2013/03/18 - 2013/03/21
3643位(同エリア20583件中)
k.sさん
香港島の山頂以外の観光地をこの二日目で回った。
昨日遅くに寝たにもかかわらず、7時前に目が覚め、九龍公園を散策した。公園内では、既に太極拳を楽しむグループが此処彼処に見受けられた。その動きを眺め、小鳥のさえずりを聞いていると、無性にコーヒーが飲みたくなり、ホテルの前のファースト・フード店の大家楽に入った。コーヒーだけの注文はできず、仕方なくトースト、ソーセイジ、スクランブル・エッグが付いたセット・メニューを食べた。朝食を腹に入れたものの、かなり軽い朝食だったので、予定通り中華粥を食べに行こうか、ということになった。
店は、富記粥品で、モンコックにあるので、バスで移動し、インターネットで調べておいた”鴨肉入り粥”を注文すると、それは昼からのメニューで、朝は食べられない、との返事。今回は中華粥には、相性が悪いと思いつつ、定番の白身魚の粥にオーダーを切り換えたが、味は予感通りいまいちだった。
チムサチョイのフェリー乗り場に着いたのが、10時ぐらいだったと思う。フェリーに乗り、中環(セントラル)に渡り、香港の金融の中心であるセントラルを散策した。かつて私が勤めていた香港事務所も中環にあったので、そのビルを訪ね、ビルの前で写真を撮ってもらった。近代的なビルの谷間で昔ながらの生地商を営む店やお土産物屋が軒を連ねる利源西街と利源東街に挟まれたビルだが、入り口はメイン・ストリートの徳輔道中に面している。香港は一変したが、その狭い一画だけは、私が知る昔の面影を残しているようだった。
友人にも正直に伝えたが、香港とは何十年来の付き合いだが、中環から上環にかけて歩いたことがこれまでなかった。上環・中環で、飲茶で有名な蓮香楼(リンヒョンラウ)と陸羽茶室(ロクユーチャーサッ)にも行ったことがなかった。そこで、友人には、少し道に迷うかも知れないが、付き合って、と断ったうえで、とにかく昼の食事をする、この2つの店の場所を確認するため、地図と通り名が書かれた道路標識を頼りに歩き回った。
道は入り組み、坂道の両脇には、店が並び、昔懐かしい市場の活気が感じられた。私の好きな風景だが、怠慢にも36年経って初めて足を踏み入れた。心配は杞憂に終わり、迷わず蓮香楼と陸羽茶室を見つけることができた。蓮香楼はオールドスタイルの店で、陸羽茶室は、少しきどった店だと店構えで分かったので、今回は、蓮香楼で食事をしようと決め、さらに先の上環を目指した。
上環では、ハンコ横丁で印鑑を頼み、乾物屋街で干し貝柱を買った。来た道を戻るのも芸がないので、ハリウッド通りとキャット・ストリートの骨董品街を冷やかしながら、蓮香楼に戻った。
昼は混んでいるので、かなり待たされると覚悟はしていたが、幸いなことに、直ぐに席に案内された。だたし、勿論相席だった。蓮香楼はオールドスタイルの店との認識があったものの、お椀、皿、箸を自分でお茶で洗って使うのには驚かされた。この香港で今も昔の習慣を意固地に守り続けている店があったとは知らなかった。36年前にタイム・スリップしたような不思議な感覚に引きずり込まれた。友人の分も洗い終わって気付いたが、人々の話し声の大きいこと!小声では友人と会話ができなかった。料理は、売り子が料理名を大声で言いながら、料理を載せたワゴンをひいていた。これも昔スタイルだ。ウエイターが、あれが”シュウマイ”のワゴンだよ、と教えてくれたので、シュウマイ、蝦餃子、蝦の湯葉まきのセイロを選び、食べたが、みな冷めていた。この店で、他にふかひれ入り餃子、鶉の玉子入りシュウマイ、デザートとして、蒸しパンとカスタードクリーム入り揚げ饅頭を食べようと考えていたが、気持ちが萎えてしまって、早々に勘定をし、退散した。しかし、香港が初めての友人の前なので、ポーカーフェイスを守った。友人はこの店を気に入ったのか?オールドスタイルの店としては、一押しだが、私には合わなかった。
食事が終わったものの、何か物足りない。デザートを食べていないのだ、と中環のバスターミナルに行く途中で、マンゴ・プリンを売っている店があったので、買い食いをした。買い食いのマンゴプリンは、合格!
