2015/11/17 - 2015/11/17
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ペコちゃんさん
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鎌北湖は、埼玉県入間郡毛呂山町にある湖で、昭和10年に完成した農業用貯水池です。
鎌北湖ではボート遊びやヘラブナ釣りが出来ますが、紅葉の名所でもあります。
紅葉が見頃を迎えた11月中旬に、トレッキングを兼ねて仲間7名で出かけました。
今回は鎌北湖を出発し、北向地蔵からスカリ山に登り、ユズの里を歩いて鎌北湖に戻るコースです。
天気も良くて綺麗な紅葉を楽しんだ秋の一日でした。
写真は、鎌北湖の用水管理棟と紅葉。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今回の参加者は7名なので、車2台で出発し、鎌北湖に9時40分に到着。
やぶさめ祭り(11月3日)と、ゆずまつり(12月中旬)が開催される毛呂山町のマスコットキャラクター「もろ丸くん」が案内板の右下に描かれています。 -
鎌北湖の駐車場は2か所ありますが、手前の第一駐車場に止めて湖畔を歩いてみました。
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紅葉の先に見えるのは「レイクビューホステル」・・・元々はユースホステルだったそうですが、十数年前に廃業し現在は公共の宿泊施設として営業中。
付帯施設として温泉館があり、秩父市の大滝温泉を週に一回タンクローリーで運んできています。 -
朝からヘラブナ釣りを楽しんでいる人達。
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鏡のような湖面に映る景色が美しいですね。
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鎌北湖は、周囲が約2km、水深20m、貯水量30万立方mです。
ボートの営業日は、4月~11月の 土・日曜日、祝日。 -
湖の東岸には、水面にせり出すように建っている用水管理棟の建物・・・瀟洒な外観は、紅葉と共に鎌北湖の風景のよいアクセントになっています。
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保育園児の御一行様がハイキングにやって来ました。
賑やかな子供達を見ていると、元気を貰います。 -
第一駐車場から北向地蔵を目指して10時前にスタート。
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周りの紅葉を見ながら、ゆっくりと登って行きます。
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数分で最初の展望台に着きました。
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さらに登り・・・
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四季彩の丘に向かいます。
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四季彩の丘の展望台からは、鎌北湖が見下ろせます。
湖畔中央にある建物は、平成23年の不審火で廃業した「山水荘」・・・「イノブタ料理」で有名だった旅館だそうです。 -
燃えるような紅葉・・・
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そしてドウダンツツジも負けないくらい鮮やか。
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紅葉を見ていると、ジョウビタキ(メス)が近くまで飛んできました。
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紅葉を楽しんだ後は、本業(?)のトレッキングに戻ります。
四季彩の丘からは、杉林が続きます。
間伐している人の梯子を見ると、一本足・・・こんな梯子は初めて見ました。 -
あまり起伏のない山道を、北向地蔵に向かって進みます。
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四季彩の丘から30分ほど歩くと、山腹に突然、墓地が・・・この下の集落の墓地でした。
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墓地を下りると車道があり、少し歩いて再び登山道に入ります。
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季節外れ(?)の野イチゴ。
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山道を歩いて行くと、この長いリボンの目印が、やたら目につきます。
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ポスターに書かれているのは「FunTrails 100K&50K」・・・トレイルランニング(トレラン)は、ランニングスポーツの一種で、舗装された道路ではなく山道などを走るものを指しますが、「ファントレイル」はトレランの中でタイムや順位よりも、文字通り『楽しく』に重点を置いた大会です。
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登山道の標識にもポスターが貼られています。
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北向地蔵の前にある木には、 ” 11月22日の9時から23日の6時まで、この登山道を利用する ” との張り紙がありました。
アチコチにあった目印は、この大会のためだったんですね。 -
ここでのファントレイルは、今回が第1回大会です。
『FunTrails 100K Round 秩父&奥武蔵(FTR100)』は、11月22日(日)5時スタートで、距離が104km、累積標高差は7617m、制限時間は33時間、募集は500名、スタートとフィニッシュは秩父の羊山公園。
『 FunTrails 50K Two lakes&Green line』は7時スタートで、距離が56km、累積標高差は3535m、制限時間は14時間、スタートは飯能の特設広場、フィニッシュは羊山公園。
50K・100Kとも、鎌北湖から北向地蔵の登山道がコースに入っています。
大会参加条件は、一定の経験の他に、山のルール・マナーを守れる方というのも条件です。
①.ゴミを絶対に落とさない:ゴミ専用のポケットを用意しましょう!
