2011/05/10 - 2011/05/31
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TENKOさん
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オーストリアの小学校は、日本と同じで6歳で入学します。
フォルクスシューレとは、1年生から4年生までの基礎教育の小学校。
私たちがお邪魔した小学校は、1年生から4年生までの全校生徒59人。
朝7時半頃から授業が始まり、11時過ぎに終わります。
授業は、午前中の4時間だけです。
折り紙で遊んだり、日本の話をしたり、二日間とても楽しく過ごしました。
子供たちは、ドイツ語が理解できなくてもすぐ仲良しになり、世界は一つと感じました。
オーストリアの学校制度では、4年生になると自分の将来を決めなければなりません。
職業訓練の学校に行くか、あるいは大学まで行くかを決めます。
私の孫1号は、11歳。
彼にこの決断が出来るかと、つくづくと顔を見つめてしまいました。
ほとんどの生徒はGimnasium(ギムナジウム)という一般教育中・高等学校に進むようですが、
一部の生徒はHauptschule(ハウプトシューレ)という、手に職をつける学校に進みます。
もちろん今では技能を学ぶだけではありませんし、地方ではまだギムナジウムがない町もあり、ハウプトシューレしか選択肢がない場合もあるようです。
大学進学者は、通常一般教育高等学校終了後、大学入学資格(MATURA)を取得して進学します。
HauptSchuleから一度社会に出た人でも、このMatureをとれば大学入学資格が得られます。
いろいろなターニングポイントがあるオーストリアの学校制度です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
私たちが滞在しているMatreiのあるWipptal(ヴィップタール)から、東に入るNavistal
(ナヴィスタール)。タールとは、谷というドイツ語です。
谷の左上の道路を通ってNavisの村に向かいます。
道路は凍結しています。
一歩間違えば(ホテルの運転手のお兄さんが!)この谷底に真っ逆さまです。 -
Navis小学校。
木造2階建ての小さな学校です。
村の中心地にあります。
前はスーパーマッケット。道を隔てて向かいは教区教会があります。 -
玄関を入れば、すぐホールです。
ホールや廊下には、生徒達の作品が飾られています。 -
ホールの壁絵。
1、2年生は1階のホールで、ジャケットと靴を脱ぎ教室に入ります。 -
窓には、「おもてなし」が。
-
1年生の教室に入りました。
自己紹介をして、お土産の面白消しゴムと日本語(カタカナとひらがな)で名前を書いた一筆箋を渡しました。
男の子には、サッカーボールの消しゴムが一番人気。
和紙も興味深いようでした。
1年生は犬の折り紙を折ることにしました。 -
みんな大きな鉛筆入れを持っています。
コマも折って持って行きました。
競争でクルクル回して遊びました。 -
上手に「犬」が折れました。
-
こっちも見て見て!
