2015/12/12 - 2015/12/12
73位(同エリア265件中)
くらげさん
今年は暖冬の影響もあり房総丘陵では12月中旬になっても紅葉を楽しむことができます。
例年12月上旬は養老渓谷へ紅葉ドライブへ行っていますが、今年は房総丘陵の別の場所に行ってみることにしました。
今シーズンの紅葉の見納めとして選んだのは、千葉県が管理する高滝ダム・亀山ダム・片倉ダムとそれらの堰止湖。
ダムによって堰き止められた高滝湖、亀山湖、笹川湖はそれぞれ紅葉の名所として知られていて、陸上からだけでなく湖上からもボートで楽しむことができます。
また、嵐のシングル「青空の下、キミのとなり」のPVロケ地となっている上総鶴舞駅や、最近密かに話題になっている濃溝の滝も併せて訪れてみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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横芝光ICから高速道路に乗り、圏央道を市原鶴舞ICまで走って来ました。
高速道路を降りて国道297号を市原市街方面に3kmほど走ると最初の目的地の小湊鉄道「上総鶴舞駅」に到着です。上総鶴舞駅 駅
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現在は無人駅となっている上総鶴舞駅は、嵐のシングル「青空の下、キミのとなり」のPVロケ地として使用されています。
この曲が発売されて最初にPVを見たとき、すぐに小湊鉄道だと気づきました。
でも、この駅を実際に訪れたのは今回が初めてです。 -
上総鶴舞駅は他にも色々なドラマやCMなどのロケ地に使用されているようです。
この日も何人かの観光客がやって来ていました。
東京からレンタカーでやって来たカップルや、1人で大型バイクでやって来たおじさん、どうやって来たかわからないけど3人組の女子高生(女子中学生?)などなど。。 -
駅についてちょうど15分後くらいに電車がやってくる予定だったので、しばらく待っていました。
ホーム右手側から五井駅発養老渓谷駅行きの電車がやって来ました。 -
この駅で乗降する人は1人もいませんでした。
ホームにいるのは駅を訪れた観光客などです。
この日は観光シーズンの土曜日だったので、4両編成の電車は乗客でいっぱいでした。
そもそも4両編成の電車が運行されているのが驚きでした。 -
上総鶴舞駅で電車を見送った後、駅から3kmほどのところにある高滝ダムにやって来ました。
この日訪れる3ヶ所のダム巡りのうち、最初のダムです。高滝湖 自然・景勝地
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ダムの堤体上は道路になっていて、車でも通ることができます。
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堤体上から下流側を望みます。
ここから流れる養老川は、市原市五井で東京湾へ流れ込みます。
奥に映っているのは圏央道で、高速道路からも高滝ダムや高滝湖を眺めることができます。 -
ダムには案内看板が設置されています。
高滝ダムは1990年に完成した重力式コンクリートダムです。 -
ダムのすぐ近くには高滝ダム記念館があります。
1階ではダムの仕組みや歴史などに関する資料が展示されています。 -
ダムの建設年表なども紹介されています。
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高滝ダムによって堰き止められているのが高滝湖。
その湖畔にあるのが市原湖畔美術館です。
左の施設は藤原式揚水機で、高さ28mの展望台にもなっています。 -
展望台からは高滝湖を一望できます。
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湖上ではボート散策や魚釣りをする人の姿が目立ちます。
湖岸に立つ赤い鳥居も鮮やかです。 -
美術館へ来る途中に通った、高滝湖を跨ぐ加茂橋からの眺望も素晴らしかったです。
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湖上にある謎の彫刻が気になります。
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展望台から見下ろした市原湖畔美術館の全景です。
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美術館を入ると最初に現れるのがこの彫刻です。
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高滝湖(高滝ダム)を後にし次は亀山湖(亀山ダム)を目指します。
途中、養老渓谷を通過しますが今年はパスします。
代わりに途中の筒森もみじ谷に寄り道です。
筒森もみじ谷は毎年近くを通っていますが、途中の道が細いのでいつも寄らずに通過していました。筒森もみじ谷 自然・景勝地
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ここ数年で徐々に名前の知られてきた隠れた紅葉スポットですが、残念ながらここはちょっと紅葉のピークを過ぎていました。
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よく見るとモミジも少し枯れてきています。
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周辺にある赤いガードレールの高覧の橋が鮮やかです。
