2015/09/21 - 2015/10/30
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sqichiさん
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ラグビーワールドカップ(RWC)の開催とチケット手配に関するまとめです。イギリスで各種スポーツ観戦チケット手配をしてきた結果としての、RWCの手配の反省をここに残します。RWC2019の参加者としての皆さんの助言になれば。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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-
どの試合を手配するか。
日本はもちろんのこと、強豪国らによる試合に注目が集まることになります。強豪国とは優勝経験の多いNew Zealand, Australia, South Africaが筆頭で、これにいわゆるTier 1と呼ばれるIreland, Scotland, England, Wales, France, Italy, Argentinaが続きます。この力関係は不動のもの。協会の遠征計画などでもTier 1の扱いは強固で、この枠組みはなかなか変わりにくいものと想像します。
では、NZL, AUS, RSAはどの試合も高額かというと違う。ラグビーに番狂わせが少ないと言われるように、相手が格下と見ると、露骨にスタメンに手抜きします。試合あたりの負担やリスクがサッカーとは比較にならないため、仕方のないことです。よって:
予選リーグでのTier 1対戦(RWC2015なら、ENG-WAL, WAL-AUS, AUS, ENG, RSA-SCO, NZL-ARG, IRL-FRA, FRA-ITA, ITA-IRL)がまず見るべき試合となります。逆にそれ以外のTier 1の試合は、売れ残りを出すので焦って手配する必要はありません。 -
どのチームを見るか。
そもそもラグビーが詳しい方は、欧州のパワフルな試合とか、太平洋系のテクニカルな試合とか、ご自身の興味で選べばよいでしょうが、素人は何で選んだらよいでしょうか。
観衆を見る限りで一部チームはひじょうに個性的でした。特に熱狂的なファンを抱えるのはアルゼンチン、アイルランド。お国柄といったところ。逆にNZL, AUS, RSAなどは、「俄か」も相当数いるので観客はむしろ一般的かと。イングランド開催ではありますが、催行動員数を記録したのはIRLの日曜日の催行試合でした。89200人を超える観衆ですが、対戦相手のルーマニアファンは少なく、真っ赤なWembleyが緑一色で染まりました。
Fiji, Samoa, Tonga, NZLといったチームでは試合前の儀式、Hakaが披露されるのも一興です。 -
試合は決まった。どのカテゴリ(席種)にしようか。
申し上げることはありません。ご自身の予算と楽しみ方次第です。ただし、いくつかの知っておいて損はない「僕の思い込み」を以下に記します。
1.ファンサービスが厚い
サッカーと違い、ラグビーの場合メインスタンドには必ずサインや握手に選手が時間を費やしてくれます。僕はMatfield選手の引退試合に彼と試合後タッチすることができました。NZLの次期キャプテンと目されるSam Caneはセルフィーを撮らせて貰い、日本代表のIves選手からはなんとパンツと靴下を(僕の息子が)もらいました。カテAは(試合後、ダッシュで最前列を占拠すれば)相応の体験が待っています。
2.売れ残りアップグレード
あれ?カテBで手配したはずなのに、どうみてもこれカテAだよな。一週間前などの手配ではこうしたことが発生するようです。あまり気味の試合でしたら、逆にランクを落として、コスパで勝負する手配も実績ありです。
3.周囲に似たものどおし
公式オンライン手配では、自身がサポートするチームを登録できます。おそらくですがこの情報を使って一定のサイドの便宜を図っているように見えます。例えば、IRL-ROMのように観衆がIRLに偏っていても、それ以外のサポート、JPNなどが勘案されている可能性があります。それなりに考えてサポートチームを登録し、席の割り当てを少しでも有利に進めましょう。 -
チケットリリース時期
ほとんど記憶にありませんが、チケット手配は3ヶ月以上前から開始されていたように記憶します。このスタートダッシュに乗り遅れたらアウトでしょうか。決してそういうわけではない。
以下は予想を含みます。まず旅行会社への割り当ても含め、会期が近づきながらも一定のタイミングで再放流のタイミングがかなりあります。大規模な再放流には、事前に登録したメールにお知らせが届きます。このような機会を活用し、一度は落選した手配にも再度挑戦しましょう。
では、放流を期待しつつ、手配は自身の予定が確立するまで「待て」がよいのか----そうとは言えない、取れるものは兎に角とっておく。試してないのですが、RWC2015ではどうやらキャンセルが可能だったようです。つまり、手配済みのチケが変に二次流通をしないよう、大会側が買い戻し制度を実施していたようです。多少の手数料を取られるにしても、ほぼ満額だったのではないか。
このことは、決勝リーグのチケット争奪に一役買います。贔屓のチームがトーナメントの山A、山Bどちらに出るにしても、その結果を見て、不要になった分を放流すればよい。ということは、準々決勝以降のチケットは出場国が決定してから、少なからず放流が期待できること。RWC2015の準々決勝(ENGの予選敗退)、準決勝(IRLの敗退)で「そうだったのかな」という感覚が残っています。違うかもだけど。 -
当日の楽しみ方
イングランド大会では、ボランティアの素晴らしい対応とサービス、そして各種もてなしで子供たち含め記憶に残る経験となりました。
[1]Web Ellis Cupの顔ハメ
ごらんのとおり。
[2]国旗の無料配布
実際に試合で使うにはちゃちですが、これをもらうという経験はなかなか「得した」気分にさせてくれます。
[3]DHLバナー
上記の写真に写っていますが、DHLによる黄色と白のバナーの配布。これはアピールするには効果的なツールでした。多くは既成のメッセージで変更不可のもの。一部、好きなメッセージの記載ができました(内容には倫理・政治・宗教的な理由を含めた制限あり)。
[4]ファンゾーン
いわゆるパブリックビュー。目的の試合は当然ライブで見るにしても、その試合前後には、別会場で試合をやっているので、それを見ます。バーや屋台が多数でていてかなりの「祭」的イベント。 -
16人目の選手として、目いっぱい楽しむ
会場に赴くわけなので、わが身を振り返らず、声なんか出して応援で楽しみましょう。
セレモニーでは両国国家が斉唱されますが、サビの部分だけでもいいのでサポートするチームの国家が歌えると楽しいですね。
試合開始前にはスクリーンにカウントダウンが表示されます。ぜひ英語で「スリー、ツー、ワーン、イェーイ!!」
無難なコールは、「カモン、ジャパーン!」と「カモン、○○」でいきましょう。
スクラムやモールでは「ヒー(v)、ヒー(v)」と、押せ押せのコールをします。
ペナルティキックは集中のプレー。お静かに。不当に騒がしい輩がいれば「pshyyyy(シーッ)」と牽制します。
試合終了後はどうぞ周囲のファンと交流しつつ、隙を見てピッチそばに寄せましょう。選手が各方面での挨拶には惜しみない拍手を。サッカーよりも10分短い試合時間、終了後も存分に楽しんで。 -
「ひやー、握手してもらっちゃった!!」
その後、息子は「ラグビー部に入る」と言って、サッカーをやめつつあるのですが...経験という影響力は本当に大きいな、と感じました。
Toshi選手、これからも頑張って下さい。 -
レジェンドと呼ばれた猛者達の引退試合となったブロンズファイナル。メダル授与も終わり、喜びを分かち合う瞬間が訪れます。
あとは決勝戦を残すのみ。そしてこのチームは4年先の Nippon での栄冠を目指して、また長い旅に出るのでした。
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