1年生のお友達です。
孫2号は2年生なので、チョッピリ大きいです。 -
整列。
-
黒板です。
足し算や引き算を習っています。
翌年、学校はリフォームされました。
ですので、最後の黒板です。
IT満載の学校は、2012年旅行記にUPしようと思います。 -
教室の後です。
1年生からパソコンが使えます。
てんとう虫の絵。
子供は、日本と同じ絵をかくんだなぁとチョッピリ愉快になりました。 -
教室の横。
いろいろな絵や教材があります。 -
ニワトリは「HUHN 」(フーン)です。
-
1年生の教室に、チロルの新聞社の方が来られました。
私たちのことが、地方版の記事になっちゃいました。 -
昨年、40年ぶりにマトライを再訪した女性が、今年孫二人を連れてNavis小学校を訪れ折り紙で交流をした。
日本は津波で大きな被害を受け、彼女は心を痛めている。
等、記事になりました。
後日談。
帰国して、夏休みに孫たちと東北の被災地を訪れました。
オーストリアの人たちの真心と義援金をお渡しすることができました。 -
2年生の教室。
漢字で名前を書き自己紹介しました。
縦書きは珍しいです。 -
日本の勉強をして待っていてくれました。
着物がチョッピリ、、、。 -
2年生の教室の後ろ。
-
2年生で、九九を習っています。
日本語で九九を言って、喝采をうけました。 -
2年生も犬を折ります。
-
難しいなぁ。
-
鉛筆入れには、たくさんの鉛筆やマーカーが入っています。
-
完成。見て〜。
孫娘と同級生なので、理解できないドイツ語とジェスチャーで盛り上がっていました。 -
階段を上がって、3年生の教室へ。
こんな風に脱いだジャケットを掛けています。
通学用の靴も脱いで、室内用の靴に履き替えます。 -
コの字に机を並べて授業をしていました。
「お邪魔しまーす」 -
3年生からは、折り鶴です。
「みんな、難しそうに折っていました。分からないので僕が教えてあげたら、みんな「アー」と言っていました。」
孫2号の日記です。
「ア〜」は世界共通なのですね。 -
「怪我をしているお友達がいました。僕が手伝ってあげました。
ギブスにハートが書いてありました。
僕も日本語が書きたかったけれど、恥ずかしいので言えませんでした」 -
みんな真剣に何を見ているのでしょう。
実は、ババチャンが授業をしているのです。 -
3年生は社会科で、世界地図の勉強をします。
左が日本から持って行った「世界全図」です。
日本の地図は、日本を中心に書いてあります。
オーストリアの地図は、もちろんオーストリア(ヨーロッパ)が真ん中です。
このような違いを、彼らは初めて知ったようです。
孫も、日本が端に書かれているのでびっくりしていました。
日本のお勉強をしました!
忘れないでね。
今日はこれで終了です。 -
翌日。
今日もNavis(ナヴィス)に来ました。
学校の前の教会です。 -
小学校。
外壁に壁絵があります。 -
校舎の横に芝生の広場があります。
日本で言う校庭はありません。
9時過ぎに2時間目が終わり、今は大休憩です。 -
大休憩を利用してお弁当を食べます。
遠くの子供達は、6時頃起きて、6時55分のバスに乗るのでお腹がすきます。
ただ、お弁当といってもパンやバナナがコロンと、弁当箱に入っていました。
孫は目を丸くして、弁当の中身を見つめていました。
ここでもキティちゃんは大人気です。 -
後は適当に遊んでいます。
「ナビス小学校に着いたら、みんながすぐに声をかけてくれて、みんなでフラフープで遊びました。
9時30分、大休憩が終わります。
これから3時間目、4時間目の授業が始まります。 -
今日は4年生の教室に入ります。
壁には、キリスト受難の道の物語も貼られています。
チロルのすべての小学校ではないと思いますが、この小学校では聖人の勉強もします。
クリスマスには、子供達が村の教会で賛美歌を歌うようです。 -
教室にはこのような棚があり、教材も入っていました。
-
教室の後ろ。
全教室にパソコンがありました。
1年生からパソコンの授業があります。 -
まず犬を折ります。
さすが4年生。あっという間に折りました。 -
次に鶴を折ります。
最初は手こずっていましたが。。。
「分からないと言われて、教えてあげました。
サンキュと言ってくれました。
ワッチャ ネイム? と言われたので、アイム ユウワって答えたよ。
英語がくせになりそうでした。」
孫2号の、英会話デビューです。
いつもはハローの一言なので。
この交流を見ていて、ババちゃんは孫2号をこの学校に留学させたいと企みました。