バスでレパルスベイ、スタンレーに向かった。レパルスベイには降りずに、時間の都合で車窓から眺めるだけ。スタンレー・マーケットは、土産物屋がひしめく、結構楽しめる場所で、センスの良い店もあり、値段も手頃だった。友人は奥さん用にバッグを買った。私も色違いの同じバッグを買おうかと迷ったが、家にある家内のバッグの多さを思い、衝動買いをするのを抑えた。
スタンレー・マーケットで買い物をしていた4時半頃、雨が降り出した。日本を出発する前日に香港の天気を調べたが、雨マークがなかったので、傘の用意をして来なかった。仕方ないので、コーヒー・ショップで雨宿りをし、小一時間足止めをくった。
スタンレーからの戻りのバスは、コーホイ(過海)バスといって海底トンネルで九龍側に行くバスに乗ろうと計画していたが、小降りになったものの、依然として雨が降っているので、バス・ターミナルに止まっているバスしか選択の余地がなかった。飛び乗ったバスは、中環に戻るバスで、来た道を仕方なく戻ることにした。
夕食は、チムサチョイのハーバーシティにある広東茶居で摂った。昨日が濃くのある、辛い料理だったので、どちらかというとあっさり系の中華料理を選択した。注文したのは、海鮮と豆腐を土鍋で煮込んだもの、骨付き豚肉の直火焼きと蟹入りチャーハンの三種類で、一番先に運ばれて来たのが、蟹入りチャーハンだった。友人は、その山盛りのチャーハンを見るや、私の顔と山になったチャーハンを非難する目で見た。”こんなに食べられないだろう!”私は、そうかも知れないが、食べようや、と口には出さなかったけれども、とにかく一口食べてみた。食べて吃驚、一口食べて”あっ”、二口食べて”ほっ”。次に腹の底から美味しい、と唸る言葉が出て来る、1年で一品あるかどうかの絶品だった。山盛りのチャーハンは、あっという間に平らになりました!
チャーハンごときで、何を騒ぐ!と叱る方がおられるかも知れませんが、私が香港で食べたチャーハンで確実に3本の指の中に入る美味しいチャーハンだった。他の料理も美味しくいただき、腹一杯になったところで、友人が、「雨が止んでいる!夜景を撮りたい!」と急かすので、時計塔のところまで戻り、九龍サイドから見る香港島の夜景を堪能するまで撮ってもらった。個人的には、香港の夜景は、この九龍サイドから見る香港島が一番綺麗だと思う。
その後、一旦ホテルに戻り、買った物を部屋に置き、昨日行けなかった夜店に繰り出した。ただし、この日の夜店は、ミュウカイと呼ばれている、ホテルから近い夜店にした。そこで、舌の苔をとる、鯨のひげからできた道具を買った。1本10ドルは安い!
行程:ホテル〜九龍公園〜モンコック〜中環〜上環〜中環〜
レパルスベイ、スタンレー〜中環〜チムサチョイ〜
ホテル〜夜店・ミュウカイ〜ホテル
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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九龍公園
早朝には、太極拳を楽しむグループが此処彼処にいます。 -
九龍公園
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九龍公園
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九龍公園
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九龍公園
花の写真を撮る?!その頃の私の頭の中には、そのような行動をとることは、想定外でした。勿論、この写真も友人が撮ったものです。
そういえば、今回の旅行記では、飛行機とホテルの写真も撮っておりません。
香港へ行くのだったら、私にとってキャセイ航空が当たり前で、ホテルについては、ラウンジを使える部屋に泊まるかしていたら、写真を撮ったと思うのですが、B.P.INTERNATIONALの普通の部屋では、触手が動きません。
九龍公園を散歩していましたら、無性にコーヒーが飲みたくなりました。 -
九龍公園
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大家楽(ホテルの前のファースト・フード店)
食事途中のプレートで申し訳ありません。
コーヒーについては、後悔する味でした。近くにスターバックスがあるので、そこまで行くことをお薦めします。
かなり軽い朝食なので、中華粥を食べに行こうということになりました。 -
モンコック付近のミニ・バス
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モンコック付近
付近には脂ぽいにおいが充満しております。友人は話の種にと食べたかったのかも知れませんが、どうも脂ぽいにおいが苦手な私は食べる気が起こりません。 -
富記粥品
香港の口コミで見つけた店です。この旅行で美味しい粥を食べさせる店を一軒でも見つけようと考えていました。 -
富記粥品
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富記粥品
定番の白身魚の粥を注文しましたが、一口食べてがっかりしました。私の舌が覚えている味に程遠いものでした。 -
モンコック付近
街路樹の剪定をしていたので、しばし観察。人数は多いのですが、遅々として進みません。まあ、暑いので、ぼちぼち頑張って下さい。 -
モンコック付近
この大きな通りが、彌敦道(ネイザンロード)です。この道を真っ直ぐ進むとチムサチョイのスターフェリー乗り場に着きます。
オクトパス・カードを持っているので、二階建てのバスに乗って向かいます。 -
スターフェリー乗り場付近
香港島を眺める。 -
スターフェリー乗り場付近
豪華客船も停泊しています。 -
スターフェリー乗り場付近
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スターフェリー (チムサチョイ〜セントラル)
のっぽのビルが、香港金融センターです。 -
中環(セントラル)のスターフェリー乗り場の建物
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中環(セントラル)のスターフェリー付近
写真中央の波打った屋根を持つ建物が、ワンチャイの”コンベンション・センター”。ここで、香港返還の式典も行われた。 -
中環(セントラル)