②.ゴミを1つは拾う:山に入る度に少しずつ山がキレイになります!
③.挨拶2回:10m手前で1回、すれ違う時にもう1回。感謝を込めて。
④.ハイカー優先:「お先にどうぞ。」の気持ちを忘れずに。
⑤.ハイカーを抜く時、すれ違う時は歩く:走っていると恐怖感を与えます。
⑥.トレイルを外れない:植物を踏まないように。
⑦.ヘッドホン厳禁:注意喚起や挨拶が聞こえなくて危険、自然の音を楽しみましょう!
⑧.山への感謝の気持ちを忘れない:入山前に「お願いします」下山時に「有難うございました 」
・・・我々トレッカーにも必要な条件ですね。 -
「北向地蔵」で小休止。
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北向地蔵の由来・・・ ” 天明6年(1786年)に流行した悪疫を防ごうと、野州岩舟地蔵尊より分身を譲り受け、岩舟地蔵尊(北の方)に向かい合わせ守護神にしたと伝えられる。丁度、北を向いて立っているので北向地蔵の名で親しまれている。 ”
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現在では、男女逢瀬を取り持つ縁起地蔵としても親しまれています。
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お詣りを済ませて出発。
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舗装道路を少し歩くと、スカリ山の登山道入り口の標示があり、再び登って行きます。
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北向地蔵から20分ほどで、スカリ山(434.92m)に到着。
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奥武蔵の山々が見えますが、やはり目を引き付けるのは武甲山。
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スカリ山から西の展望。(右端に武甲山、中央が大持山)
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山々を見ながら、ゆっくり昼食。
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山頂からの下りは急で、こんな岩場もありますが、ここを過ぎるとなだらかな起伏が続きます。
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スカリ山から北東の方向に歩いて鎌北湖の西岸に向かい、「ユズの里」に来ました。
毛呂山町は、ユズの世界では知る人ぞ知る名品『毛呂山柚子』の産地として有名です。
山間で風あたりが弱く、霜がほとんど降らないというユズ栽培の条件に恵まれた毛呂山町では、江戸時代から良質のユズを生産し、ジャム作りの歴史も60年以上前に遡るといわれています。 -
ユズ農家の庭先で、無農薬の柚子と小さな福みかんを売っていたので、おばちゃんに声をかけて、皆さんもお土産にゲット。
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そして、ユズ畑にある小さな柿もついでに試食。
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これは、マユミの実。
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立派な屋敷が目にとまりました。
住人のお婆さんと話しをして、写真を撮らせてもらいました。 -
14時過ぎに、鎌北湖の西側にある第二駐車場に到着。
南側にある遊歩道を通って、第一駐車場に向かいます。 -
午前中は晴れ間もあったのですが、午後は曇り空・・・折角の紅葉も綺麗に撮れません。
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ヘラブナ釣りの人がいます。
ヨシ、きたぞ!? -
もう少し・・・
見事な腕前でした。 -
対岸にも釣り人達が・・・
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カモがノンビリと浮かんでいます。
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水面に映る紅葉も美しい。
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朝の散策で見た用水管理棟と左側は廃墟化した旅館。
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紅葉が楽しめる湖畔の遊歩道。
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紅葉とユズの里を楽しめた秋の一日でした。
来年、また来ようかな・・・
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