じるハクチョウ
「ちょっと〜 あんた、群れを間違えてない?」 -
羽ばたくマガン
小さな体にしては、大きな羽を広げます。 -
車内の運賃表示器
前谷地〜気仙沼間の気仙沼線は、震災の被害により現在BRT(バス)が運行されています。 -
何やら賑やかな列車
鹿又(かのまた)駅で反対列車と交換します。 -
イチオシ
ゆめのまち列車
東北のNHKでは、被災地の人たちに希望を届ける復興応援キャンペーン「大好き東北」を展開し、女川町の小学生と絵本作家荒井さんがふるさとへの想いを力強く描きました。
「ふるさとの魅力」をテーマに、自分だけの女川とは何かを「いろはかるた」で表現しています。 -
ゆめのまち列車
背景には、カラフルな色を降らせ、たくさんの色と子供たちのふるさとへの想いが「動く展覧会」として街を走ります。 -
旧北上川
石巻駅を過ぎると太平洋に注ぐ旧北上川を渡ります。 -
万石浦(まんごくうら)駅
万石浦駅を過ぎると、湖のような湾が見えてきます。
万石浦は、仙台藩主伊達忠宗が「ここを干拓すれば一万石の米が取れるだろう」と言ったことに由来します。 -
穏やかな万石浦
牡蠣の養殖が行われています。 -
養殖棚に使う浮き
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ホタテの貝殻
海中にホタテの貝殻を吊し、牡蠣の子どもを貝殻に付着させ育てます。 -
万石浦
万石浦は周囲の山から養分が流れ込み、多くのプランクトンが含まれています。
写真の右側(南西方向)の低いところが海につながっています。 -
サンスイ号
この船は、カツオ船の餌供給用に建造し、餌となるイワシの生簀と搬送用の船とを組合せたものとか・・・
万石浦の浦宿に係留されています。 -
まもなく女川駅
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ようこそ女川町へ
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女川駅舎
震災前より約200m内陸に移設し、地盤を7〜9mかさ上げして駅舎と町営の「女川温泉ゆぽっぽ」が建てられました。 -
以前の駅舎(写真)
駅構内に展示されていました。 -
女川駅の先は海
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女川周辺の地図
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女川駅に停車中の列車
現在の女川は、復興計画が進んでいる最中です。
では、列車に乗り石巻へ向かいます。 -
まもなく石巻駅
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萬画の国・石巻駅
マンガ家の石ノ森章太郎とゆかりのある「石巻市中瀬」に、マンガミュージアム「萬画館」があります。 -
仮面ライダーとサイボーグ009
石ノ森章太郎のマンガに出てくる主人公が、石巻駅ホームに展示されています。 -
仙石東北ライン
石巻と仙台を結ぶ快速列車が、2015年5月から走り始めました。 -
イチオシ
ハイブリッドトレイン
仙石東北ラインを走るハイブリッドトレインです。
隣を走るコンテナ貨物は日本製紙石巻工場へ向かう専用列車です。
生産された紙がコンテナに載せられ、首都圏に輸送されます。 -
ハイブリッドトレインの仕組み
JR東日本で開発されたHB-210系ハイブリッド気動車です。
力行時は、バッテリーとエンジン発電機の電力を併用しながらモーターを駆動します、
制動時は、回生ブレーキによりモーターから発生した電力がバッテリーに充電されます。
直流の仙石線、交流の東北本線、非電化区間の連絡線には、持って来いの車両です。 -
仙石線の普通電車
首都圏でも見られる直流の通勤電車が石巻に入って来ました。
では、仙石東北ラインの列車が出発します。 -
鹿妻(かづま)付近
遠くに石巻湾が見えます。 -
鹿妻駅前のブルーインパルス
近くに航空自衛隊松島基地があります。 -
鳴瀬川
陸前小野を過ぎると鳴瀬川を渡ります。 -
野蒜(のびる)への新線
東日本大震災の津波により大きな被害を受け、陸前小野〜陸前大塚間が不通区間になっていました。
復旧については十分検討がなされ、内陸部の高台に移転した新ルートにて、2015年5月30日に営業を再開しました。 -
森の間に残る旧線ルート
旧線は奥松島海岸近くの東名(とうな)運河沿いを走っていました。
途中にある駅は、野蒜駅、東名駅です。 -
高台の新線を走る野蒜付近
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東名を過ぎ海岸線へ
東名駅も内陸部へ移転されています。 -
イチオシ
海岸線を走っていた旧線跡
遠くに奥松島が見えます。 -
松島の風景
陸前大塚付近です。 -
松島湾の牡蠣養殖
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仙石線から東北本線への連絡線
高城町駅を過ぎ、仙石線と分かれたところです。
信号待ちをして、これから東北本線に入ります。 -
仙台の寿司屋
仙台に到着し、駅構内すし通りにある「すし職人 銀次郎」で昼食にします。
カウンターだけの狭いお店ですが、リーズナブルな価格で味は間違いなしです。 -
イチオシ
男の大盛ランチ
三陸を中心に石巻直送の新鮮な旬魚の握りずしです。
握りずしに、かんぴょう巻き、いくら小鉢、お吸い物、食膳酢などが付き、1,500円。
女の人も勿論注文できます。 -
ずんだの寿司
仙台の名物ずんだ餅のお寿司も食べてみました。
甘みはなく、ずんだ(枝豆)の味が酢飯とあいます。
この後、東北・秋田新幹線に乗って大曲へ向かい、旅が続きます。
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