2015/12/05 - 2015/12/06
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rikanさん
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熊野古道の中でも難所と言われる「大雲取り越え」を歩いた。熊野川の支流、赤木川畔に立つ「小口自然の家」に前泊し、12月6日の早朝から熊野那智大社をめざした。
標高900m近い越前峠をはじめ、石倉峠や舟見峠などの峠越えの14.5kmの山道、杉林の中の石畳や見事に苔むす石段、そして旅籠跡や茶屋跡など、かつてのにぎわいを残す古道を8時間余りをかけて巡った。
赤木川畔の「小口自然の家」をスタートして、14.5Kmの古道を巡ってゴールの熊野那智大社(青岸渡寺)をめざす山旅である。
関連はhttp://blog.zaq.ne.jp/tm1951/へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「小口自然の家」から熊野那智大社をめざす
かつて小学校だった「小口自然の家」、学校をリホームし風呂・トイレなども整備された立派な山中の宿泊施設。 -
見事に手入れのされた杉林を進む熊野古道
ところどころに残る石仏や道標は古道の佇まい。 -
苔むす円座石(わろうだ石)への古道
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円座石(わろうだ石)
「円座石(わろうだいし)は、幅約5メートル、高さ約2・5メートルで表面に熊野本宮大社の阿弥陀仏、熊野速玉大社の薬師仏、熊野那智大社の観音仏を示す梵字(ぼんじ)が刻まれている。「わろうだ」とは、わらやイグサで編んだ丸い座布団、神社の神事に使うことがある。 -
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苔むす石段の急登が続く大雲取り越え
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越前峠 この大雲取り越えには、随所に歌碑が立つ
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越前峠からの下り道
大雲取り越えの古道の周囲は、どこも手入れが行き届いた植林地である。 -
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そして再び「石倉峠」をめざして登り道に
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二つ目の峠となる「石倉峠」
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石も倒木も、みな苔むす熊野古道
この古道の随所に、球形や楕円球をした「たまご石」と呼ばれる石がゴロゴロとしています。「コアストーン」と呼ばれ花崗岩の未風化礫で大きいときは直径数mにも達っするそうです。 -
「たまご石」は、まるで玉ねぎの皮をむくように表面が剥がれ落ちるような風化をすすめます。この写真のように苔むす巨石も古道では随所に見られます。
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歩きだして4時間。地蔵茶屋跡に到着。ここには新築された地蔵堂と立派な休息所とトイレが完備してある。宿で握って頂いたにぎりめしで昼食を取る。
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苔むす巨大な「たまご石」が、古道沿いにはゴロゴロしている。
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舟見峠からは、田辺方面の山並みを展望できる。
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3つ目の峠「舟見峠」近くの舟見茶屋跡展望台からは、那智勝浦の海岸が一望できる。
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熊野古道を歩き続けて下ってきた階段、第1段目に立派な熊野古道の標識がある。
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青岸渡寺、山旅の無事を報告。
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歩くこと約8時間30分、ゴールの青岸渡寺に到着。那智の滝を望む。
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