親に話すと「あなたが付いて行こうと思ってる?」と却下されました。
残念!!! -
さすが4年生。すぐ飲み込んでくれました。
オーストリアの学校は9月から始まり、6月で終わります。
この子達は、進学について難しい選択をしたのでしょう。
あと1ヶ月あまりで卒業です。 -
4時間目は1年生の教室に行きました。
「STORCH」はドイツ語で「コウノトリ」です。 -
仲良くなったお友達が「ここに座って」と呼んでくれました。
-
お兄ちゃんは、男の子の隣に座ります。
-
今日は保健師さんに来て頂いて、歯磨きの勉強です。
-
「1・2・3・4・5」
「アインス・ツヴァイ・ドライ・フィーア・フュンフ」
覚えたドイツ語の単語が増えました。
孫は日本に帰ってからも、歯磨きの時は「アインス・ツヴァイ〜〜」でした。 -
使った歯ブラシとカップを、お土産に頂きました。
-
とうとうお別れの時が来ました。
1年生のみんなと、記念写真を撮りました。
私にとっても素晴らしい経験でした。
孫がいなかったら、このような体験はなかったでしょう。
素晴らしい二日間でした。 -
ジャケットを着て帰りの支度です。
-
4時間目が終わると、生徒達はすぐ帰ります。
掃除当番はありません。
専門のスタッフが来て、全教室や図書室、職員室、トイレなどの掃除をしてくれます。
「日本は掃除当番があるよ」と話すと「え〜〜っ!」とブーイングで気の毒がってくれました。
「給食はあるよ」というと、羨ましがられました。
孫は11時過ぎに帰る友達を見送ってうらやましくなりました。
「外国の学校はいいなと思いました」 -
ランドセル。
日本のランドセルより、一回り大きいです。 -
ランドセルを背負って、先生に見送られて「Bis morgen」(また明日)
-
私たちには「SAYONARA」と挨拶してくれました。
-
孫達は素晴らしい経験をすることが出来ました。
あっという間に仲良くなり、私が気がついた時には手を繋いでいました。
いつの日か、彼らと再会することができるでしょうか。
その日まで、Auf Wiedersehen。さよなら!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅するうさぎさん 2016/01/11 18:18:48
- 素敵な旅行記ですね。
- TENKOさん、こんにちは。
チロルのフォルクスシューレの旅行記、拝見しました。
お孫さんと、色々な学年のクラスに行かれ、
授業もされたのですね。
オリガミや地理の授業がとても楽しそうです。
教室内の装飾がカラフルで良いですね。
授業が早く終わっていいなぁ〜と思う反面、
4年生になると、自分の将来を決めなければならないのは
大変なことですね。
ナヴィスタールは綺麗な所ですね。
坂がきつくてビックリです。
その土地ならではの学校の壁絵が素敵です。
内部のホールの壁画は、動物が沢山いるので
ノアの箱舟でしょうか。
キティちゃんはチロルでも人気ですね。
キティちゃんのガチャガチャ、キティちゃんのアイスなど、
私も村のスーパーで見たことがあります(^^)
女の子が可愛いものが好きなのは、世界共通ですね。
お孫さん達も、日本の学校では体験できない
貴重な経験をしたのですね。
素晴らしい情操教育になったのではないかと思います。
旅するうさぎ
- TENKOさん からの返信 2016/01/12 16:55:18
- RE: こんにちは。
- 旅するうさぎ様
旅行記を見て下さり、投票コメントもありがとうございます。
チロルの小学校もいろいろ興味深く、写真がハテナ?なのですが、旅行記としてUPさせて頂きました。
孫たちも貴重な体験をしました。
孫がいたおかげで、普通の旅行では行けない所を訪れることが出来たと思います。
翌2012年に、学校がモダンにリフォームされました。
でも、外壁や室内の壁絵はそのまま保存され、大切にされているのだなと感激しました。
また旅行記を書こうと思いますので、比べて下さい。
ナヴィスも素敵な谷です。
ただ、いつ行っても小学校に入り浸っていたので、村歩きはほとんどしていません。
実は、この小さな小学校の校長先生が41年前出会った9歳の少女です。
なので、よく遊びに行きました。
今年の夏は、シュトゥバイタールに滞在しようと目論んでいますので、ヴィップタールから入る小さな谷への再訪は、来年になりそうです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
TENKO
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