蘇州 1　(陽澄湖～角直古鎮～観前街)

2015/10/24 - 2015/10/25

上海市や近郊には史跡や水郷の街などたくさんの見どころがあります。

ほとんどが日帰りで行く事が出来るので土、日に暇を見つけて訪れていますが、今回は観光と上海蟹を食べにくるという仲間たちのための下調べも兼ねて一泊二日で蘇州へ出かけました。

行程

10/24
上海虹橋火車站　→　昆山南火車駅 高鉄,20分
昆山南火車駅　→　陽澄湖水上公園 　Taxi,30分
陽澄湖水上公園　→　昆山火車駅 Bus,65分
昆山火車駅　→　角直古鎮 Taxi,45分
角直古鎮　→　鐘南街　　 Taxi,20分　　　　　　
鐘南街　→　　楽橋　　　　　　 　　地下鉄1号線,40分
楽橋　→　観前街 徒歩,25分

10/25
勧前町　→　怡園　　　　　　徒歩,20分
怡園　→　楽橋　　　　　　　徒歩,01分
楽橋　→　臨頓路　　　　　　地下鉄1号線,05分
臨頓路　→　相門　　　　　　徒歩,05分
相門　→　藕園　　　　　　　徒歩,10分
藕園　→　類門　　　　　　　徒歩,30分
類門　→　山塘街　　　　　　バス,50分
山塘街　→　蘇州火車駅　　　バス,15分
蘇州火車駅　→　上海火車駅　動車,38分


写真は　角直古鎮。

　*角直(lu zhi)の「角」の字は正しくは用の上が「ク」でなく「ノ」です。

エリア 蘇州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:06 上海虹橋火車駅の動車、D2212。

今日の「動車」は真ん中に乗降口があり、一車両の半分が１等、半分が2等に分かれて
いました。

07:44 昆山南駅

上海と蘇州の間にあり、虹橋からは20分足らず。

「陽澄湖」は面積が広く昆山市/蘇州市呉中区/同相城区にまたがっていますが、これから行く水上公園は昆山市にあります。

中国の行政区画はちょっとややこしいのてすが、昆山市は蘇州市の中の昆山市となります。

なので水上公園の住所は「蘇州市昆山市巴城鎮巴解路」となります。

そして、「角直」は、昆山市の西の境界線を越えた蘇州市呉中区にあります。

08:22 陽澄湖の巴解路の水上公園前で下車。

あまりメジャーな観光地とも思えないのですが、観光バスもいます。

シーズン柄、上海蟹食べ放題ツアーかもしれませんね。

バスから降りたお客さんは写真の左(東)側の公園に向かっていますね。

そして通り(巴蟹路)には、上海蟹の直売兼レストランが並んでいます。

こちらの方は、まだ朝方のせいかお客さんは見当たりません。

巴蟹路の東側が水上公園のある鰻鯉湖で、西側が陽澄湖になります。

08:36 水上蟹庄

巴蟹路から大禹路を西側に行くと突き当たったところが湖浜通り。

水上蟹庄はその湖浜通りにありました。

こちらは水上レストランのようですが看板が年代物ですな。

ちょっと覗いてみます。

レストランを抜けるとその前に広がる陽澄湖と上海蟹の生簀がありました。

当然ながらこちらもお客さんはまだいません。

賑わうのは、昼から夜なのでしよう。

巴蟹路まで戻り、横切って水上公園に向います。

通路はこんな感じの蟹さん模様のレリーフが続いています。

08:57 水上公園が正面に現れます。

公園の入り口広場に立つ「巴解」さんの像。

魯迅は「上海蟹をはじめて食べた人は最も勇敢な人だ 」という言葉を残したそうですが、最初に蟹を食べたのがこの巴解さんだそうです。

約4000年前、灌漑工事で周囲の草原を焼き払ったところこの湿地帯に棲んでいた正体不明の生き物(=虫)が焼け出されたそうです。

巴解さんがその焼けた虫を食べてみたところ非常においしかったことから、巴解さんの「解」と「虫」とを合わせ「蟹」と呼ぶようになったとのことです。

公園に入ってまっすぐ進む。

突き当りは「観潮亭」との由。

こちらが、観潮亭。

観潮亭の目の前に広がるのが「鰻鯉湖」。

陽澄湖とは水路で繋がっています。

鰻鯉湖の説明版。

「鰻鯉湖」の左側に少しだけ「陽澄湖」が見えます。

鰻鯉湖上には遊覧船が行き交っています。

そして湖の向こうに見える塔は何なんでしょう? 昆山市内の方向ですが ??? です。

遊覧船が埠頭に到着、でもあまりお客さんは乗ってません。

元来た道を戻り水上公園を後にして次に向かうのは角直古鎮です。

09:25 バス停大禹路

湖浜通りにあるこちらのバス亭から昆山市内へ向かうバスがあるようなので利用してみます。

10:38 昆山駅(在来線)

