2016/02/03 - 2016/02/03
94位(同エリア327件中)
スイカさん
中国の時刻表を見ていて、急に「乗り鉄」したくなり、大井川鉄道に行って来ました。
SLとアプト(ABT)式列車に乗り、日帰りで最大限乗れるルートを調べます。
観光スポットとして行ってみたかったのは「夢の吊橋」と「奥大井湖上駅」。
これらを入れて作った日程は下記の通り。
7:48 金谷駅発 普通列車(大井川本線)
9:02 千頭駅着
9:25 千頭駅前発 (寸又峡温泉行きバス)
10:05 寸又峡温泉着
〜徒歩で「夢の吊橋」へ
11:20 寸又峡温泉発 (千頭駅前行きバス)
11:50 奥泉駅で下車
12:30 奥泉駅発 (閑蔵駅前行きバス)
12:43 湖上入口で下車
〜徒歩で奥大井湖上駅へ
13:15 奥大井湖上駅発 ABT式列車 (井川線)
14:21 千頭駅着
14:53 千頭駅発 SL(大井川本線)
16:09 新金谷駅着
16:23 金谷駅着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
見ていた時刻表はこれ。これは素晴らしい本です。
中国の寝台列車に乗りたくていろいろ調べていてみつけたもの。
今までネットで調べていたのですが、まともな路線図さえ見つけられませんでした。(中国のサイトは怪しく、危険な感じがするのでなかなか深くは入っていけない…)
この本を制作したのは、東大と京大の2人の学生さんと神奈川新聞社の社員の方。
日本の時刻表と同じ形式の詳細な時刻表や路線図、中国現地やネットでの切符購入方法など、私の求めていたものが全て載っていました。
アマゾンで購入しました(2200円)。 -
7:27 東海道線でJR金谷駅に到着
-
JR駅を出て、すぐ隣のこの小さな建物が「大井川鉄道 金谷駅」
-
窓口で「寸又峡フリーキップ(2日間有効:4200円)」を購入。
7:48 発の列車に乗ります。 -
横向きシートで、景色を眺めたり、駅弁を食べるには向きませんが、客はほとんどいないので、景色を見ながら。持ってきたおにぎりを食べます。
-
8:30
のどかな景色が続きます。 -
塩郷の吊り橋(走行中に撮影)
塩郷駅で降りれば、渡ることができます。
この吊り橋は、県道、大井川本線、大井川の上に架かっています。 -
9:02 千頭駅到着
-
ここから、寸又峡行きのバスに乗車。
(9:25発) -
9:50 寸又峡温泉到着
-
案内看板で「夢の吊橋」を確認して歩き始めます。
この先の行先板に
[夢の吊橋 1.4km]
[飛龍橋 1.8km]
とありました。 -
道すがら、木々の方からガサガサ音がするので、見ていると、猿がいます!
それもたくさんいました!(゜o゜) -
右手には吊り橋、「猿並橋(さんなみばし)」(説明掲示板があります)。
-
10:13 天子のトンネル
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ちょっと怖いです(゜o゜)
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10:17 トンネルを抜けると二股、右は夢の吊橋、左は飛龍橋に続きます。
-
そして、こんな看板があります。
「この先の吊橋を渡りますと、急な階段があります。歩行に自信のない方は飛龍橋方面へ…」
私は迷わず「左」へ行きました(^_^;)。 -
飛龍橋(10:27)
バスの出発時間が11:20なので、かなり早歩きでした。 -
飛龍橋から、吊り橋方向の眺め
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10:33 ぐるっと廻って、ようやく吊り橋の反対側に到着、やっぱり尾崎坂展望台に行ってみます。
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千頭森林鉄道の機関車が展示されています。
「21世紀に残したい自然百景 寸又峡渓谷尾崎坂展望台」とありますが、ヒドイ展望です!!(゜o゜) -
吊り橋方向は木が生えていて、何も見えず、あまりにヒドイです。
たまたま近くに森林パトロールの人がいたので「木が邪魔で何も見えませんが、観光シーズンになれば、枝を切ったりして見えるようになるんですか?」と聞いてみると、年中こんな感じだそうです。「なんでここにしたのかねえ、反対側の方が良く見えるのにねえ」と言っていました…(゜o゜) -
戻って、「夢の吊橋」に降りていきます。
急な階段や細い道が続きますが、大したことないかもしれません。
ここまで来る間に、女性親子組、台湾人女性2人組、3人の若い女性組に会いました。
「急な階段が…」の看板にビビッて、逆ルートで廻っているのは男の私一人でした(^_^;)。 -
10:44 夢の吊橋に到着
向こう側から女性が渡って来ます。足場の幅は40cm、長さは90mです。
彼女らの後にも数人の姿が見えます。
途中には何箇所か退避場所(足場の幅が2倍になっている)が見えます。
「こちらからも1人渡りますよ〜!」と叫ぶと「ハ〜イ」
いよいよ私も渡ります!
(オンシーズンは向こうからこちらへの一方通行になるようです) -
高さ8mなんですが、相当怖い!
