2016/02/10 - 2016/02/11
43位(同エリア128件中)
菊花さん
1週間のドイツ旅行でひたすらサッカー漬けになるという今回の旅行。
この日はブンデスリーガ1部で頑張っているFCアウクスブルクの練習を見学します。
3日目:朝シュツットガルト発〜9時頃アウクスブルク中央駅着、FCアウクスブルク練習見学、アウクスブルク市内観光、夕方アウクスブルク中央駅発〜17時半頃ミュンヘン中央駅着、ミュンヘン泊。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
★3日目
アウクスブルク中央駅に9時頃には着いておきたかったので、安全を見てシュツットガルトのホテルを6時半過ぎにチェックアウト。
なお、この時期の南ドイツの日の出は7時半なので、外はまだ普通に暗い。 -
これから通勤なのかな?それにしては服装がラフな感じだけど。
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シュツットガルト中央駅(Stuttgart Hbf)でブレッツェルを買って、ICEの車内でもぐもぐ。
このガッツリしたパン生地と塩味加減が、美味いんだなぁ。 -
アウクスブルクに向かう車窓からの眺めが雪景色で軽く震える。
ちなみに、この日のアウクスブルクは午前中の最高気温が3度で曇天との天気予報。 -
8:45頃、アウクスブルク中央駅(Augsburg Hbf)到着。
駅舎につながるホーム上にコインロッカーがあった。
昨日のシュツットガルト中央駅は小さいロッカーが3ユーロだったけど、アウクスブルクは2ユーロ。同じドイツ鉄道(DB)だけど金額設定が違う。 -
まだ時間的に余裕もあるし、外は粉雪が舞っていることだし、駅のパン屋でまたしてもパンをもぐもぐ、ミルヒカフェーをごくごく。
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のんびりしてたら9時半になろうとしている。
駅前からトラムに乗っても良かったのだけれど、トラム乗り場のあるケーヒニ広場(Königsplatz)まで少し歩いてみることに。 -
ぎゃああああああ。なんじゃこりゃあああ!!
お面じゃないよ、スリッパ(室内履き)です・・・口の部分から足を入れるのだ・・・ -
そしてこちらが、これから公開練習を見に行くFCアウクスブルクのファンショップ。
残念ながらお店は10時開店で、ただいま9時半。
本当はここでグッズを購入してから練習見学に向かって、練習後にグッズにサインをしてもらいたかったのだけれど、何しろ練習が10時から始まるんで、ここで時間を潰しているわけにはいかない。残念無念。 -
ケーニヒ広場の奥に
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トラム乗り場があります。
AVV(Augsburger Verkehrs und Tarifverbund)アウクスブルク交通・運賃同盟
http://www.avv-augsburg.de -
トラムの中はこんな感じ。
駅名は勿論ドイツ語放送のみだけれど、車内には駅名の電光掲示が出るので、それをチェックしておけば間違えない。
降りたい時はバスのように黄色い「降りますボタン」を押す。
また、ドアは自動では開かないので、ドアに付いているボタンを押してドアを開ける(これは電車、バス、トラム共通)。 -
トラム3番に乗って、Landesamt für Umweltに着いたのが9:55。
やばい、練習10時からだから、もう少しで練習始まっちゃう。
ちなみに。WWKアレーナ(FCアウクスブルクのホームスタジアム)で試合がある時は、トラム3番がこの先アレーナまで行ってくれるんだけど、普段はWWKアレーナに行きたい場合は、Landesamt für Umweltで降りるしかない。 -
トラムを降りると、進行方向右手奥にちらりとWWKアレーナの看板が見えるので、それを頼りに一生懸命歩きます。
実は・・・FCアウクスブルク公式サイトを見ても、FCアウクスブルクのプロチームの練習場はWWKアレーナの隣の練習場(Trainingsplätze an der WWK ARENA)としか書いてなくて、住所もWWKアレーナと同じ。
じゃあ、ってんでWWKアレーナをGoogle Mapで見ても、どの隣が駐車場なのか練習場なのかさっぱり分からない。
けど、まぁ、スタジアムに行けばなんとななるだろう!と信じて歩いてたわけです。 -
なんか、近づいてきたっぽい!
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WWKアレーナだ!
で・・・練習場って、どこ?
