<br />長距離便を利用する時は必ず通路側席を指定します。<br />通路側ならトイレ等で席を立つ時に隣席の人に気を遣わなくて済みますからね（ファースト・ビジネスクラスなら無用の心配ですが）。<br /><br />なお、通路側の義務として内側席の人に求められたら気持ちよく立ち上がりましょう。<br /><br />席を離れる時に肘掛けを上げればラクに立ち座りが出来るのですがコレが問題。<br />シートと肘掛けは回転軸で繋がっており、多くの肘掛け基部はラッチ構造になっていてストッパーを解除すると肘掛けを跳ね上げる事が出来ます。<br /><br />しかし、一部機種のシートはストッパー解除部が外部から操作出来ないのです。<br />また、シート自体が航空会社、機種によって仕様が違っているのも困惑の元に（ファースト・ビジネスクラスに乗ってみたいな「墜ちれば一緒」などと痩せ我慢しているけど、ホンネはね）。<br /><br /><br />、<br />

随時更新版・肘掛け探検隊。

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2015/11/28 - 2015/11/28

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ジェームズ・ボンドさん

長距離便を利用する時は必ず通路側席を指定します。
通路側ならトイレ等で席を立つ時に隣席の人に気を遣わなくて済みますからね（ファースト・ビジネスクラスなら無用の心配ですが）。

なお、通路側の義務として内側席の人に求められたら気持ちよく立ち上がりましょう。

席を離れる時に肘掛けを上げればラクに立ち座りが出来るのですがコレが問題。
シートと肘掛けは回転軸で繋がっており、多くの肘掛け基部はラッチ構造になっていてストッパーを解除すると肘掛けを跳ね上げる事が出来ます。

しかし、一部機種のシートはストッパー解除部が外部から操作出来ないのです。
また、シート自体が航空会社、機種によって仕様が違っているのも困惑の元に（ファースト・ビジネスクラスに乗ってみたいな「墜ちれば一緒」などと痩せ我慢しているけど、ホンネはね）。

、

エリア

フランクフルト(ドイツ)

交通手段: 飛行機

久し振りに利用したのは神戸発のスカイマークエアラインズ。
機材はＢ７３７－８００型です。
この御時世、なかなか空の旅を楽しむ機会がありませんでしたが今回、久し振りの旅行記更新です。

これはスカイマークのＢ７３７－８００．
肘掛け下側の基部に突起があり、これを押すとロックが解除されます。
突起を拡大しましたが少しボケてしまいました。
スカイインテリア仕様機、製造メーカー名表記されているのは、あまり見ません。
これはスカイマークのＢ７３７－８００スカイインテリア仕様機。
シートはレカロ社製で、他の737－800とは構造が少し違っています。
中央モール部の裏側にあるレバーを指で押し上げるとロックを解除する事が出来ます。
ハワイアン航空のエアバスA３３０です。
肘掛け裏側の丸いボタンを押すと肘掛けが上がります。
エールフランスのボーイング777。

機体が古くなると一番にダメになるのが座席。
リクライニングしない、テーブルが固定できない、液晶画面が反応しない作動しない、シートポケットが破れている、布地が破れてスポンジがハミ出している、ポケットの機内誌がボロボロ等。

もう、叫びたくなります。、
エールフランス機は肘掛け基部後ろ側のピンを押します。
何度か押していたら、なんと折損。
金属疲労というヤツでしょうか。
カタール航空、よく見かける様式のシートです。
この社のボーイング777やエアバスA330のシートはストッパーや解除部が露出していません。
観察しても、外部にロック解除機能が見当たりません。
この、ボールペン先端の位置あたり、裏側にストッパーが隠れていますから、その部分を動かすとロック解除が出来ます。

よって、シートと肘掛け基部の隙間に指を突っ込んでストッパーを動かせば解除が可能です。

ただ、隙間が狭いのとストッパーの動きが重いために指先が痛くなります。
肘掛け基部のラッチ拡大写真。
表側からでも、この部分を押し込むとロックが解除されます。

肘掛けが降りた状態で、薄くて丈夫な板を隙間に押し込んで、正面からラッチ部を押し込むとロックが外れて肘掛けを上げる事が出来るのです。
ただし、押し込むのには、かなり力が必要です。

機内食に付いてくる樹脂製ナイフを隙間に差し込んで動かしていましたが、何度も繰り返しているうち、ナイフの先端が折れてしまいました。
これはカタール航空のエアバスA350-900。
簡単に肘掛けが動かせるので乗客に優しいシートと言えます。
肘掛け基部下側にあるポッチを押すとロック解除、肘掛けが動きます。
マレーシア航空のエアバスＡ３３０ー３００です。

ハワイアン航空の同型機と同じで、標準的な構造と言って良く、丸穴奥のポッチを押すとラッチが解除されます。
マレーシア航空のボーイング７３７ー８００。

下向きのレバー様構造物を押し下げると、ラッチが解除されます。
これもマレーシア航空ボーイング７３７ー８００。

前出のタイプと基本的には同じで、この黒色樹脂モールド部を押し下げるとラッチが解除されます。
ペン先で下方に押し下げてみました。
トルコ航空のエアバスＡ３３０。
これも肘掛け裏のボタンを押すタイプです。
台湾のトランスアジア航空　エアバスA321-200です。

でも、解散してしまいました。
肘掛け裏のレバーを動かすだけで肘掛けを上げる事ができます。

利用者に優しい仕様ですね。
ルフトハンザ航空のボーイング７４７－４００です。
ラッチ部に比較的容易に手が届き、ユーザーフレンドリーな構造といえます。
拡大写真です。
回転部の軸に角が丸いラッチがあって、これを押し込むとロックが外れて肘掛けが動く様になります。
ルフトハンザのエアバスA319-100。
747－400と同じシートメーカーの様です。
回転基部のラッチを押すだけ。
同社のＢ７４７－４００と殆ど同じです。