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16年3月末から再びチリに入国した。サンチアゴのスリ・置き引きについて、チリ人に聞いてみると、これは完全にプロフェッショナルの仕事だそうです。彼らは朝、仕事に行ってくるといって出かけるとのこと。<br />プロですので、目を皿のようにしてカモを常に探しているそうです。<br />貴重品は常に離さず、周囲に注意して下さい。とくにフードコートやショッピングセンター内は要注意です。<br /><br />サンチアゴはスリ、置き引きが多発している。現地の方から何度も注意された。荷物から目を離すな、高額紙幣(2万ペソ札)は人前で絶対見せるな(狙われるそうです)とのこと。ホテルを出て、空港に向かう土曜日の朝、チェックアウトをすると女性スタッフが玄関まで来て、安全のためタクシーに乗るところまで送るという。地下鉄で行くので大丈夫というとと、周囲に気をつけろと注意された。旅行者が大きな荷物を持って移動中はお金やカードを持っているので、もっとも狙われやすいとのこと。<br /><br />サンチアゴの中心街はオフィス街なので、土曜日、日曜日の朝は人通りが少なく、狙われやすい。<br />ディバック(リック)のチャックポケットは必ず開けられます。とくに前面にあるポケットは盗って下さいというポケットです。ですから貴重品は一番大きなポケットの底に入れ、その上を衣類で覆い、簡単には手が届かないようにして下さい。また、貴重品のバッグは肌身離さず、絶対に足元に置かないこと。<br />これはアルゼンチン・ブエノスアイレスでも同じです。<br /><br />観光に出る時はパスポート、カード、多額の現金は必ずホテルのセフティーボックスで保管する。バックは大きなもので、目から離れないものが良い。小さいバッグはどうしても目から離れてしまう。<br />こんなことを書くと不安に思うかもしれませんが、強盗ではないので危害は加えられませんので、注意していれば安全です。<br />外出時は現金を服のポケットに分けて入れ、カードは持たず、出かけるのが良いと思います。<br /><br />①空港から市内へ<br />空港内で、外に出る方向に向かい、右側にATMがあります。出て右側に進むとバス乗り場。ここではTURバスに乗って下さい。このバスは市中心のアラメダTBに着きます。アラメダBTとサンチアゴBTは隣合わせにあり、チリで長距離バスを利用するのはまずこのバスBTとなります。なお、BTは地下鉄駅に隣接しているので便利です。<br /><br />②ホテル代はカード払いが基本<br />チリの消費税は19%です。外人旅行者のホテル代はこの19%が免除されます。その条件が、①カード払い、②ドルの現金払い、です。ただし、小さなB&Bなどはカード手数料を節約するため、現金払いのみとしています。この場合はパスポートと入国カード(IPDカード、入国時に印刷されたものを渡される、絶対に保管すること)をコピーされて、これで19%が免除されます。ホテル代がカード払いとなると多額のペソは必要なくなります。<br /><br />③両替<br />ドルの方が優位。ドルとユローは値動きが激しく、ユローは両替商にはリスクがあるので、レートが相対的に良くないです。<br />50、100ドル紙幣が良い。<br />両替の時間は月曜日から木曜日の午後1~3時の間が良いです。金曜日はレートが悪くなり、土曜日、日曜日は最低です。<br />なお、アルゼンチンに行く場合はサンチアゴでアルゼンチンペソへ両替して行くことを勧めます。レートは闇レートに準じていますので問題はありません。アルゼンチン側ですと違法両替なので、両替に時間を要します。<br /><br />④カードキャッシング<br />手数料が1回に700円前後かかります。1回で多額のキャッシングをしたくても、ATMには引き出し上限があり、20万ペソ(3万6千円)です。20万P以上引き出せるのはBANKO ESTADOとういう銀行だけと思います。<br />銀行の開店時間中に行き、利用してください。とくにアルゼンチンに行く人は多額のアルゼンチンペソが必要となりますので、カードキャッシングでチリペソを手に入れて両替する方が得策と思います(アルゼンチンは全て現金払いです。カードで払うこともできますが、その場合は公式レートが適用され、5割高い値段で支払うことになります。)。<br /><br />⑤交通カード BIP<br />プリペイド式で便利ですので、地下鉄駅で作って下さい。<br /><br />⑥ホテル、レストラン<br />ホテル代はリーズナブルですが、レストランの食事は高いです。レストランでは10%のサービス料が課せられます。現地の人にチリ人も本当にこの10%を払うのかと聞くと慣例なので払うとのこと。レストランでは外人には支払い時に10%がかかっていると断わりを入れてくれる店がありますが、慣例なので払って下さい。<br /><br />レストランや商店では外国人の料金をごまかす店がありますので、注意してください。<br /><br />サンチアゴ市内では地下鉄駅「U.CATOLICA」(チリ大学駅の2つ先)の郊外に向かい左側(大学とは反対側で、旧市街側)の地域がホテル・レストランともにお勧めです。ここにおしゃれなレストランが集中しています。<br />わたしもこの地域のアパートホテルに泊まりましたが、超お勧めです。<br /><br />なお、探すとセルフサービス式レストランが昼食用にあります(夜は閉店)。5~6千P(900円)前後で、普通のレストランの昼食12,000P、夕食15,000P(2700円)と比べ安いです。また、食事が選べるので便利。<br />ファーストフードのフードコートもありますが、ここが置き引きの多発地帯です。<br /><br />⑦サンチゴ観光<br />市内は過去の地震の関係で古い建物が少ないので、観光には適しません。ただし、郊外のモンタナ山観光は必見です。<br />スリ、置き引きも多く、街自体の興味も低いので長居は無用です。

