母と娘楽しくバーカロではしご

2015/11/03 - 2015/11/03

ベネチア行きを決定させたのは、ガイドブックのバーカロの写真をみたからだった。
　
ベネチアっ子は朝、昼、晩とバーカロ巡りをしながら出会った友人達との歓談を楽しむらしい。

そんなベネチアっ子の楽しみをちょっとのぞき見したくてお酒が大好きな母と娘で夜の街へ。

夜のベネチアは住所からも、地図をみながらも目的地へ行きつくのはかなりきびしい（私達は）と思い、逆に鼻？と感だけで行っちゃおう！ということになった。

道が分かれれば、じゃんけんで勝った方へと、実にいいかげんで、ときには鼻を効かせて、耳をすまして、行きついた先がこの２軒のバーカロだった。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

アカデミア橋を渡った先には、たくさん飲み屋さんあるわよ！というを情報を頼りに探しまくった。

なかなか見つからず、行先をじゃんけんで決めたり，ちょっとあきらめかけたり、それでも暗い通りをどんどん進んでいくと、灯りと人。

まだそれがバーカロだと確定したわけではないのに、うれしくて小走りになる。

カンティノーネ ジャ スキアーヴィ イタリアン

このヒゲのお兄さん、なかなかいい酒をすすめてくれた。

グラッチェ！

スピリッツ（spritz）スプリ（このrで舌を巻く）ッツと発音。私は上手く舌が回らない。なぜか娘はうまい。

これはアペロールをプロセッコ（北イタリア産白ワイン）で割ったもの。
このほうが自分の口にはあってたな。（次の店で飲んだものより）

チケッティはサラミ、オープンサンド。
オープンサンドは種類が多くてどれにしようか迷ってしまう。
と言っても、娘がさっさと動いてくれる。お酒が好きな娘で良かった。

とにかくもう隙間がないほど客がいっぱいだ。でも日本だといるはずの酔っ払いがいない。一軒の店で１杯〜２杯といっても何軒もはしごしたら絶対よっぱらうんだけどね。（自分のこと？）

天井まで届く棚には、ワイン、ウイスキー、リキュール、がたくさん並べられてる。

だからカウンター以外の所を見れば酒屋さんという感じ。

壁はお酒で出来ている！　天井の梁ベネチアは独特のもの。

チケッティも売れ行きがいいね。

帰るときに撮った。結構気温は下がっているにも関わらず外で飲んでる人も多い。

１杯、２杯で次の店に行くというのがルールだというのできちんと守り、さぁ２軒目へ！！

暗くて何もわからなかったが、運河を挟んだ対岸はゴンドラ造船所だ。

店を出て歩き出すと、すぐ灯りが見え、それが流行っているバーカロだとピーンときた。感がさえた。

ここも天井の梁が前の店と同じで、雰囲気が似てる。

名前まで似てる。

ジャ スキアーヴィ 専門店

チケッティは前の店と同じ感じだね。

と言っても私は、娘に適当に頼んで何もせず……。

娘は飲み物、つまみ両手に抱えて運んで来てくれた。

助かるぅ！！一言もしゃべらず飲みもの、食べ物にありつく。

ジャ スキアーヴィ 専門店

見た目は同じスピリッツだけど、前の店とは違ってプロセッコをカンパリで割ったもの。
　
グラスでないのが残念。でもこちらは串に刺したオリーブの実が入ってる。

チケッティはクロケッタ（コロッケ）とオープンサンド。

ジャ スキアーヴィ 専門店

ここは立ち飲みだけでなく、椅子席もある。

現地で仕事をしている若い日本人もいた。

あんまり調子に乗るなよ！コンサートで眠ってしまったら元も子もない。

ジャ スキアーヴィ 専門店

お客さんが入れ替わり、立ち代わり、なかなか客の回転がいいようで。

外まで人があふれてる。あー楽しかった。もう一軒行きたいがサンビダル教会のコンサートの時間だから、しかたがないなぁ。

　眠らないことを、祈りつつ、カンパリは効いたかも？（当たり前だ。アペロールは１１度、カンパリは２５度、倍以上のアルコール度だもんね）