Ski のワールドカップを観に 旌善へ

2016/02/06 - 2016/02/06

韓国が旧正月連休に入った初日。
旌善で行われている、｢アウディFISスキーワールドカップ｣を観戦に行ってきました！
旌善は俳優のウォンビンとイ・ナヨンが結婚式を挙げた場所として話題になりましたよね。
そして今回行われたワールドカップは、２年後に開催される平昌冬季オリンピックのテストイベントとしての開催でもあり、建設中の新しいスキー場での実施でした。
そのため競技場となるゲレンデ以外はまだ建設段階という貴重な(?!)ところに立ち会えたのもある意味面白い経験になったかな？
とにかく目の前で繰り広げられる世界のトップスキーヤー達の闘いに感激でしたね。
他にも地方都市ならではの温かい人々のおもてなしも印象的でした。

エリア その他の都市(韓国)

韓国が旧正月連休に入った土曜日、江原道サポとして旌善(チョンソン)に乗り込みました。
江原道サポは平日の活動が多く、私は個人的に江原道を旅行することが多いのですが、今回は久しぶりにサポのみなさんと一階に行動です(^O^)v
といっても、旧正月連休なので集まったサポさんは私を入れて6人ほどでしたが……

新しく建設しているスキー場へと到着。
まだ建設途中なので、ゲレンデまでは徒歩移動(^_^;)

そんな建設途中のスキー場へやってきた理由はコレ！
「アウディFISスキーワールドカップ」です。
はいっ！スキーのワールドカップを観に来ちゃいましたよ~
今回のこのワールドカップは、2年後に開催される平昌冬季オリンピックのテストイベントとしても位置づけられている韓国にとって重要な大会になります。

間近でスキー競技を観るなんて初めてだからワクワク〜♪

会場には旌善の日本語ガイドさんの姿も。
これから旌善で行われるオリンピック関連のイベントでも彼女の姿を見かけることが増えるかと思います。
ご覧の通りお茶目でノリの良い方なので、会場で困ったことがあれば彼女の姿を探してみてくださいね。

旧正月連休の初日だったということもあってか、韓服姿のキャラクターもお出迎え！

こちらは何のキャラクターでしょう？
正解は.......カムジャ(じゃがいも)です。
江原道はじゃがいもの産地としても有名で、じゃがいもを使った料理がおいしいんですよねーー。

そしてこちらは何だろう？？雪の結晶がアレンジされているから雪の精ってとこかな？
もしかしてこれが平昌冬季オリンピックのキャラってこと？？
真偽のほどを確認するのを忘れてしまった........
これは次回の宿題とします＾＾；

今回の｢アウディFISスキーワールドカップ｣ではキャラクターのお出迎え以外にも、いろいろなおもてなしが！
こちらの人だかりはなんでしょう......？

あっ！バンビだ〜！

旧正月だからか韓服を着たバンビ(江原道の公式キャラクター) ファミリーのフェイスシールです！

他にもオリンピックのロゴや平昌の文字などをデザインしたフェイスシールがあったけど、こんな時じゃないとチャレンジすることが出来ないからとバンビのフェイスシールを貼ってもらいました♪

そして外国人にだけ渡しているという｢ユンノリ｣というスゴロクのような遊び道具をいただきました！

中身には、お正月おめでとうという文字と、平昌オリンピックを応援する旨のメッセージが書かれていますね。

そのほかにも平昌を代表する｢蕎麦｣のお茶もふるまわれていました♪
寒い時には温まりますね〜
他にも地元を中心とした多数の人達がボランティアとして参加していて、選手だけでなく、見学にきた観客をももてなしてくれてましたよ。
地元愛がなせる技でしょうか？
オリンピックの際にもぜひおもてなしの心で迎えてほしいですね。

ではそろそろ競技が行われる会場へと移動します！

江原道の旌善で行われた「アウディFISスキーワールドカップ」の会場です。
今は滑走路しかなく、観客席やその他施設もありません(^_^;)

VIP席も建設現場の足場のようです。
でも青い空にフューシャピンクが映えてきれいでしたよ~
こういう色使いは韓国では珍しいような気がします。

競技がスタートするまでの間、NANTAの公演チームである「TAPOS」による演奏がありました。
この日は天気も良く、さほど寒くはなかったので観戦客も演奏を楽しむ余裕がありましたね。
屋外、それも雪山ということで、私も重装備で行ったけど、心配していたほどではなく一安心。
観戦に集中出来ます(^_^;)

外国人によるバイオリンの演奏では太鼓とのコラボとなっていて、DRUM CATを彷彿させます。

いよいよ競技がスタートし、選手がジャンプしている姿が見えました！

かなりの高さを飛んでます。

無事着地し最後の追い込みにかけます。

選手が目の前を通過。
たった数秒の出来事です（笑）

選手達の活躍を応援するチアリーダー達。
選手がずっと目の前にいるわけではないので、タイミングを見計らうのが大変そうでした。

今回の競技はダウンヒルです。
コースの前半モニターで観戦し、最後のジャンプのところからは肉眼で……

タイムを競う種目なので、あまり違いはわからないけど、カーブでの回転の仕方、ジャンプからの着地などで、うまく行ったか、ミスをしたかがなんとなくわかりますね。

雪煙とともにガッツポーズ！

(公式ページよりお借りしました)
結果はこの通り、1位ノルウェー、2位イタリア、3位アメリカの選手でした。

こちらは韓国の選手でしょうか？
インタビューに応えていたのですが、カメラを向けたらサングラスを外してご覧の笑顔を撮らせてくれましたよ♪

平昌冬季オリンピックのテストイベントであった今回の大会、運営側や関係者の皆さんがこの大会で得たものをオリンピックに活かしてくれることと思います。

韓国で仕事をしていて思うのが、見切り発車というか、日本のように綿密に計画を立てたり準備することが少ないので、イベントでもその場であたふたする様子を見かけるんですよね(^_^;)

先日のオリンピックフェスティバルもそうだったけど、あと2年でみっちり調整と準備をしてほしいですね。