昆山駅まで1時間強かかりました。

Taxiだと30分ほどだったのでやはり効率は違う、と言う事で角直古鎮へはやはりTaxiを使います。

11:22　角直古鎮に到着

それでも40分近くかかりました。

甪直古鎮 旧市街・古い町並み

角直古鎮の入り口に立つ一角獣「角端」。

古鎮の守護神との由。

この像の字を見てお分かりの通り、角直(lu zhi)の角の字は正しくは用の上が「ク」でなく「ノ」です。

案内板があります。

細い水路を挟んで街並みが続く鄙びた水郷古鎮です。

メジャーな水郷古鎮ではありませんが意外と多くの人が訪れています。

街中の観光は、周荘、朱家角、同里などと違って無料です。

11:48

水路が交わったところ(十字路)に餐庁がありました。

橋を渡って十字路を右(南)の方に進みます。

対岸ではパラソルの下で昼食を取る人々が見受けられます。

次は、対岸に渡り十字路の方(北)へ戻ることにします。

十字路まで戻ってきました。

こんな水郷にも遊覧船はあるようです。

このまま真っ直ぐ北へと進みます。

対岸は屋根のある商店街(=アーケイド街)が続いています。

適当な橋で対岸へ渡ってこの商店街をへと戻ってくるつもりでとりあえず真っ直ぐ進んでみます。

商店街の中にはレストランもあるようです。

水郷にはおなじみの鵜飼いさんもいますね。

そして相変わらず対岸はアーケード街が続きます。

こちら側ではいやに立派な広場に出てきました。

ここは観光客を当て込んで出来た新しい庭園らしく入場料が必要。

他の施設と合わせて98元とか、高いっす。

なのでスルーです。

やはり入場無料のひなびた街並みの方がいいです。

11:55

このあたりで対岸へと渡り、アーケイド街(南)へと戻ります。

ここはまだアーケード街ではありませんが、お店が続いています。

洗濯しているおばさんを写真撮影するおじさんを撮影する私。

そして向かいのお家の屋根、崩れ落ちそうな、・・・

屋根付き商店街(アーケイド街)へと到着。

いろんなお店がありますね。

こちらで売っているのは海棠味のケーキのようなお菓子ですか。

もうすぐ水路の十字路です。

12:04　十字路を入/出口(西)の方へと向かいます。

途中にあったお寺(保聖寺)、こちらも98元のチケットが必要、スルーです。

角直名物(?)の漬物屋さん。

「醤菜」というのは、味噌や醤油漬けの野菜との事。

角直の全景Map。

12:13

鄙びた古鎮を後にTaxiで蘇州の地下鉄の鐘南街駅に向かいます。

12:39 地下鉄2号線の東の終点「鐘南街」駅です。

角直古鎮からはTaxiで約20分。

蘇州市内の「楽橋」駅まで12駅、約40分。

13:22 蘇州市内

楽橋駅を降りてホテルに向かう私の前を串焼き(でかい、いや長い)を食べながら歩く蘇州小姐。

13:50

本日の宿泊はこちら、チェックインします。

観前街にあります。

チェック後、勧前街を散策です。

14:16　得月楼

約400年前に創業したという老舗の蘇州料理店。

松鶴楼

得月楼と同じく老舗の蘇州料理店、山塘街の方にも支店があります。

11月に仲間が来た時には山塘街のこの店で昼食を取る事にしよう。

観前街の繁華街。

観前街の中心にあるのが「玄妙観」

1700年以上の歴史ある江南地方最大の道教寺院だそうです。

「玄妙観(道教寺院)」の入口

晋の276年に創建された真慶道院が改称を重ね元の1295年に今の玄妙観となったそうです。

中をのぞいてみます。

道教の神様は沢山おられるようでよくわかりませんね。

三清殿

観内の主殿である三清殿は南宋時代に建造された現存する中国最大の南宋の木造建築だとか。

門前の商店街。

門前町、いろいろなお店やら、レストランが続いています。

なんとなくそそられる屋台のお店。

蘇州小吃も彩り鮮やかです。

オープンレストラン。

こちらは、古本市(?)

ざっと勧前街を散策後はホテルへ帰って一休み。

そして、あたりが暗くなってから、・・・、再び活動開始。

夜の屋台街。

小雨模様ですが、お客さんは多い。

夜の屋台街。

みなさん食欲旺盛です。

21:17 夜の観前街。

夜も更けてきたのでホテルに帰って寝る事にします。