トーマスの季節にパンダ娘を連れてきてあげようと思っていたのですが、絶対無理ですね。 -
ほとんど、怖くて足元は見れないのですが、とても綺麗なグリーンがかったブルー!
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吊り橋の中央でなんとか撮影!
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渡るより、キャーキャー言いながら渡って行く女の子を見てる方が楽しい(^_^)
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イチオシ
このビューポイントは「急な階段が…」の看板の二股を右(夢の吊橋)に行けばあります。
「21世紀に残したい自然百景」は、こちらにするべきでは?
(10:54) -
11:15 戻りはかなり急いで歩きました。
11:20発の千頭駅行きに乗ります。
★閑散期のお勧めルートは、「急な階段が…」の看板先の二股を右「夢の吊橋」に行きく(吊り橋到着まで徒歩30分)。
キャーキャー渡って、キャーキャー渡って戻って来る。
飛龍橋は橋自体も眺望も大したことありません。
尾崎坂展望台に至っては、行く価値はゼロです。 -
11:50 奥泉駅で下車します。
弥生時代のような建物はトイレ
(周囲に店や食堂はありません) -
バス停の向こう側は線路で、大井川鉄道 井川線 奥泉駅があります。
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待合室でバスが来る時間まで、駅員さんから情報収集。
湖上入口にバス到着が12:43なので、そこから歩いて行って13:15奥大井湖上駅発の列車には十分に間に合うとのことです。
12:30発の閑蔵駅前行きバスに乗ります。
★奥泉〜湖上入口のバスは寸又峡フリーパスのエリア外なので料金410円必要 -
12:42 湖上入口 下車、(乗客は私1人。バスはトンネルの前で停車。バス停は無し)。
[レインボーブリッジ→]方向へ歩き始めます。 -
イチオシ
12:45 すぐにビューポイント到着(特に看板等はありません)
-
イチオシ
遊歩道や階段を進むと、鉄橋の接岨峡温泉側(トンネル横)に出ます(12:51)
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線路脇には安全通路があり、吊り橋とは違って全く恐くありません。
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長島ダムによってできた「接岨湖(せっそこ)」
とても綺麗なグリーン系です。
奥大井湖上駅へ向かう鉄橋から撮影 -
奥大井湖上駅へ向かう鉄橋から撮影
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奥大井湖上駅へ向かう鉄橋から撮影(歩いてきた遊歩道の方向)
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奥大井湖上駅
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接岨峡温泉〜井川 間は、土砂崩れのために平成27年9月から不通です。
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駅の背後にはコテージがあります。
一階は売店、二階は展望室のようでした、やっていませんでした。 -
ハッピーベル
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千頭側の鉄橋から撮影
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千頭側の安全通路は鉄橋の途中までしかなく、その先へ行くことはできません。
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列車が来ました。
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機関車の後に客車が3台
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13:15 奥大井湖上駅出発(乗客は私一人)
★奥大井湖上駅〜奥泉駅間は寸又峡フリーキップのエリア外なので乗車券360円必要 -
長島ダム駅では先頭にアプト式機関車を連結します。
アプト式機関車は、車輪の間の歯車を駆動させて急勾配を上るのです。(ここからは下りなのでブレーキになる)
この先からアプト市代駅まではレールの間にギザギザが敷設されています。 -
ギザギザ
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長島ダム(走行車両から撮影)
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アプト市代駅に着くと、アプト式機関車を切り離します。
この先は線路のギザギザも無くなります。
★井川線の線路は、幅はJR線と同じですが、車両が軽量のため重量が半分の細いレールを使っています。但し、アプト式機関車(重い)の走行区間だけはJRと同じレールを使っているそうです。 -
運転席。
中央のレバーは通常の車輪の増減速、左側のレバーはアプト式(歯車)の増減速に使うそうです。 -
アプト市代(イチシロ)駅からは、市代吊橋が見えます。
-
奥大井湖上駅〜アプト市代駅周辺地図
-
14:21 アプト式列車は千頭駅に到着
千頭〜金谷間には写真のような普通列車も走っています。 -
SL かわね2号(14:53発)で帰ります。
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SLに乗るには800円のSL急行券が必要です。
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車両
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大井川鉄道ビールを飲みながら駅弁をと思っていたのですが、既にこの時間駅弁など食べ物は売っていませんでした。
さらに、新幹線感覚でビールを窓枠に置いて、お腹が空いているのでしかたなく買った胡麻饅頭の包装をあけているとビールが落下!(゜o゜)
SLは揺れるので窓枠に瓶ビールを置いてはいけません。(350ml缶ビールを飲んでいる人がいましたが、350ml缶は大丈夫なようです(^_^;)) -
1号車だったのでSLの煙が見えます。
乗車率は4人掛けBoxを1組として3〜4割のBoxに客がいる程度でした。
乗り鉄終了です。
★感想:この日のSLは上下各1本。出発時間に制約されるので、SLには乗らなくてもいいかも…、普通列車で移動して、ホームに停まっているSLや鉄橋を走るSLを撮るだけでいいかな。普通列車で移動する場合は千頭駅のすぐ近くに鉄橋があるので、そこが一番行きやすいと思います。
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