ベストシーズンに来られたらもっと鮮やかなのでしょう。 -
亀山湖周辺にやって来ましたが、もう1ヶ所寄り道をします。
上総亀山駅は、JR久留里線の終着駅です。
亀山湖・亀山ダムへの最寄駅になっています。上総亀山駅 駅
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終着駅のため、線路はここで終わっています。
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亀山ダムは1980年に完成した重力式コンクリートダムです。
亀山湖 自然・景勝地
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堤体上から下流側を見下ろします。
ここから流れる小櫃川は、木更津市のホテル三日月(竜宮城)付近で東京湾に流れ込みます。 -
亀山湖では湖岸に紅葉が見られ、ボートで散策を楽しめます。
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亀山湖でもボートに乗って紅葉狩りや釣りを楽しんでいる人が多くいました。
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高滝湖と同様に、湖上にはいくつもの橋が架かっています。
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湖上に赤い鳥居が立っています。
湖岸のモミジも赤く色づいています。 -
湖岸には何本ものモミジが植えられています。
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ここのモミジは特に鮮やかな赤色でした。
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亀山湖の少し上流側には、片倉ダムがあります。
流れ出る水が白い絹のようで、この日訪れた3つのダムの中では個人的に一番好きでした。 -
片倉ダムは2000年に完成した重力式コンクリートダムです。
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流れる水の様子を堤体上から見下ろしてみます。
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堤体上から下流を眺めます。
ここから1.5kmほど下ったところに亀山湖があります。 -
片倉ダムで堰き止められているのは笹川湖です。
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片倉ダムの周辺では紅葉が見頃でした。
しかし、ここにいた20分くらいの間、この穴場には誰も来ませんでした。 -
特に真っ赤に色づいたモミジは、この日見た中で一番でした。
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笹川湖畔に位置する道の駅「ふれあいパーク・きみつ」で休憩です。
房総スカイラインと鴨川有料道路との中間にあり、君津と鴨川を行き来する主要道路沿いにあたります。道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅
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道の駅から鴨川側に進むと、間もなく濃溝の滝です。
実は今回のドライブの一番の目的地はここでした。
駐車場から遊歩道を滝のほうに向かって歩いて行くと、カメがお出迎えしてくれます。 -
インスタグラムに投稿された1枚の写真によって急激に人気が出たスポット。
洞窟に光が差し込んで、ジブリの世界のようだと話題になっています。
(「濃溝の滝」で検索すると出てきます。)
この写真とは全然別格の1枚ですが。。 -
インスタグラムの写真を見てここまで来ましたが、思っていた風景と違います。
そもそも洞窟になっているのかもよく分かりません。。 -
と思っていたら、階段を下りて見ると良いことが判明。
階段下に移動して見てみます。 -
河原まで下りてきて見えた風景がこちら。
インスタグラムのアングルと同じく、正面から洞窟が見えました。 -
わざわざ求めてやってきた濃溝の滝です。
周囲は紅葉していますが、時間帯が悪く光は差し込んでいません。
そもそも素人のデジカメでは絶対に無理でしょうが。 -
それでも洞窟の奥から滝となって流れているのは、なかなか貴重な光景です。
この洞窟の上には県道が走っていて、今まで何回も走ったことがありましたが、下にこんな風景が広がっていたとは最近まで気づきませんでした。 -
滝から駐車場までは木製の遊歩道が整備されています。
両側にはモミジが広がっていて、ちょうど綺麗に色づいています。 -
このあと鴨川有料道路を通って鴨川市街へ向かい、帰ることにしました。
途中、鴨川市から匝瑳市までは外房、九十九里の海沿いを通って帰りました。
鴨川市街から自宅までは一般道で3時間ちょうどでした。
自宅から往復270kmの紅葉ドライブでした。 -
最近コレクションしているダムカード。
高滝ダムのダムカードは高滝ダム記念館で貰ってきました。
亀山ダムと片倉ダムのダムカードは管理事務所の閉庁日だったため貰えませんでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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