Portland & Sanfrancisco 2015 （No.4 デイビスからサンフランシスコへ）

2015/10/19 - 2015/10/28

デイビスとサクラメントはコンパクトで美しく素敵な街でした。

旅は早くも後半。久しぶりに再会した友と名残惜しいですが、サンフランシスコへ向います。
サンフランシスコはサンフランシスコ空港から日本に帰るために、寄っただけでした。ポートランドに乗り継ぐのにも、デイビスにいる友人に会うのにもちょうどよかった場所でした。だから特に目的とか興味もなく、時間があえばステイすることもなかったかもしれない。
1泊だったのはそのためです。
でも、全く予想外に良くて、全然時間が足りませんでした。

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

誰かと一緒にいると、一人旅の緊張度が違います。
デイビスの3日間は、そんな緊張感も和らぎのんびり過ごすことができました。
友人との時間も名残惜しいですが、サンフランシスコへ戻ります。
デイビスの街角の小さなcoffee shopで簡単な朝食。

コーヒーとドーナツ。
手作りの美味しさ。

来た時と同様Amtrackでサンフランシスコへ。
アメリカの広大な景色は眺めていて楽しい。
川の向こう岸にも小さな街が見える。

AmtrackからBARTに乗り換えます。
車内で若者が演奏している。正直、そんなに上手くないのだけれど、礼儀正しく真面目に演奏している。車内にいる乗客も曲が終わる度に拍手。とても良い雰囲気でした。
パリなんかだと、割と冷めていて（チップをせがまれるからというのもあるけれど）ここでは、みんな若者頑張れよと応援している雰囲気。自然とチップを渡したくなります。

ホテルにチェックインをして、早速サンフランシスコの街歩き開始。
デイビスやサクラメントに比べて、大分肌寒いです。

とりあえず、カフェめぐりでもするかと訪れたSightglass Coffee。
ここで一気にサンフランシスコの印象が変わりました。
カフェのエントランスに好感。

中に入って、ドリンクをオーダーしてロフト席につきます。
ここも、いわゆるサードウェーブ的な位置づけになるのだと思います。
店の大部分を占める焙煎機で、もくもくとスタッフが作業をしています。

1Fを見下ろすように、ロフトスペースは客席とオフイス。
ひとつのスペースの中に、焙煎工場、カフェ、事務所がある。
事業の流れを空間を使ってイメージ化しています。あたり前といえば当たり前ですが、これはとても良いアイデアと思いました。働くほうも、お客さんも、ひとつの舞台の中で主人公になり臨場感を作っているのです。おまけに適度な緊張感とゆるさを作っているのだと思う。

広い店内でキビキビ働くスタッフ。様々な客層。ただよう空気感がとてもよい。
ここしか見ていないのに、サンフランシスコが一気に気に入りました。

ポートランドで火がついたレコード熱。
サンフランシスコもいくつかレコード店があると聞き行ってみます。
ここでも数枚購入。

夕飯はホテルのすぐそばのビストロへ。
昼過ぎに見た時は列をなして人気店のようでした。
Yelpによると、まずまずの評価。
中途半端な時間だったためか、すんなり入れました。

小さい店だけど、お客さんも店員もたくさんいます。
早く出せよと言わんばかりのウェイターが料理待ち。

肌寒かったので暖かいスープと決めていました。
頼んだのが、これ。オニオングラタンスープ。
うまいです。
でも量が半端ありません。
結局半分くらいしか食べることが出来ませんでした。

メインはやはりハンバーガー。
付け合わせのフレンチフライもたっぷり。
こちらは頑張って完食。
この旅で胃が大きくなった気がします。

お腹もいっぱい。疲れも適度に出てホテルに戻ります。
ホテルがレストランのすぐ横でよかった。
サンフランシスコはやはり夜は少々緊張感あります。

ホテルの部屋はいたって簡素。
大きなベッドひとつのワンルームです。
天井のファンのついた照明がレトロで、ベッドに横になってボーッと眺めていたらあっという間に眠くなりました。
さて、明日はこの旅最後の1日。
深夜便のため、夜までサンフランシスコを楽しむことができます。