スイスから帰ると、もうお別れに向けての日々が始まりました。<br />お茶におよばれしたり、インスブルックの観光をしたり、知人を日本食レストランにご招待したり、、、。<br /><br />最後の日々を過ごした、家族の備忘録です。

2011年、お孫ちゃま連れで、オーストリア＆スイスの旅(6) お別れに向けて、そして帰国。

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2011/05/10 - 2011/05/31

275位(同エリア351件中)

#街歩き

エリア

チロル(オーストリア)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 家族旅行

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

スイスから帰った翌日は、孫２号の8才の誕生日でした。
娘さんの家のお茶におよばれ。
お父さんお母さんも来て下さり、ハピーバースデイをして頂きました。

「今日は妹の誕生日でした。
いちごケーキがありました。ケーキにロウソクを立ててもらって、うれしそうでした。
マリアンネに２０ユーロをもらいました。僕はオーストリアにいる時誕生日でいいなーと思いました。
私の撮ったビデオを見ながら、楽しい時間を過ごしました。
お宅訪問は、楽しいです。

後ろには暖炉も見えています。
モダンな家ですが、昔からのタイルの暖炉が素敵です。
３階建ての家。
窓の外は自然が一杯です。
3階のキッチンから外に出られる、斜面を利用した設計です。
芝生の庭で、バーベキューを楽しんだりバトミントンや卓球も楽しめる広さです。

向こうには、ブレンナーアウトバーン。
正面の山にはスキーのリフトも見えます。
インスブルック郊外の、スワロフスキー・クリスタルワールドに行きました。
緑に覆われた巨人の顔が入口。

建築好きのババちゃんは、緑の巨人より蛇籠の塀に目を奪われました。
ダンス
ピラミッド
クラゲ
東洋の展示もあります。
龍
スワロフスキー社は、インスブルックから東へ約15kmに位置します。
工場と体験型ミュージアムがあります。
私たちは車でしたが、シャトルバスもあります。

2015年、大幅に改装されました。
インスブルック市街。
凱旋門
黄金の小屋根
ロココ様式の飾り漆喰が美しい、ヘルプリングハウス。
ホーフガッセ
やはり、孫たちの興味はこちらに。
彼らが興味を示したのは、
トラム。
パフォーマーのおじちゃん。
ゴミ箱。
日本よりカッコイイそうです。
キティちゃんのガチャガチャ。

なので、ババちゃんは王宮も聖ヤコブ寺院にも行けませんでした。
オーストリアに別れを告げる２日前、知人を日本食レストランにご招待しました。
インスブルックにある、日本人経営のレストランKAI 甲斐です。

お料理の説明を、お店の方にして頂きました。
お父さん、お母さんは初めての日本食です。
私が席を外していた時、大変なことが。。。

「クリスティーネは、日本の料理を知らないから、わさびをそのまま食べてしまいました。からい顔になっていました。
大変です。大急ぎで水を持って行きました。
でも、笑ってしまいました。」

握り寿司の隣に、わさびが盛ってありました。
それをフツーに口に入れてしまったようです！

でも、和食は皆さんにとても喜んでいただきました。
息子さんは、後日友人と行かれたそうです。
ホテルともお別れです。

レトロな部屋のキーです。
夜遅くなる時は、このキーを持って外出していました。
バックの中が、ズシリとしました。
朝食のセット
私たちの席
ホテルのレストランのウエイトレスの方々。
チロルの衣装が綺麗でした。
５月３０日。
Matreiの駅ともお別れです。
いつもは線路側からの写真でしたが、最後に正面から。

「今日はオーストリアから帰ります。
朝、ホテルのお兄ちゃんが駅まで車で送ってくれました。
途中、マリアンネとジョセフの家にお別れを言いに行きました。
とても喜んでくれました。いつまでも元気でいてほしいです。」
列車に乗る前に、毎日通っていたスーパーにお菓子を買いに行きました。
ベルトコンベアーに載せて、お金を払って、さっと袋に入れてレジを離れます。
３週間も買い物をしていると、彼らはもうプロです。
インスブルック駅のプラットホーム。
ミュンヘンまで、ローカル列車で。
飛行機は夜なので、ミュンヘンの街を散策しました。

カールス広場に面した、大型玩具店オプレッターに行きました。

「時間があったので、ミュンヘンで買い物をしました。
ババちゃんにお小遣いをもらったので、自分で決めた筆箱をレジまで自分で持って行きました。
２７ユーロを２４ユーロにしてくれました。
NAVIS小学校のお友達と同じ筆箱です。」
やはりアイスクリームです。
３週間前は、はじめての外国で緊張していたのですが、今日は自分の街を散歩しているようにリラックししていた孫二人です。
早めにミュンヘン空港に着きました。

「荷物を預けて、検査の所に行きました。
飛行機が見える所で、パソコンやゲームで遊びながら出発を待ちました。
夜の９時頃出発しました。
僕の時計を、日本の時間にあわせました。7時間進めました。
それから、ゲームをしたりビデオを見たりしていたら、ご飯がきました。
僕は飛行機でご飯を食べるのを、楽しみにしていました。
美味しかったです。」

「飛行機の中でずーと寝ていて、ババちゃんに起こされた時は、もうすぐ日本だと言われました。
２回目のご飯は、寝ていて食べれませんでした。
３時半ころ、成田空港に着きました。
それから、入国手続きを一人づつしました。
パスポートを渡したら、しんさのおじさんが「お帰りなさいのはんこだよ」と言って、スタンプを押してくれました。
それから小さな飛行機に乗り換えて帰りました。
荷物の所にお母さんとお父さんがいました。
久しぶりだと思いました。
これで、僕のヨーロッパの旅は終わりました。」