華麗なる王朝建築と「ソ連」&バルト海を臨む国々を巡る旅：ロシア・フィンランド・エストニア・デンマーク旅行【４２】（2015年秋９日目３ 白眉！ヘルシンキ大聖堂とウスペンスキー寺院）

2015/09/26 - 2015/09/26

SWと絡め11日間の日程でロシアと北欧方面に行ってきました。
ロシアと言えば、学生のころ見た北方領土を監視する薄気味悪い巡視船の姿が浮かび、鉄のカーテンに包まれた謎深く怖い国「ソ連」というイメージがありました。
さらに地球の歩き方を読むと「バウチャー」「ビザ」「滞在登録」が必要など、個人旅行はまず不可能的な書きっぷり。おまけに英語が通じず難解なキリル文字の世界と、旅行しようとする気を阻む要素ばかりで今まで足が向かなかったのですが、世界三大美術館のひとつ「エルミタージュ美術館」に何としても行きたくなりwebで色々調べたところ、ビザ手続き等多少面倒なところはありますが、普通に個人旅行できることがわかりました。
そしていざ行ってみると、全く問題なく個人旅行ができ、エルミタージュをはじめ素晴らしい建築物・絵画、温かい人々、安いビールなどすべてが魅力的で、それまでの暗いイメージを一気に払拭するものでした。
他にも今回旅の中継点としたフィンランドのヘルシンキや、日帰りやトランジットで訪れたエストニアのタリン、デンマークのコペンハーゲンもまた短い滞在ではありましたが、バルト海という美しい海に面したこれまた美しく魅力的な都市にも足跡を残すことができ、今まで以上に充実した旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/18）成田発 ⇒ コペンハーゲン経由 ⇒ ヘルシンキ到着
2日目（9/19）ヘルシンキ発 ⇒ モスクワ到着　午後〜モスクワ市内観光
3日目（9/20）モスクワ市内観光
4日目（9/21）セルギエフポサード・モスクワ市内観光
5日目（9/22）モスクワ発 ⇒ サンクトペテルブルク到着　午後〜サンクト市内観光
6日目（9/23）サンクトペテルブルク市内観光
7日目（9/24）サンクトペテルブルク市内観光　夜〜サンクト発 ⇒ ヘルシンキ到着
8日目（9/25）タリン日帰り観光
9日目（9/26）ヘルシンキ市内観光
10日目（9/27）ヘルシンキ発 ⇒ コペンハーゲントランジット観光 ⇒ 帰国

今回は９日目?です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハカニエミマーケットホールからトラムで「元老院広場」にやって来ました。
（元老院広場・大聖堂12:56〜13:08）

どど〜んと出ました。これです、ヘルシンキの象徴「ヘルシンキ大聖堂」です。

前景の広場と階段が一層大聖堂を引き立てます。

残念ながら右側は修復中のようです。
ただなるベく調和を崩さないように白く覆われています。

元老院広場には銅像も建っています。

観光客はかなりいますが、元老院広場は広いので混雑感はありません。

階段を登っ大聖堂に入ってみます。

閉館時間が細かく決められているようです。

元老院広場の観光客に比べ、大聖堂内にはほとんど人がいなくて静かです。

この画は誰が描いたものなのでしょう。

大聖堂を出て、階段上から元老院広場を眺めます。

広場に沿ってトラムの線路があり、頻繁に行き交っています。

立って大聖堂を見上げたり、階段に座って語り合ったり、観光客たちは思い思いに過ごしています。

とりあえず見たので階段を降り、次なる目的地「ウスペンスキー寺院」に向かいます。
大分雲が増えて来ました。

途中港に出ます。
（元老院広場13:08 ⇒ 13:25ｳｽﾍﾟﾝｽｷｰ寺院）

帆船と思しき船も多数停泊しています。

さて「ウスペンスキー寺院」に近づいて来ました。

この建物はでかいし目立つので市内の至る所から見ることができます。
近くにくるとさらにその大きさに圧倒されます。
（ｳｽﾍﾟﾝｽｷｰ寺院13:25〜13:38）

高台になっているので、大聖堂も良く見えます。

では入ってみます。

と、ドアが閉まっています。
良く見ると貼り紙が．．．運悪くこの一週間は閉まっているようです。

追い打ちをかけるようにパラパラ雨が降って来ました。
北欧の天気は変わり易いのでしょうか、ですが通り雨のようですぐ止みました。

主な見どころはこれで周り終えたので、続いては土産物探索を兼ねて「マーケット広場」に移動します。