2015/08/22 - 2015/08/30
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aishaさん
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前回カンボジアに来たのは昨年末。
そのころは国際司法裁判所の判決が出たばかりでまだまだかな、という感じだったプレアヴィヘアの国境問題。
ところが年明けたら危険情報のレベルが引き下げになりツアーも発表され、あれよあれよという間に3度目のカンボジア訪問が決定。
今回は前半はツアー、後半は3泊延泊してフリーでふらふら。
◆2日目
朝のタ・プロムの分でずいぶん写真をアップしてしまったので、ここからは朝食後のバンテアイ・クデイからさくさくっとスタート。
バンテアイ・クデイ - アンコールワット
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
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ホテルでの朝食を済ませたらロビーに再集合して、まずはバンテアイ・クデイに向かいます。
バンテアイ・クデイは仏教遺跡なので塔門には四面仏が刻まれてます。
遺跡の東側から入場。道を挟んで向かいにはスラ・スランがあるので見晴らしが良くて好き。
朝日が四面仏を照らしていて神々しい。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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この時間は順光なので塔門の顔がはっきりと良く見える。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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裏に回るとこんな感じ。
肉眼でも顔の判別はちと難しいかな。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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中に入ると参道の土産物屋はすでに営業中。
なんですが、本当は遺跡の中でお店開いちゃいけないんですよ。
お巡りさんは見て見ぬふりか…
結構、親戚とかだったりするそうです。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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しばらく歩くと森の向こうに東楼門が見えてきました。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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楼門前の十字テラス。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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ここにもシンハとナーガが鎮座してます。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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正面は通れないのでは東楼門は横の入口から。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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楼門の上のレリーフは寝釈迦。下は人々の合唱の様子。
寝釈迦の破風…この門はくぐるだけでもご利益があると考えられていたそうです。
きっと現世でもご利益があると思って、うやうやしく…バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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門の横にはドヴァラパーラ(Dvarapala)。門衛神…門番ですか(笑)
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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反対側にもドヴァラパーラ。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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バンテアイ・クデイは上智大学が寺院修復と発掘を行っています。
2001年にはまとめて300体近い石仏を発見、発掘したとか。
300体とか…さすがにすごいようで、カンボジアでもかなりインパクトでニュースになってました。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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あまり大きな寺院じゃないんですが緑豊かで気持ちが良いんですよ。
適度に日陰もあるし。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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タプロムほどではないけど、ここでも木に遺跡が浸食されてます。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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回廊を抜けて
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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中央部へ
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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中央塔にいたデヴァター。
少し荒れてるけどきれい。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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所々崩れ落ちた破風が地上で組み立てられてます。
近づくことが出来るので細部まで見られて意外な発見もあったりします。バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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破損してますがアプサラのレリーフはわかります。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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カーラのレリーフも下にあると良く見える。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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もう一度東門まで戻ってバンテアイ・クデイを後にします。
バンテアイ クディ 史跡・遺跡
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少し街側に移動してプリア ノロドム シハヌーク アンコール博物館(名前長すぎ…(笑))
現地ではシハヌーク・イオン博物館とかイオン博物館で通じます。プリア ノロドム シハヌーク アンコール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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建物はきれいだけど人は少ない。
名前の通りイオンが資金提供して建てたもので、土地は政府から無償提供されたとか。
展示は先ほどのバンデアイ・クデイで発掘された仏像がほとんどです。
