2011/10/02 - 2011/10/02
22位(同エリア52件中)
マローズさん
[面河渓より見所が多い鉄砲石川]
四国一の渓谷として名高い久万高原町の面河渓は、面河川(愛媛県内域での呼称。高知県側での呼称は仁淀川)上流の9.6kmの区間に形成されたV字峡だが、数年前の国の水質調査で面河川が日本一の水質と認定されたため、面河渓も自ずと日本一の水質の渓谷となった。
面河渓の観光開発は明治後期より始まり、今日では年中、観光客やハイカーの姿が絶えない。が、面河渓に架かる通仙橋北の想思渓から分岐する支流・鉄砲石川(渓谷)を散策する行楽客は極めて少ない。これは専用遊歩道がなく、未舗装林道(一般車の走行禁止)を辿ることになるせいもあるとは思うが、面河渓本流より迫力のある岩壁や滝がある他、水のエメラルドグリーンの「碧さ」も面河渓より鮮やかのように思われる。河原に下りて間近に渓流を観察できるポイントも少なくないので、是非未探訪の方は、林道沿いの約2kmの区間に足を運ばれたい。
想思渓付近に雄滝と雌滝があるようだが、一般的な鉄砲石川の探訪コースは、国民宿舎面河西の第二駐車場のそのまた西から始まる。駐車場西の道標から小径を上がると素掘りをセメントでコーティングした隧道前に出るので、その隧道を抜ける。
トンネルを抜けると左手から滝のような音が聞こえているが、そこには支流が岩盤を滝となって滑り落ち、泉のようになった「櫃の底」が現れる。そこの水の色はグリーンに極めて近い色をしている。
その先からは河原に下りられるようになっており、西岸の屏風のように切り立った岸壁が印象的。
林道が右カーブを描く対岸の支流の谷上流には、愛媛県第二位、120mの落差を誇る千段滝が懸かっているはずだが、平成に入り、台風で土砂崩れを起こしたため、滝の探訪は容易ではない。
その先、林道沿いに道標は出てないが、右手上の山中を探すと、木の間越しに看板が二つ見える。それはコウモリ石と鉄砲石。前者はバットマン・マークに酷似した平たい石で、後者は比定し辛いが、火縄銃の形をした岩のようで、これが河川名の由来。
その後も次々と名の付いた岩盤や岩、滝等が現れるが、詳細は写真のキャプションにて。
尚、水の色が最も美しい場所は、林道の終点に近い夫婦橋から上流の赤石河原の渓流。そのエメラルドはまるで「流れる宝石」。
余談だが、2003年頃、林道終点から五代ヶ森(1706.7m)にアタックしたことがあった。しかし途中の沢を渡渉できなくて断念した。登頂を果たすのはそれから11年後のこと。稜線の反対側の逆瀬林道から登った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通手段
- 自家用車
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鉄砲石川探勝起点の隧道
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景勝・櫃の底
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櫃の底の先にある泉状の箇所は、水深が浅いためか、櫃の底より薄い青色。
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絶壁沿いを流れる
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こうもり岩を斜め横から見る
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お月岩
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探訪コース中、一番の見所である兜岩。その巨大さに圧倒されるが、面河渓本流の亀腹岩よりはるかに迫力がある。上部はオーバーハングしている。兜岩というよりは「軍艦岩」と呼んだ方がしっくりくる。
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兜岩の先にある鎧岩
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落差80mの布引滝は、岩を滑るように流れる。
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錦渓。川床が赤褐色で滑らか。
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夫婦橋の下流付近
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赤石河原の渓流。鉄砲石川で一番水の色が美しい。
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サイト地図の「面河渓」図示付近。
面河渓 自然・景勝地
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