哀愁のポルトガル(2)　オビドス前半

2015/12/01 - 2015/12/01

　オビドスは、王妃の直轄地として代々受け継がれてきた、石畳の小道と白壁とオレンジの屋根、「谷間の真珠」と呼ばれる絵のように可愛い町です。
　

エリア オビドス(ポルトガル)

城壁都市オビドスのマップです。
幅２００ｍ長さ４００ｍほどの町で、城壁に囲まれています。
その歴史は、ローマ時代に海からの敵の侵入を防ぐため、造られた砦に遡ります。

リスボンからオビドスへ高速道路を走っています。
ポルトガルが高い山がなく、高速道路は片側２〜３車線で概ね隈なく整備されているようでした。

オビドスに着きました。
駐車場の前に、ローマ帝国時代の水道橋が残っていました。

これから城壁に沿って町の中心を走るディレイタ通りを歩きます。
まず城内の入り口、ポルト・ダ・ヴィラをくぐりますが、
その前にポルト・ダ・ヴィラと書いたショップがありました。

看板が可愛いです。

通りの上段には聖ジョアン・バティスタ教会です。

これがポルト・ダ・ヴィラです。町の門です。

ポルト・ダ・ヴィラ
イスラム時代に造られ、二重のジグザグ構造になっています。

中には美しいアズレージョ

門をくぐると左側に城壁へ上る階段があります。
城壁は後回しにして、ディレイタ通りをまっすぐに歩きます。

下方に行く道があります。

カモンスイ記念碑があります

下道の街並みです。

上への階段、白壁が美しい

ディレイタ通りです。
カフェやショップが軒を並べています。

ディレイタ通りです。

こんなショップも

壁に直接の陳列

有名なショップだそうです。

ディレイタ通りです。

陶器など

ガロと呼ばれる雄鶏の置物、ジンジャと言われるサクランボから作ったお酒

鮮やかなブーゲンビリア

下りの道にも

古い家並みと美しい通り、訪れた者を飽きさせません。

聖ペドロ協会も見えます。

イスラム時代を彷彿とさせる狭い坂道

ディレイタ通りです。

白い村オビドスは、魅力いっぱいの町です。

サンタ・マリア教会の前まで来ると道端にペロウリーニョが立っています。
町のシンボルであり、罪人の晒し柱だそうです。
教会の前は町の広場、サンタ・マリア広場です。

サンタ・マリア教会です。

にぎやかな土産物店

地中海を思い出させる青と白の壁です。

城（今はポサーダ）への坂のかかりにレストラン

下方への道

サンチアゴ教会

城壁への道沿いにレストラン

ここから城内に入りますが、その前に振り返ります。

砦の塔が立っています。

城です。
今は国内１号になったポサーダです。
ポサーダとは、お城や修道院など歴史的建造物を改装したホテルです。

入城です。

今はポサーダ・ド・カステロ

今は石造りのお城を改装したポサーダです。

石造りの城の塔とポサーダの白い壁