ただ、日本語で解説があるのでわかりやすいし、ケースに入っていないので間近で見ることが出来ます。さわれるレプリカとかもあって面白い。
展示物では千体仏石柱が見応えあり。プリア ノロドム シハヌーク アンコール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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内部は撮影禁止なので画像は外側だけ。
周りの堀にはきれいな蓮の花が咲いていました。プリア ノロドム シハヌーク アンコール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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敷地内には大きな仏像が鎮座。
さて、午前の観光はここまで。次は…プリア ノロドム シハヌーク アンコール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ランチタイム。
ガイドブックにも載ってるカフェ・モイモイ。
日本人オーナーのお店で他のツアーでもよく利用されてるみたいです。
今日は少し遅かったせいかあんまり他のお客さんはいませんでしたが。
料理はココナッツカレー。サイドには揚げ春巻きとマンゴーサラダ。
ココナッツカレー、全然辛くなくてカレー?って感じ。美味しかったけど。
レモンソーダも美味しかった。カフェ モイモイ 地元の料理
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デザートは見ての通りかぼちゃプリン。
日本で食べなれたかぼちゃはそれ自体が甘いけど、カンボジアのは甘味がない。プリン自体も甘さ控えめです。
これはこれでおいしい。カフェ モイモイ 地元の料理
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一度ホテルに戻って昼休憩。今朝はサンライズで早かったし、それでなくてもカンボジアは暑さでは昼の観光は結構体力使います。余裕があるなら昼休憩はおすすめ。
とはいえ、我らがホテルで大人しくしているわけもなく、近くのカフェプカプカまでテクテク。
今回泊まったタラ・アンコールからは歩いてすぐなので超便利。
早速エアコンの効いた涼しい店内でマンゴーかき氷をいただきます。
マンゴのアイスもピューレも果肉もおいしい。
なぜ女子はマンゴとアボカドが好きなのか?そんな言葉をふと思い出す(笑)カフェ クメール タイム カフェ
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こちらはプリンとアイスと果肉の入ったその名も「マンゴーマンゴー」(そのまんま(笑))
人が頼んだものだけど見た目かわいいので撮影。カフェ クメール タイム カフェ
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1時間ほど休んだ後で再び遺跡へ。午後はアンコールワットです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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西参道の半分はまだ補修前ですがやっと近々工事が開始されるそうです。
工事が始まったら西参道は通行止めにして仮の橋を架けるとか。
それも見てみたい。アンコールワット 史跡・遺跡
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西塔門から、見えてきましたいつもの姿。
アンコールワット 史跡・遺跡
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西塔門で少し寄り道。
周壁のデヴァターたち。アンコールワット 史跡・遺跡
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アンコールワットのデヴァターはさすが繊細な彫刻が施されています。
アンコールワット 史跡・遺跡
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こちらもきれい。
アンコールワット 史跡・遺跡
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参道下に下りてみて…そこにも細かいレリーフが残ってるんです。
アンコールワット 史跡・遺跡
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西塔門からさらにてくてく。
アンコールワット、と言われて思い浮かべるのはまさにここからの眺めでは。アンコールワット 史跡・遺跡
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脇の経蔵も相変わらず。
日の出はよくここで見てます。
やっぱり混むけど聖池よりは落ち着くかな。
なぜか他の遺跡に行っても「経蔵」は気になるんですよね。アンコールワット 史跡・遺跡
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だいぶ近くまで来たところで、
アンコールワット 史跡・遺跡
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聖池へ
風がないので水面に映るアンコールワットがきれい。
しかし、ここも早朝に来ると人で溢れて所々殺伐とした雰囲気が…やだやだ。アンコールワット 史跡・遺跡
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参道に戻って大塔門手前の十字テラス下へ。
テラス下からは中央尖塔が見えないけど…アンコールワット 史跡・遺跡
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階段を上っていくと徐々に現れてくる、というこれも驚きと感動を与える当時の人たちの計算された演出なんですって。
アンコールワット 史跡・遺跡
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そしていつ見ても大塔門は修復中…(笑)
アンコールワット 史跡・遺跡
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今日は第一回廊、第二回廊を通り抜けてまずは第三回廊へ。
アンコールワット 史跡・遺跡
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第三回廊は入山(?)制限があるのでいつも列が出来てます。
今日は少し長そう。
ま、おしゃべりしたりきょろきょろしてるうちに順番は来てしまいます。アンコールワット 史跡・遺跡
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望遠を使って上の方を少し撮影。
第三回廊の外壁にも細かい彫刻が施されています。アンコールワット 史跡・遺跡
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入口上の破風では馬に引かれた戦車に乗った兵士が弓を引きあってる。
アンコールワット 史跡・遺跡
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10年くらい前はこんな階段をまるで壁にへばりつくように登っていきました。
急だし狭いし結構危険で降りるときはさらに恐い。
観光客の転落事故もかなりあったみたいで今は立ち入り禁止。アンコールワット 史跡・遺跡
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その代り、今は立派な階段が出来ていて楽々。
アンコールワット 史跡・遺跡
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第三回廊からの眺めはさすがにまわりは見渡さす限りの森。
方角的にこの先にアンコールトムがあるはずだけどまったく見えませんね(笑)アンコールワット 史跡・遺跡
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眼下に見えるは第三回廊への行列。
さっきより長くなってる。
そして目の前の急斜面こそ、先ほど見た元の階段。
昔は王様の他限られた人しか出入りできない場所だったので登りやすい階段なんて必要なかったんでしょうね。
まるで梯子のような階段はどきどきで私は好きだったな。アンコールワット 史跡・遺跡
