日月潭と文武廟

2016/01/19 - 2016/01/19

日月潭は思い出のある場所です。３姉妹旅行でここに一泊しました。

１９９９年３月のこと、その半年後に台湾大地震９２１がおこったのでした。

文武廟も日月湖の中のラルー島も被害を受けたそうです。

エリア 日月潭周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス

８時半に台中を出発してバスで９０キロ（１時間１５分）の行程。

文武廟に到着です。

最初の門をくぐったところ。

修学旅行生の記念撮影中でした。

階段を上ったところは・・。

文武廟・拝殿です。

横から見たところ。

中央祭壇には関聖帝君（関羽）が祀られています。

裏から見たところ。

これから武廟へ・・。

中央にある九頭の龍の彫刻は文武廟の見どころだそうです。

武廟の欄干に吊されたものは？

文武廟では占いをしてくれるそうです。

その占いの結果、おみくじを枝に結びつけるようにこの鐘のようなものを欄干に吊すんですね。下部に名前や願い事を書いてあります。

偶然、新旧取り替えの場に遭遇しました。

黒い袋が取り去られる方でしょうか。

武聖殿＝武廟です。

「忠義」の文字も戦いに関係がありますね。

天井まで豪華な作りです。文武廟は中国宮殿式の廟としては台湾で最大級のものだそうです

中央には岳飛（左）関羽（右･赤い顔）が祀られています。

「福徳正神」

つまり武廟は人生の成功、商売繁盛などをお祈りするところです。

からくりみくじを引いてみました。
音楽付きです。

黄色いストローに入ったみくじを奥の社から持ってこちらへ進んでくるところです。１０元でした。

さらにもう一段上って大成殿（孔子廟）へ。

大成殿です。

講師の弟子たち。

中央には孔子が祀られています。

文武廟では武人よりも文人のほうが格が上として崇められているため武廟より文廟が上の段に位置しているそうです。

これは絵馬そのものですが薄い紙です。

大成殿のさらに奥は新しく作られた華表と門がありました。

さあ、日月湖の湖畔へ行って見ることに。

文武廟ではちょうど蘭市開催中でした。

８メートルあるという対の獅子像は「三越の社長が寄付したもの」とガイドさんが何回も言っていました。

ここでラルー島（湖内赤丸）の思い出を少し・・。

戦前の台湾は日本の領土だったので、この小さな島にも戦前は神社があり「ラルー島」を「玉島」と名前を変え、広島県にある厳島神社の水の神「市杵島姫命（イチキシマヒメ）」が祀られていました。

戦後は「光華島」と改名され、縁結びの神様である月下老人亭が設けれていました。

日月湖に浮かぶラルー島、１９９９年３月の写真です。観光船でこの島に上陸しました。船から撮ったラルー島。
６ヶ月後に台中大地震９１１がありました。。

縁結びの神様であるこの月下老人像は地震の時流されてしまったと聞いていましたが、湖畔の「竜鳳宮」という寺に移されたそうです。

1999年の台湾大地震後南投県がサオ族に敬意を表わすために光華島を本来のラルー（拉魯）島と名付けたそうです。もともとはサオ族の人々が暮らすほどの大きさのある島だったのが日月潭を発電所の貯水池とするために縮小され、さらに先の大地震で山頂部が残るだけとなって現在に至っており、この島へ上がることは禁止されています。

日月湖は夕日も有名で、ホテルのバルコニーから撮ったもの。コンパクトデジカメ操作も未熟だったので､これが限度です。

湖畔のパフォーマーは、もしかしてサオ族？

日月潭から台南へ移動、お昼は田舎料理ということでビーフンも出ました。

デザートは台湾バナナです。