2014/11/28 - 2014/11/28
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アルデバランさん
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バッハは38歳の1723年に教会音楽から離れていた田舎町ケーテンから、
当時ザクセンの一都市とはいえ河川交通の要衝として繁栄を極めつつあったライプチッヒの聖トマス教会のトマスカントールとして赴任し、65歳で亡くなるまでの27年間、この地で数多の名曲を世に生み出しました。
仕事の内容は多忙を極め、毎週、日曜ごとの礼拝用のカンタータを作曲、練習してトマス教会とニコライ教会で交互に演奏の繰り返し
ストックを貯めているのが普通ですが、バッハはそれもなく、PCもプリンターもない時代、練習に向け楽譜は家族総出で写譜したそうです。
そのかたわら、カントールとしてトマス学校の先生も勤め、折に触れて受難曲やオラトリオの作曲も…
唯一の楽しみは当時大流行したコーヒー
スタバやドトールはなかったけど、ライプチッヒには他に有名店が沢山ありました。
ではその珈琲店じゃなくてトマス教会を中心にトマスキルヒホーフを巡って見ましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
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3泊した宿の部屋を紹介します
トマス教会から歩いて3分の絶好の場所にある
Say Cheese Leipzig Hotel & Hostel?の8人用ドミトリ
ちなみに、この散らかり具合の犯人は私ではありません… -
で、外観
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1軒とんだ隣が有名なカフェ・バウム
1720年開店と言うから、バッハも行ったんでしょうね。 -
なんせコーヒーカンタータを作曲したほどだから…
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朝だからまだ閉まってるけど
一人だけど、折角だから後で来ようかな…
シューマンも常連で一人で来ていたみたいだし。 -
8時です
でもマルクト広場はこのとおり -
トマス教会の周りを朝の散歩のつもりがマルクト広場に…
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今はライプチッヒ歴史博物館となっている旧市庁舎の前をウロウロしますが…
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まだこの時間、開いてません
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一昨日、昨日と夜、真っ暗な中でのトマス教会でしたが、全景をこの目でしっかり
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あの塔の上
上れるのかな?
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トマス教会の南側、バッハ像がある広場
正面にトマス学校、右側がトマス教会、左側にバッハアルヒーフ・ミュージアムがコの字型にならぶ、いわばトマス教会の中庭です -
トマス教会の隣にある教会付属のトマス学校があった場所
現在は教区監督庁になってます。
あのリヒャルト・ワーグナーはここ、ライプチッヒの生まれですが、少年時代トマス学校に学びました
バッハとはちょうど100年後です -
四角と丸い碑が仲良くならびます…
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バッハはトマスカントールとしてトマス学校の教師も兼ね、住居はこの学校の宿舎に住みました。
ただし、当時のトマス学校は教会とは直角に建っていたのですが1902年に焼失してしまいました。 -
この記念碑のサインはバッハの二度目の妻、アンナ・マグダレーナのサインでしょうか
1701-1760は彼女の生涯です -
トマス学校(教区監督庁)とトマス教会の間には「トマスショップ」があります
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中に入ると…
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バッハ関連の書籍や絵葉書、CDとか記念品が売られてます
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あら〜
12月5日、6日って来週ね
ここで「クリスマスオラトリオ」やるんだ! -
で、今週のプログラムは?
今日の18時から「モテット」
明日の15時からカンタータ70番です
やったね!
今日も明日も聴いちゃおっと… -
トマス教会のブロンズ製のミニチュアもありました
いくらなんでもこれは売り物じゃあないよね -
トマス学校(教区監督庁)の中に入ってみました
バッハも勤めたトマスカントール -
私の学生時代、トマスカントールはかのハンス・ヨアヒム・ロッチュでしたが、今はゲオルク・クリフトフ・ビラーです
ドアは閉まってました -
トマス学校とトマス教会の西側にまわってみます
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あらら
これは…
ゲヴァントハウスをスタート地点としてライプチッヒの音楽史跡を巡るコースの17番目にトマス教会が…
ちなみに16番目は左に220mでホテル・デ・ザクセ、18番目は右に80mでバッハ博物館です -
トマス教会の西側正面入り口
マルクト広場からは反対側なのでどうしても裏側というイメージです -
バッハの聖地
トマス教会の中に入ってみます
ちょっと変わったヴォールトです
当時とはずいぶん違っているんでしょうけど… -
内陣方向
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内陣にバッハの墓誌、洗礼盤、その奥に祭壇と思ったのですが…
あれれ、パウロ祭壇が無い! -
祭壇は一体何処に?
