世界一異様!?な首都・ネピドー

2016/01/25 - 2016/01/26

今なにかと話題になるミャンマーの首都はヤンゴン（旧称ラングーン）ではありません。平原のど真ん中に造られた純粋行政都市（「都市」と呼べる代物かはなはだ怪しいですが）のネピドーです。このたび行く用事が出来、空き時間にくるっと１時間車で回れる機会があったので、写真を撮ってみました。

エリア その他の都市(ミャンマー)

ネピドー国際空港。車で街中に向けて走り始めてターミナル全体が見えるところから撮影。

ネピドー国際空港 (NYT) 空港

空港から市内へ向かう道路。平日午後１時頃。片道４車線。並走する車がいない。

この日１泊の宿泊先であるケンピンスキ・ホテル。ホテルといっても高層ビルではなく、リゾートホテル風だった。あとで聞いた話では、近くのヒルトンも、こうしたホテル全体の作りはほとんど同じとのこと（建物の内装・部屋は他のホテルと異なるが）。

ホテルにチェックイン後、少しだけ空き時間ができたので、せっかくなので街中を一回りしてみることに。

相変わらず、他に車の通りがない道路（平日の午後）。

国会議事堂敷地の柵。

その柵からはるかかなたに見える（遠すぎて霞んでいる）国会議事堂。

国会議事堂の正門まで行こうとしたが．．．通行止め。ドライバーの話では、国会開会中は、この通り、国会正門前の通りは封鎖されるとか。開会中の割には、まったく出入りがなさそう。

そして、これが、話に聞いていた、片道１０車線道路！

封鎖柵を見えないようにして、あらためて片道１０車線道路。

ただ広い。

ドライバーさんが気を利かせて、別の方向から国会議事堂に近づくべく移動してくれることに。

やっと並走する車に会えました。

やっぱり、反対側も封鎖されていました。

遠くに霞む国会議事堂。どんだけ遠いんだ．．．

封鎖されていたところから振り返った景色。道路、ほとんど地平線、青い空。

ロータリー。真ん中に蓮の花のオブジェ。

次の目的地へ。

ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダのレプリカ、とホテルでもらったネピドーの地図の名所解説欄に書いてある「Uppatasanti Pagoda」が見えてきました。

裸足の女の子（？年齢不詳）たち。

エレベーターでも丘の上まで行けるようです。ブリッヂを歩いていく人たちが小さく見えます。

次へ。めずらしく、片道１車線。

MICC１（ミャンマー国際会議場１）。

道の先に見えるのは．．．．

MICC２（ミャンマー国際会議場２）

ミャンマー国立交響楽団なるものがあって、そのコンサートがあるみたいです。

他にも撮れるものがあるかな、と思いながら街を流したのですが、とにかく撮れるものがない。

そもそも、普通に考える「街」の体をなしていないところです。平原のど真ん中に、無駄に土地を広く使って、ホテル、省庁、公的機関などなどをお互いからかなり離して点在させた、という街づくりです。

建物が道路のすぐ脇に立ち並ぶ、ということにまったくなっていないので、いわゆる「街並み」もないところです。

ここは、「街・町」ではなく、国家機関所在地区、って感じです。