チリ旅行-1:サンチアゴ(スリ、置き引きの多発する街)

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2015/10/22 - 2015/12/23

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寅

寅さん

16年3月末から再びチリに入国した。サンチアゴのスリ・置き引きについて、チリ人に聞いてみると、これは完全にプロフェッショナルの仕事だそうです。彼らは朝、仕事に行ってくるといって出かけるとのこと。
プロですので、目を皿のようにしてカモを常に探しているそうです。
貴重品は常に離さず、周囲に注意して下さい。とくにフードコートやショッピングセンター内は要注意です。

サンチアゴはスリ、置き引きが多発している。現地の方から何度も注意された。荷物から目を離すな、高額紙幣(2万ペソ札)は人前で絶対見せるな(狙われるそうです)とのこと。ホテルを出て、空港に向かう土曜日の朝、チェックアウトをすると女性スタッフが玄関まで来て、安全のためタクシーに乗るところまで送るという。地下鉄で行くので大丈夫というとと、周囲に気をつけろと注意された。旅行者が大きな荷物を持って移動中はお金やカードを持っているので、もっとも狙われやすいとのこと。

サンチアゴの中心街はオフィス街なので、土曜日、日曜日の朝は人通りが少なく、狙われやすい。
ディバック(リック)のチャックポケットは必ず開けられます。とくに前面にあるポケットは盗って下さいというポケットです。ですから貴重品は一番大きなポケットの底に入れ、その上を衣類で覆い、簡単には手が届かないようにして下さい。また、貴重品のバッグは肌身離さず、絶対に足元に置かないこと。
これはアルゼンチン・ブエノスアイレスでも同じです。

観光に出る時はパスポート、カード、多額の現金は必ずホテルのセフティーボックスで保管する。バックは大きなもので、目から離れないものが良い。小さいバッグはどうしても目から離れてしまう。
こんなことを書くと不安に思うかもしれませんが、強盗ではないので危害は加えられませんので、注意していれば安全です。
外出時は現金を服のポケットに分けて入れ、カードは持たず、出かけるのが良いと思います。

①空港から市内へ
空港内で、外に出る方向に向かい、右側にATMがあります。出て右側に進むとバス乗り場。ここではTURバスに乗って下さい。このバスは市中心のアラメダTBに着きます。アラメダBTとサンチアゴBTは隣合わせにあり、チリで長距離バスを利用するのはまずこのバスBTとなります。なお、BTは地下鉄駅に隣接しているので便利です。

