南米３大ハイライトの旅【３】クスコ（1/23）

2016/01/23 - 2016/01/23

２泊したリマを発ち、飛行機でクスコへ。
クスコ観光の後、バスと列車でマチュピチュへ。

クスコはこの旅の最高地点で、標高約3400ｍ。
次のマチュピチュはかなり下って、標高約2400ｍ。
高山病が発症するのは高地到達から５〜６時間後で、
その頃には既に標高の低い場所へ降りていることに。

高地では「走る」という行為は厳禁ですが、
クスコでは道路を急いで渡るなどの些細な挙動でも、
空気の薄さが実感できました。

マチュピチュへはスーツケースが持ち込めないため、
荷物は明日宿泊するクスコのホテルに預け、
今日から１泊はリュックだけの旅となります。

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

【シェラトン リマ ホテル & コンベンション センター】

ホテルでの朝食。
昨日と同様にスタートは３時。
温かい食べ物は６時過ぎから。

全体的に美味しかったが、
タマルという料理とメロンジュースが絶品！

ホテルから空港へ。
すっかり慣れた渋滞も見納め。

空港で売られていたコカのお菓子。
コカ製品は日本への持ち込みが禁止されている。

包み紙を持っているだけでも、
麻薬探知犬が反応したことがあるとか。

ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港

【リマ　1030→1200　クスコ】

次の目的地は、インカ帝国の首都。

ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港

すっかり飲みなれたインカコーラとスナック。

コカコーラは、どうしてもペルー国内で
インカコーラのシェアを上回ることができず、
諦めたコカコーラ社は、
インカコーラの販売会社を買収してしまった。

眼下に広がるクスコの町並み。
人口約30万人、予想以上に大きな都市。

クスコ空港に到着。
正式名称はアレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港。

アレハンドロ ベラスコ アステテ国際空港 (CUZ) 空港

小型になったバスで市内の中心部へ。

【La Estancia Andina】

まずはランチ。

高山病に効くというコカ茶。
キヌアのスープとパスタが美味しかった。

アンデスの音楽「フォルクローレ」の演奏。
定番は『コンドルは飛んでいく』と『花祭り』。

大学では民族音楽愛好会に所属し、
真ん中の小さな弦楽器「チャランゴ」を演奏していた。
左の笛は「ケーナ」。

という訳で、ＣＤを買って記念撮影。

チャランゴのコードは今でも指が覚えている。
たくさんの管が並んだ笛は「サンポーニャ」。

しばし自由時間。

どこからともなく現れた２頭の犬。
跳ね回って、水浴びをして、
じゃれ合って、一目散にどこかへ！

君の名は？

【アルマス広場】

地元民と観光客で賑わうクスコの中心地。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

山の斜面に広がる美しい町並み。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

第９代皇帝パチャクティの噴水。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

【カテドラル】

ビラコチャ神殿の跡地に建てられた。

クスコ大聖堂 寺院・教会

【ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会】

「イエズス会」のスペイン語名。
第11代皇帝ワイナ・カパックの宮殿の跡地に建てられた。

ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会

【エル・トリウンフォ教会】

クスコ最古の教会。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

【トリウンフォ通り】

クスコ市街 旧市街・古い町並み

「カミソリの刃さえ通さない」と言われる
インカ時代の精巧な石組み。

クスコ市街 旧市街・古い町並み

【ハトゥンルミヨク通り】

12角の石 旧市街・古い町並み

【12角の石】

宗教美術博物館の礎石のひとつ。
複雑な形の石が、ぴったり組み込まれている。

12角の石 旧市街・古い町並み

【ピューマの石】

右端の部分がしっぽになっている。
（※次の写真参照）

クスコ市街 旧市街・古い町並み

ピューマの石とヘビの石の解説。

クスコ市街 旧市街・古い町並み

添乗員の森田公子さん。
笑顔が素敵で気配り上手。
この旅では本当にたくさんお世話になった。

クスコ市街 旧市街・古い町並み

【サント・ドミンゴ教会】

インカ帝国のコリカンチャ（太陽の神殿）の跡地。
征服者は黄金で覆われた神殿から
欲しいものをすべて取り去って教会を建てた。

大地震で教会が崩れ落ちたとき、
土台の石組みだけは無事だったという。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

隣の隣の部屋まで見通せる窓。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

生贄をのせたという台。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

中庭と井戸。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

フクシアの花。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

初めて見たハチドリさん。
意外に大きかった。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

現地ガイドのアオキさん。

マチュピチュへの列車で同席となり、
貴重なお話をたくさん聞くことができた。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

インカの世界観を表す。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

復元されたインカ時代の石組み。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

再びバスに乗り込み、
オリャンタイタンボを目指す。

絶景ドライブだったが、
寝不足がたたって、うつらうつら。
帰りは暗くなってから通ったので、
この時に寝てしまったのは大後悔。

クスコ市街 旧市街・古い町並み

途中でトイレ休憩。

お土産を売る露店が並ぶ。

トイレよりも絶景に夢中！

ここは何という土地？
観光スポットではないのか！？

眼下に見える村はワイヤバンバらしい。

ロバさん。

リャマさん。（たぶん）
見分けるポイントは耳の長さ？

残念ながら、リャマやアルパカとの
触れ合いは少ない旅だった。
そしてビクーニャには会えなかった。

【オリャンタイタンボ】

クスコから約２時間で到着。標高は約2800ｍ。

この旅までは聞いたこともなかった地名。
予定表を何度見返しても、
なかなか覚えられなかった地名。
ちなみに、略すときは「オリャンタ」で切る。

マチュピチュへの観光客で
ごった返す駅のホーム。

小さな売店。奥にトイレ。

【オリャンタイタンボ　1900→2043　マチュピチュ】

マチュピチュまでの線路は１本だが、
ペルーレイル、インカレイルという２つの会社が、
それぞれ列車を運行している。

我々はペルーレイルの最も安いタイプの列車
「Expedition」を利用。

残念ながら、出発時にはすでに真っ暗。
もし個人旅行だったら、
ここは明るいうちに通るプランにしただろう。

ちなみに、明るい時間帯なら、
景色が良いのは進行方向左側！

車内では飲み物とお菓子がふるまわれる。

車掌さんとの記念撮影なども。

暗闇の中を２時間走り、
マチュピチュ駅に到着。

今日もハードな１日だった……。
カメラを持つ手に力がない。

【エル・マピ】

徒歩10分ほどで今日の宿へ。
村の中心部では最大のホテルらしい。

夕食は苦手な肉を鱒に変えていただく。

美味しかったが、時間が遅かったこともあり、
あまり食欲はなく……。

シンプルながら、とても清潔な客室。

明日の観光に備えてすぐに就寝。