牡蠣と牛たん 【冬の仙台グルメ旅】

2016/02/19 - 2016/02/20

冬の味覚と言えば牡蠣。

牡蠣と言えば広島？岡山？北海道？
産地はいろいろありますが、一度、かき小屋で死ぬほど牡蠣を食べてみたい！とのことで、仙台、松島へ２泊３日のグルメ旅に出かけました。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

金曜夕方のやまびこ号でいざ仙台へ。

東京駅 駅

早速、プシュッといっちゃいます。

大宮駅 駅

やまびこだけど、白石蔵王以外全て停まって、のんびり到着しました。

気温が高く寒さはあまり感じません。

仙台駅 (JR) 駅

そのまま駅前の漁業部で夕食。

仙台を中心に東京展開もしている海鮮居酒屋さんですが、地もののお刺身や、宮城のお酒がリーズナブルに楽しめるので、来る度に寄ってしまいます。

浜の漁師居酒屋 こちら丸特漁業部 仙台駅前AKビル店 グルメ・レストラン

グランドメニューにも載っている志津川産のクロソイ刺。
ぷりぷりの食感で最高！

他にも色々食べて、初日から仙台満喫です。

リッチモンドホテルに泊まって翌２日目は、この旅のメインイベント、松島のかき小屋です。

最寄の松島海岸駅へは、仙石線起点のあおば通り駅から向かいますが、それにしても、変わりました。
前回乗った３０年ほど前と比べて、車は２０５系に、起点はあおば通に、そして陸前原ノ町まで地下化され、逆に多賀城駅付近は高架化。
他にもＡＴＡＣＳ導入、仙石東北ライン開業などなど。
仙台圏の通勤通学路線として、発展が続いているようです。

あおば通駅 駅

後発の列車はマンガッタンライナーⅡ。

先頭車改造とラッピングで、かつて山手線を走っていた面影は全くありません。

土曜日ですが、ロングシート仕様です。日曜日は、クロスシートなんでしょうか？

仙台で多少の乗車があったものの、車内混雑無く４０分ほどで松島海岸に到着。

味のある駅舎です。

松島海岸駅 駅

天気はあまり良くありませんが、まずは駅前で切符を買って、１０時の仁王島コースで５０分の湾内クルーズに。

船内はガラガラ（１割程度のお客さん）なので、デッキへ出たり、のんびり楽しめましたが、１１時の便は結構な混雑だったので、着いて早々の乗船は正解だったようです。

松島島巡り観光船 乗り物

２００以上の島が点在する松島湾。

でも、イメージほど密集感はありません。そして、どの島も結構同じ様に見えたり…。

見どころの一つ、仁王島。
さすがにこれは、個性的です。

下船後は、続いて瑞巌寺。
主要な観光スポットが数百メートルの範囲にあるのが、電車派にとってはありがたいところです。

瑞巌寺 寺・神社・教会

参道が津波被害からの修復中の為、右脇の凝灰岩洞窟遺跡に沿って進みます。

供養の場に使われたとの事で、磨崖仏など無数に彫られています。

鉄道殉職者の慰霊碑がありました。

なぜここに？
と思いつつも合掌。

現在、国宝の本堂は改修で見学出来ませんが、代わりに庫裡内部が見られます。

国宝瑞巌寺庫裡。

僧侶の方々の居住スペースです。

入り口を入ると高村光雲作の観音菩薩像がお出迎え。

いい雰囲気。

窓から本堂が眺められます。

政宗公が植えたと云われる臥竜梅。

御本尊と政宗公の位牌も本堂から一時的に移されています。

間近に見られるのは、この時期のみ。

政宗公の正室、陽徳院田村氏愛姫の墓所、寶華殿も特別公開されていました。

もちろん五大堂も見学。

五大堂 名所・史跡

五大堂からの眺めは松島らしい風景ですね。

お昼を過ぎ、いよいよかき小屋の時間。
海沿いをぷらぷらして目指します。

近づくにつれて焼き牡蠣の匂い。

かき小屋 グルメ・レストラン

加工場も隣りにあるので、殻が山積み。

１３時に予約をしていたので、待つこと１０分ほどで名前が呼ばれ、先清算で席に通されました。

席は鉄板を囲んで８人分ですが、焼いてくれるおばちゃんが、一辺にいるので、座れるのは６人までの様です。

５０分の食べ放題ですが、蒸す時間はカウントされていません。

蓋を取った時からがスタートです。

おばちゃんに牡蠣の開け方を教わりながら、ぷりぷり熱々を頂きます。
それにしても美味い。
剥いては食べ、食べては剥き、いったい何個食べたやら。

〆は、予約コースについているかきご飯とかき汁。
いや～。美味い。

こんなに牡蠣を食べたのは、人生初めて。あと３日くらいは見なくていいかも知れません。
いい経験になりました。もちろんいい意味で。

この後は、ホテル一の坊さんの絶景風呂に寄りつつ、歩いて２０分ほどの高城町駅から仙台に。
でもなぜ高城町か。
もちろん、仙石東北ラインに乗りたいからです。

かき小屋が予定より少し押していたので、最後は走ってぎりぎり１５時３０分の仙石東北ラインに間に合いました。

ちょうど、ボックス席も空いており、早速、車窓をウォッチ。

暫くすると右側から複線の東北本線が近づいて来ました。
そして、新しく敷かれた連絡線を通り転線して行きます。
この辺りがもう少しスムーズならまだ時間短縮出来そうです。

東北線に入ると加速し、軽快に仙台へ走ります。
さすがに線形のいい東北線だけあって時間以上に早く感じます。

仙台駅 (JR) 駅

１６時過ぎに仙台駅に着いてから、一旦ホテルで休息して夕ごはん。

牡蠣の次は牛たんです。
お店は、駅前のアーケード街を少し入ったべこ政宗さん。
落ち着いた店内です。

お通しは、牛たん握り。

栗駒市、金の井酒造の綿屋と共に。

そして牛たん焼き。

とろ牛たんの塩と味噌のセットを頼みましたが、少々脂濃かったかも。
次回は、通常の牛たんの塩にしようかと思いつつ完食させて頂きました。

べこ政宗 名掛丁店 グルメ・レストラン