あたり一面駐車場なんだが・・・ -
と、不安になっていたら、スタジアムの南西側の方に歩いていく人影を発見。
目印は写真奥の低い白い四角い建物。 -
10:15頃、WWKアレーナ横の練習場に到着。
選手もついさっき揃った感じで、練習場内を軽くランニング中。
クラブ公式TV(FCA.tv)のスタッフさんが数名と、地元のサポーターの方々が見学中。
FCアウクスブルク公式
http://www.fcaugsburg.de/cms/website.php
練習の公開日は、Termine(日程)で確認できる。
Profis=プロチーム。öffentlich=公開。
試合が週に1回のリーグ戦のみの場合、火曜日か水曜日が公開練習になることが多い。日程はリーグ戦が終わった翌日あるいは翌々日に発表になる。 -
ボールとか、ビブスとか、低い三角コーンみたいなやつとかは、この青いコンテナに入ってるみたい。
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何しろ風が冷たいので、しっかりミトンをかぶった選手多数。
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見学者は全員で30人いたかどうか?という感じ。
みなさん、寒さよけのためにフードをすっぽり被ってます。
私も、耳が隠れる毛糸の帽子をかぶった上で、ダウンのフードを上から被って、首元はマフラーでしっかり守りましたからね!更に、両手袋の中にはカイロを入れてたけど、それでも最後の方は体の芯まで冷えてたから・・・冬のドイツ、恐るべし。 -
イチオシ
全体でウォーミングアップしたあとは、フィールドプレーヤーとGKは別々に練習をします。
で、自分はGK大好き人間なので、GK練習に貼りつくわけです。
写真手前、ネックウォーマーをバンダナっぽく使ってるのが、FCアウクスブルクのゴールを守る背番号35番、スイス代表GKヒッツ。 -
この練習が面白かったな。
GK本人は2つのコーンの中央前に立つ。
で、GKコーチが「青!」と言ったら、バックしつつ青のコーンの側を回って、飛んできたボールを掴む。 -
けど、コーンは自分の後ろにあるから「青!」とか「黄色!」と言われても、とっさに右か左か分からなくなっちゃうんだよね。
ヒッツは1度、本気でどっちに行けばいいのか分からなくなって固まっちゃって、クスクス笑っちゃって、そんで見学者もニヤニヤしてしまったのでした。 -
ある程度たったところで、フィールドプレーヤーとGKが一緒に練習。
サッカー経験のない自分には練習の細かいことはわからないのだけれど、選手同士がどういう声を掛け合っているのかとか、断片的ながらもドイツ語が聞き取れて面白い。 -
この姉弟は私と同じくGK好きのようで、ずっとGKの動きを見ていました。
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めっちゃ身長高いな!!と驚くような選手はいなかったけれど、着膨れを差し引いてもみなさん体格ががっしりしている。
そりゃあ日本人選手がJリーグからドイツ・ブンデスリーガを始めとする欧州リーグに挑戦して、体の大きさ・当たりの強さに驚くわけだよね。 -
再度、GKとフィールドプレーヤー別々の練習があって、今度はGKは障害物を越えてからボールをキャッチ!みたいな練習などを繰り返す。
飛んだあとすぐに起き上がって再び飛ぶ!みたいな動きが続くGK練習って、本当にハードだなと思う。 -
そのあと、黄色ビブス、青ビブス、黄緑ビブスの3組に分かれて、総当たり戦みたいな練習。勿論、GKも参加。
-
クールダウンがあって、練習が終わったのは11時半頃だから、だいだい1時間半ほどの練習。
その後はファンサービスの時間。現地サポのみなさん、嬉しそうにレプリカユニにサインもらったり、ツーショット写真撮ってもらったりしてました。
なにしろ見学者が全員で30人いるかどうか?って感じだったので、その気になれば全員のサインをもらうことも可能かと。
実際、ほぼ全員の選手・スタッフからサインをもらっていた叔母様がいらっしゃいました。
その方は・・・FCアウクスブルクが大好きな旦那様が近々50歳になるとのことで、アウクスブルクのレプリカユニを着た旦那様の写真が中央に配置された50歳おめでとう横断幕を作成(1畳くらいの大きさ)して、練習見学に持ってきていたわけです。
叔母様は練習場横の小さな台にその横断幕を広げ、引き上げていく選手・スタッフの皆さんに「横断幕にサインをしてくれる?」とお願い。
勿論、選手もスタッフはサインに応じてくれて、叔母様は「ダンケ!(Danke/ありがとう)」の連続。
選手・スタッフはニコニコで「ビッテ!(Bitte/どういたしまして)」「ゲルネ!(Gerne/喜んで)」と返答してました。
長年愛している地元のクラブがあるからこそ、だよなぁと思った場面でした。 -
さて、練習終わったし、体は冷え切ってるし、もと来た道をてくてく戻りますよ。
トラムの駅に着いたのが12:15頃。
うまい具合にあまり待たずにトラムが来てくれたのでこれに乗り、 -
ローテス門(Rotes Tor)で下車。
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野外劇場に沿うようにして歩き、
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門のすぐ横にあるのが、アウクスブルクが誇る人形劇博物館(Augsburger Puppenkiste)。
アウクスブルクガー・プッペンキステ人形劇博物館(ドイツ語のみ)
http://www.augsburger-puppenkiste.de -
私「(たどたどしいドイツ語で)こんにちは。博物館が見たいです」
受付「1人?」
私「そうです」
受付「4.50ユーロね」 -
さあ、貴方もプッペンキステのマリオネットを見るのよ!!!