②ホテル代はカード払いが基本
チリの消費税は19%です。外人旅行者のホテル代はこの19%が免除されます。その条件が、①カード払い、②ドルの現金払い、です。ただし、小さなB&Bなどはカード手数料を節約するため、現金払いのみとしています。この場合はパスポートと入国カード(IPDカード、入国時に印刷されたものを渡される、絶対に保管すること)をコピーされて、これで19%が免除されます。ホテル代がカード払いとなると多額のペソは必要なくなります。

③両替
ドルの方が優位。ドルとユローは値動きが激しく、ユローは両替商にはリスクがあるので、レートが相対的に良くないです。
50、100ドル紙幣が良い。
両替の時間は月曜日から木曜日の午後1~3時の間が良いです。金曜日はレートが悪くなり、土曜日、日曜日は最低です。
なお、アルゼンチンに行く場合はサンチアゴでアルゼンチンペソへ両替して行くことを勧めます。レートは闇レートに準じていますので問題はありません。アルゼンチン側ですと違法両替なので、両替に時間を要します。

④カードキャッシング
手数料が1回に700円前後かかります。1回で多額のキャッシングをしたくても、ATMには引き出し上限があり、20万ペソ(3万6千円)です。20万P以上引き出せるのはBANKO ESTADOとういう銀行だけと思います。
銀行の開店時間中に行き、利用してください。とくにアルゼンチンに行く人は多額のアルゼンチンペソが必要となりますので、カードキャッシングでチリペソを手に入れて両替する方が得策と思います(アルゼンチンは全て現金払いです。カードで払うこともできますが、その場合は公式レートが適用され、5割高い値段で支払うことになります。)。

⑤交通カード BIP
プリペイド式で便利ですので、地下鉄駅で作って下さい。

⑥ホテル、レストラン
ホテル代はリーズナブルですが、レストランの食事は高いです。レストランでは10%のサービス料が課せられます。現地の人にチリ人も本当にこの10%を払うのかと聞くと慣例なので払うとのこと。レストランでは外人には支払い時に10%がかかっていると断わりを入れてくれる店がありますが、慣例なので払って下さい。

レストランや商店では外国人の料金をごまかす店がありますので、注意してください。

サンチアゴ市内では地下鉄駅「U.CATOLICA」(チリ大学駅の2つ先)の郊外に向かい左側(大学とは反対側で、旧市街側)の地域がホテル・レストランともにお勧めです。ここにおしゃれなレストランが集中しています。
わたしもこの地域のアパートホテルに泊まりましたが、超お勧めです。

なお、探すとセルフサービス式レストランが昼食用にあります(夜は閉店)。5~6千P(900円)前後で、普通のレストランの昼食12,000P、夕食15,000P(2700円)と比べ安いです。また、食事が選べるので便利。
ファーストフードのフードコートもありますが、ここが置き引きの多発地帯です。

⑦サンチゴ観光
市内は過去の地震の関係で古い建物が少ないので、観光には適しません。ただし、郊外のモンタナ山観光は必見です。
スリ、置き引きも多く、街自体の興味も低いので長居は無用です。

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  • 旧市街広場

    旧市街広場

  • 旧市街広場にあるカテドラル

    旧市街広場にあるカテドラル

  • カテドラル内

    カテドラル内

  • 旧市街広場にある市庁舎

    旧市街広場にある市庁舎

  • 旧市街広場からチリ大学駅までも通り

    旧市街広場からチリ大学駅までも通り

  • レストラン街の通り

    レストラン街の通り

  • 中心街にある公園

    中心街にある公園

  • 旧市街方面のオフィス街<br />古い建物は少ない

    旧市街方面のオフィス街
    古い建物は少ない

  • 中央鉄道駅<br /><br />電車はほとんどない

    中央鉄道駅

    電車はほとんどない

  • 地下鉄

    地下鉄

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