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西側には先ほど通った西参道と経蔵がかろうじて見える。
アンコールワット 史跡・遺跡
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外壁にもデヴァターの彫刻が。
所々崩れているため状態の良いものはあまり多くないです。アンコールワット 史跡・遺跡
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しかし、神の領域の第三回廊には特別美しいデヴァターが揃ってます。
アンコールワット 史跡・遺跡
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真ん中に高くそびえる尖塔は須弥山を模しているそうで。
須弥山はヒンドゥー教や仏教で世界の中心にあるとされる聖なる山。
ヒンドゥー教寺院だったアンコールワットも中央に聖なる山を頂き崇めていたのですよね。アンコールワット 史跡・遺跡
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中央尖塔のレリーフには当時の色がかすかに残っています。
アンコールワットは昔、赤や金色で彩られていたそうです。
そういえば、第一回廊にもかすかに金箔の跡が見られるところがあります。アンコールワット 史跡・遺跡
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破風の裏の踊り子のレリーフ。
奥にあるため雨の影響を受けにくいのかな、結構細かいところも残ってる。アンコールワット 史跡・遺跡
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表側はやはり浸食が進んでいます。
アンコールワット 史跡・遺跡
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猿の軍団(笑)
アンコールワット 史跡・遺跡
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デヴァターが一度に七体見られる珍しいポイント。
右手前正面から1人、2人…サイドにかすかに見える3人目、奥の正面に4人、一番奥、実はここに3人並んでいるのだけど2人しか見えない。
肉眼では見えるけどカメラでは七体全部は絶対写せない。
人間の目ってすごいのね。アンコールワット 史跡・遺跡
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これが奥の3人。そしてよく見ると手前の脇にも1名いるのでした。
アンコールワット 史跡・遺跡
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第三回廊をほぼ一周して東側。そろそろ下山(?)です。
アンコールワット 史跡・遺跡
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下りた後、いつもの通り道、この場所から見上げる第三回廊が好き。
午後に来ると日の光が当たって、空が青くて神々しい。アンコールワット 史跡・遺跡
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次は第二回廊を見学。
柱の踊り子には赤い染料が残ってます。アンコールワット 史跡・遺跡
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天井にはさらに濃い赤色が残ってるところがある。
たぶんこの辺りが一番染料が残っているのではないかな。アンコールワット 史跡・遺跡
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第二回廊には森本右近太夫一房の墨書があります。
氏名や年号とともに仏像四体を奉納したことが書かれてます。
よく「いたずら書き」と言われますが今どきの落書きとはちょっとちがいますね。アンコールワット 史跡・遺跡
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柱の細かい模様をよく見ると
アンコールワット 史跡・遺跡
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仏様でしょうか…
模様一つ一つに入っていてすごい。アンコールワット 史跡・遺跡
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十字回廊にある沐浴場。
今は空ですが昔は雨水をためてここで身を清めていたそうです。
恐らく、身を清めてから第三回廊に行ったのでしょうね。アンコールワット 史跡・遺跡
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第一回廊まで戻ってぐるっと一周。
レリーフを見ていきます。アンコールワット 史跡・遺跡
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赤い染料がかなり残っているところ。
レリーフは王の行軍の様子です。アンコールワット 史跡・遺跡
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兵士の頭の上に乗るこの者たちはいったい何者?(笑)
アンコールワット 史跡・遺跡
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ハヌマン登場!
アンコールワット 史跡・遺跡
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だいぶ日が傾いてきたのであわてて北西の角にあるレリーフまで移動。
西日が射すころには壁が黄金色に輝いて、レリーフの凹凸もはっきりします。アンコールワット 史跡・遺跡
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建物全体も黄金色に輝いて見える。
アンコールワット 史跡・遺跡
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参道を戻るころには少し暗くなりましたが、個人的には西日を受けたアンコールワットが一番きれいだと思う。
アンコールワット 史跡・遺跡
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バスに戻るころには夕焼けもすっかり消えてしまいました。
このまま街に戻って夕食です。アンコールワット 史跡・遺跡
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夕食はパブストリート近くの「Terrasse des Elephants」
ロケーションも良いので結構ツアーでも使われてるみたいだけど、上の階にはホテルを併設してます。 -
カンボジアではよくある花飾り。
蓮の花を模してるのかと思うけど元の花がなんだかわからなくてずっと気になってます。 -
「Traditional Beef Salad With Lemongrass」
まずはビーフのレモングラス風味サラダ -
「Khmer Fish Fillet Soup With Mixed Vegetable」
魚のスープ -
「Grilled Shrimp Skewer With Khmer Dressing」
&
「Stir-Fried Mixed Vegetable With Cashew Nuts」
海老の串焼きと野菜炒め -
これが野菜炒め。カシューナッツがいい感じ。
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この店名物の海老の串焼き
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「Banana Fittre With Caramel Sauce And Fresh Coconut Milk」
デザートはバナナのフライ。キャラメルソースは甘かったー。 -
食事が終わったら外はすっかり真っ暗です。
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店の名前にちなんでか、ぞうさん行進中(笑)
これでホテルに戻って一日が終了…となるところですが… -
ホテルからトゥクトゥクでパブストリートまで戻ってぶらぶらした後はマッサージ。
一日歩いて疲れた足をほぐしてもらいましょう。
お疲れさまでした。パブ ストリート 散歩・街歩き
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