欧米の人形って、怖いヤツは徹底的にリアルで怖いよね。
鼻が高すぎるのも、平たい顔族の日本人には怖く見える。 -
キステ人形劇団の人形劇はドイツ国内で随分とTV放送されたようで、その放送された作品の世界をいろいろ展示してある。
私はそれら作品を全く知らないわけだけれど、一つ一つの人形に味わいがあって、人形を見るだけで物語の世界が広がる感じ。 -
イチオシ
あひょ〜〜〜ん!
小学校低学年くらいの子供を連れた家族が何組も見に来ていた。
これね、子供だけじゃなくて、大人も楽しい。 -
キステ人形劇博物館を1時間くらいかけて見学して、ただいま13時半。
そろそろお腹もすいてきたし、町の中心部に向かって少し歩いてみることに。 -
元馬小屋、だよね。
-
イチオシ
なんとなく歩いてきたら、聖ウルリヒ&アフラ教会(St.Ulrich und Afra)があった。
せっかくなので、聖ウルリヒ教会の方だけ中を拝見。
受付に親子がいて、少年のほうが建物の配置図を見せてくれて何か説明しようとするんだが、さすがにこっちのドイツ語はそこまで堪能ではない。
なので「私は日本の東京から来た。ドイツ語はよくわからない」と下手くそなドイツ語で言ったら、少年は「東京!すげーーー!」となんだか突然目を輝かせて、日本語の小さな説明チラシをくれた。
教会内部は素敵だったし、少年も頑張っていたので、受付に並んでいた50セントの絵葉書を1枚買ったよ。 -
聖ウルリヒ教会の外観はこんな感じ。
屋根の肩の部分(?)の渦巻きがなんとも印象的。 -
教会正面の太い道、マクシミリアン通りを歩いて行くと、どーーん!と双頭の鷲。
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そうかと思うと、やたらと賑やかに外壁がアートしている建物あり。
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市庁舎前広場(Rathausplatz)に着いた。
左から撤去中のマイバウム、ペルラッハ塔、アウクスブルク市庁舎。 -
この市庁舎前広場に観光案内所がある。
地図が欲しくてちょっと中に入ってみたら素敵な絵葉書があったので数枚購入。
私「このへんに郵便局はありますか?」
係員「あ!絵葉書に切手が貼りたいのね?ここで買えるわよ!」
私「日本宛なんですけど・・・」
係員「大丈夫、たぶん」
私「(た、たぶん・・・?)」
係員「何枚必要?」
私「(絵葉書の枚数を数えて)6枚です」
係員「じゃあ・・・5.10ユーロね。小銭(セント)持ってる?」
私「全然ないです」
係員「なら5ユーロでいいわよ」
・・・と、いうわけで、0.85ユーロ切手6枚=合計5.10ユーロのところ、何故かセント部分割引の5ユーロで購入しちゃいました。
切手って観光案内所で割引価格で買えるもの、なの?? -
14時半でお腹が空いている私は、市庁舎の地下のレストラン、ラーツケラー(Ratskeller)で食事をとることに。
たしかメニューはドイツ語でしか書かれていなかったので、己の乏しいドイツ語語彙から懸命にメニューを解読したような(記憶が曖昧)。 -
写真右奥にちらっと写っているのがラドラー(Radler/ビールをレモネードで割ったもの)。
手前がバイエルンなソーセージサラダ(Wurstsalat)で、パンは4切か5切くらい付いてきた。
そもそも7.20ユーロのサラダってどんなのだ?と思ったらこのボリュームですよ。大皿にサラダがどーーーん!、ソーセージがどどどーーん!!