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中環(セントラル)
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中環(セントラル)
36年前私が働いていたビルもありました。”トン・ミン・タイ・ハ”。
昔ながらの生地商を営む店やお土産物屋が軒を連ねる利源西街と利源東街に挟まれたビルだが、入り口はメイン・ストリートの徳輔道中に面している。香港は随分変わったが、その狭い一画だけは、私が知る昔の面影を残している。 -
中環(セントラル)
トンミンタイハの向えの風景。 -
中環(セントラル)
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中環(セントラル)
道は入り組み、坂道の両脇には、店が並び、昔懐かしい市場の活気が感じられた。私の好きな風景だが、怠慢にも36年経って初めて足を踏み入れた。
香港はどんどん綺麗になり、雑草の輝きを放つ、人間臭さが少なくなってきている。このような、活気溢れる市場はなくなって欲しくない。 -
中環(セントラル)
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中環(セントラル)
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中環(セントラル)
陸羽茶室(ロクユーチャーサッ)。少し気取った店との印象を受けた。 -
中環(セントラル)〜上環への途中
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中環(セントラル)〜上環への途中
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中環(セントラル)〜上環への途中
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上環 ハンコ横丁
印鑑を作ってもらいにきましたが、ヨーロッパの出張仲間に依頼された、遊びの印鑑です。
ヨーロッパの出張仲間とは、今でも仲良くさせていただき、3ヶ月に一度会っております。自分だけはまともで、他の仲間は奇人変人と思っているグループです。総勢8人ですが、1人を除き、ヨーロッパが似合わない面々。会社は違うのですが、何故か気が合って、腐れ縁で付き合っております。 -
上環 ハンコ横丁
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上環〜ハリウッド通り
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ハリウッド通り
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ハリウッド通り
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キャット・ストリート
キャット・ストリートには、西洋人が似合います。 -
キャット・ストリート
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キャット・ストリート
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蓮香楼(リンヒョンラウ)
かなり待たされると覚悟はしていたが、幸いなことに、直ぐに席に案内された。だたし、勿論相席。蓮香楼はオールドスタイルの店との認識があったものの、お椀、皿、箸を自分でお茶で洗って使うのには驚かされた。私が香港にいた1977年にタイム・スリップしたような感覚を覚えた。
不思議ですね。お椀、皿、箸の洗い方を体が覚えておりました。 -
蓮香楼(リンヒョンラウ)
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蓮香楼(リンヒョンラウ)
注文したシュウマイ、蝦餃子、蝦の湯葉まきのセイロ。全て冷めておりました。怒りに打ち震えておりましたが、大人気ない振舞いはしませんでした。香港が初めての友人もいるので、ポーカーフェースを保ち、食べ終わった後、静かに店を出ました。 -
蓮香楼(リンヒョンラウ)〜中環バス・ターミナルの途中
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蓮香楼(リンヒョンラウ)〜中環バス・ターミナルの途中
この辺りで、マンゴ・プリンの店を見つけ、買い食いをしました。食後のデザートは必要です! -
スタンレーの海岸
スタンレー・マーケットの写真を撮ろうとしたら、ハンコ屋のおばちゃんにえろう怒られたので、カメラを仕舞いこみました。ついては、スタンレー・マーケットの写真は一枚も撮っておりません。
女性の金切り声には降参するのが一番だと思います。 -
スタンレーのコーヒー・ショップ
雨宿りです。コーヒー1杯で、1時間ねばりました。 -
広東茶居(チムサチョイのハーバーシティ)
蟹入りチャーハン。誰が何と言おうと、絶品チャーハンです! -
広東茶居(チムサチョイのハーバーシティ)
海鮮と豆腐を土鍋で煮込んだもの。これも美味しかったです。 -
広東茶居(チムサチョイのハーバーシティ)
骨付き豚肉の直火焼き。不味くはないが、これは量が多すぎた。 -
チムサチョイのフェリー乗り場付近
雨も止んだので、フェリー乗り場付近に戻り、香港の夜景を撮った。香港の夜景は、この九龍サイドから見る香港島が一番綺麗だと思う。 -
チムサチョイのフェリー乗り場付近
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チムサチョイのフェリー乗り場付近
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チムサチョイのフェリー乗り場付近
この後、一旦ホテルに戻り、買った物を部屋に置き、昨日行けなかった夜店に繰り出した。ただし、この日の夜店は、ミュウカイと呼ばれている、ホテルから近い夜店にした。そこで、舌の苔をとる、鯨のひげからできた道具を買った。1本10ドルは安い!
騙されたと思って、使ってみて、と強引に誰彼かまわず押し付けたので、10本程買ったが、手元に残っているのは、1本だけ。
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