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みんなでワッショイ
バッハが再婚後もうけた沢山の子供たちも受洗した洗礼盤 -
そして内陣両側の壁にはお偉方…
歴代教区監督のお歴々が今でも見守ります -
で、背面は…
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二階にあるザウアー・オルガン
かのカール・リヒターは1949年から51年にかけてトマス教会でオルガニストをつとめていましたが、これを弾いたんですね -
そしてもう一つ、北側側面
2000年に完成の堂々たる新バッハオルガン
こちらはバッハのオルガン曲演奏用です -
目を南側の側面に転ずると
側廊の柱が邪魔ですが綺麗なステンドグラス… -
ちょうど新バッハオルガンの対面にはバッハのステンドグラスです
1885年のネオ・ゴシック様式への内装改修時に5つのステンドグラスが企画されました。 -
でも、このステンドグラスだけは反ユダヤ主義団体の反対にあって未完のままでしたが、約100年後の1997年に晴れて完成
この髪型でもうわかるよね。
誰あろうフェリックス・メンデルスゾーン
マタイ受難曲を掘り起こした功績で勲一等… -
その他にも、ここで説教もしたマルティンルターがお決まりのポーズで…
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さらには、知らないおっちゃんが空を見上げたり…
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なにか記念碑のようなものもありました
バッハがどうしたの?
内容は不明です -
右側の側廊の突き当りには宝物館でしょうか、よくあるよね教会とか神社には
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楽器が沢山展示されてました
バッハ関連の資料館です -
貴重そうな資料も…
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1731年3月18日の演奏会のプログラムでしょうか…
ヨハン・セバスティアン・バッハ氏の指揮による
1曲目:不明
2曲目:不明
3曲目:不明 -
一方、左側の側廊の突き当りの柱の根元にも十字架
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トマス教会を出て新バッハ像が向いてる先の建物は…
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バッハファン垂涎の地トマス教会と肩を並べる、もう一方の場所…
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アイゼナッハと双璧をなすバッハ博物館、バッハアルヒーフです。
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2008年から2010年にかけて拡張・大改修され真新しいです。
バッハ研究の総本山といえばゲッチンゲンですがここ、ライプチッヒのバッハアルヒーフもなかなかです -
貴重なバッハ自筆の楽譜とか、当時の資料や最初に埋葬されたヨハネ教会から発掘された埋葬品とか大変貴重な品々が公開されてますが、
アイゼナッハと違って展示品の写真撮影は禁止です。 -
写真OKの所で…
先ずはバッハと記念写真
トマス教会の前に立つ新バッハ像と同じカール・ゼフナーのバッハ像です -
ミュージアムの展示品を見る前に建物を…
突き当りを中に入ると中庭です -
この「ボーゼハウス」と呼ばれるバロック様式の建物は、もともとバッハと親交のあったライプチッヒの有力な商人であるボーゼ家の建物でした
バッハ没後200年の1950年に設立されたバッハ関連の資料収集、研究が目的の「バッハアルヒーフ」は生誕300年と言う記念すべき年に郊外の地から
聖地であるトマス教会のここに移転してきました -
博物館には、トマス教会から今はなきヨハニス教会に移され、バッハが弾いたオルガンの演奏台が展示されてました。
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ここでは貴重な資料を展示するだけでなく、バッハの全ての作品を試聴することができます。
ただしすべてを聴いたらそれだけで何日もかかってしまうけど。
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