3年くらい前にドイツ旅行した時は、旅行中にサラダを含む野菜を食べる機会がなかなか無くて、というかそもそも外食のメニューでほとんど野菜を見かけ無くて、どうなってんのドイツ人?!と思った。
けど、今回の旅行で、あれ?意外と野菜を食べるチャンスある?ドイツ人の食生活が変わったのか?という印象。 -
イチオシ
ラーツケラーを出たのが15時半前。
市庁舎の正面に行ってみると「黄金の間(Goldener Saal)の公開は本日は16時まで」との貼り紙。
慌てて市庁舎に入り、入り口すぐのお土産売り場みたいなところで黄金の間のチケットを買う。2.50ユーロだったと思う。
そして、これが黄金の間。
圧倒的じゃないか!!! -
黄金の間の入り口で、日本語の解説冊子を貸してくれたから読んだのだけれど、現物の圧倒的黄金装飾の前に文字情報など軽く吹き飛んでしまったのだった。
-
16時ぎりぎりくらいまで市庁舎の黄金の間を堪能した後は、再度街を軽くお散歩することに。
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大聖堂は外周をぐるっと見て、なんとなく気が乗らなかったので中には入らなかった。
-
突然ですが、アウクスブルクのマンホールの蓋。
松ぼっくりはアウクスブルクシンボルで、市章にも描かれている。 -
可愛らしいチョコレート菓子に心が揺れる。
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そうこうしていたら、なんか粉雪舞ってるんですけど!
・・・ってことで、すたこらさっさとアウクスブルク中央駅に戻ることに。 -
アウクスブルク中央駅に着いたのが17時前。
街灯に灯りがともり、普通に夕暮れ。
そして、めちゃくちゃ、寒い。カイロ持っててマジで良かった。 -
16:55アウクスブルク中央駅発のICEでミュンヘン中央駅(München Hbf)に向かいます。
車内はそこそこ混んでいたけれど、無事空いている席を見つけることができた。
車両中央に設置された荷物置き場に荷物も置けたしね。 -
そうそう。アウクスブルク、ニュルンベルク、ミュンヘン等の地域では鉄道等を利用する際に切符への打刻が必要。
今回私は、長距離移動はジャーマンレイルパス、その他のトラム等の移動も事前にネットから1日乗車券等を購入しているので打刻の必要がない(1日券はA4用紙に打ち出すので打刻機に入らない)けれど、1回券とか回数券を利用する場合は打刻をしないとキセル乗車扱いになるので注意。
ドイツ国内でも打刻が必要な地域と、打刻が不要(というかそもそも打刻機が設置されていない)地域があるので旅行者は要注意。 -
17時半頃、ミュンヘン中央駅着。
ドイツ南部というのはオーストリア・アルプスにつながるわけで、スキーが盛んな地域。というわけで、スキー板を担いだお兄さんとすれ違う(ピンボケだけど。) -
とりあえず、ホテルにチェックインでしょ、ということで、こちらが本日の宿、Vi Vadi Hotel。
そういえば2日連続簡易キッチン付きのホテルに泊まってるけど、簡易キッチンとしてはこちらの方が断然充実してた。電子レンジ、湯沸かしポット、電気コンロもあったよ。 -
ホテルに荷物を置いたら、ミュンヘン中央駅へとって返して夕食。
ドイツの駅のイートインコーナーってお手軽にそこそこのものが食べられるので、便利だなと思う。
そもそも日本と違って改札がないので、エキナカとか駅外とか関係ないしね。 -
夕食後は駅のスーパーマーケットを物色。
ビール群にうっかり圧倒され、とりあえず1本お買いあげ。 -
こ、これは!グリコのミカド(ポッキーの海外版だよね?)!!
ちょこっとおつまみを買って、ホテルに戻ったら19時半。 -
シャワーを浴びて、ベッドでごろごろしつつ、DFBポカール(ドイツカップ)準々決勝:ボーフム対バイエルン・ミュンヘンをTV観戦。
ボーフムも頑張ったけど、2部チーム対1部リーグ1位を独走するチームでは力の差は歴然としていて、お約束通りバイエルンが勝利したのでした。
そんなこんなでミュンヘンの夜は更けてゆく。
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