晩秋のレッサーパンダ紀行【10】 上野動物園　多摩ZOOに行くつもりが北総線架線トラブルで断念・・・代わりにちょこっと上野ZOO動物園へ

2015/11/27 - 2015/11/27

今日は成田空港１３時頃に到着で帰国、以降はフリーの予定でした。
そこで、飛行機が定刻、あるいは早着した時はスカイライナーに飛び乗り多摩動物公園へ、飛行機が延着した場合は北総線に乗り市川市動植物園に行く算段をしていました。
飛行機は少し早着で成田空港に到着し、段取り通りにスカイライナーに乗り込み、目指すは多摩ズーと思っていたのですが・・・東松戸駅でスカイライナーの運転手さんが架線トラブルを発見し運転抑止が掛かってしまいました。
その結果、多摩の最終入園時間にも間に合わなく、スカイライナーの扉は日暮里駅まで開かないので市川ズーにも行けないと言うなんともな〜の展開になってしましました。

そこで、代わりにと言ってはなんですが上野動物園へ。
デアちゃんとイコロ君、アンアンちゃんと黄太郎君の様子を観察してきました。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 上野・御徒町(東京)

成田空港に１３時過ぎに帰国し、この日は東北サファリパークへの移動が決まった多摩動物公園のライライ君に会いに行こうとスカイライナーに飛び乗りました。
順調に乗り継げればなんとか１６時の最終入園時刻前に滑り込める予定だったのですが・・・乗車したスカイライナーの運転士さんが、東松戸駅通過中に架線トラブルを発見で一時運転抑止。
プロの仕事を称賛しつつも多摩は断念せざるをえなくなりました。
スカイライナー乗車前の第２希望だった市川市動植物園に転進しようにも、日暮里駅まで通過のスカイライナーに乗ってしまった後ではどうしようもなく、そのまま上野駅へ。
仕方なくと言うわけでもありませんが上野動物園に行くことにしました。

京成上野駅から何も考えずに上野公園の雰囲気を楽しみながら歩いて少し迷ってしまいましたが、何とか上野動物園に到着です。

上野動物園の入園料は大人６００円です。

上野に来るととりあえずはジャイアントパンダ舎を通過してから他の舎に行くことにしています。

シンシンちゃんが歩き回っていました。

こんなに歩くシンシンちゃんを見るのは僕は初めて！！

白浜や王子でもあまり見ない歩きっぷりでした、何かいいことでもあったのでしょうか？

ジャイアントパンダ舎の次はクマたちの丘へ。

このマレーグマは誰だろう？
ウメキチ君の親戚縁者の方ですよね？

こちらのヒグマは・・・分からず・・・。

上野にはポン君とポロ君の双子兄弟が暮らしているそうです。
もちろんエゾヒグマですよね？

こちらはもちろん分かりますよ・・・イコロ君。

４月１３日に上野に来園して早くも半年以上が経ちました。
上野の環境にも慣れたようですね。

プール側の放飼場ではホッキョクグマを下から見上げることも出来ます。

日本を代表するホッキョクグマファミリーである円山動物園のデナリ君＆ララちゃんの息子が上野にいる・・・なんかすごいことです。

泳ぐイコロっち。

楽しそうです。

お隣の土の放飼場はデアちゃんです。

イタリア・ファサーノ動物園生まれ、生まれのせいなのか何だかオシャレと言うか生まれ持った華を感じさせる女の子です。

イコロ君が来園して半年以上が経ちますが、まだ、もちろん同居はありません。
でも、もうすぐで恋のシーズンが始まります。

半透明な柵越しのコンタクトも５月に見た時とは違った意味を感じます。

お互いがお互いを気にしているようですね。

共に２００８年生まれのイコロ君とデアちゃん、もし、この２頭が上野と言う日本を代表する動物園でファミリーを築けたら・・・それは凄い事です。

この２頭ならそれを成し遂げる資質は十分にあると思います。

さあ、イソップ橋下のレッサーパンダ舎へ。

橋の上からお昼寝中のアンアンちゃんをパチリ。

アンアンちゃんの下にもう１匹いるの分かりますか？

黄太郎君です。

西園はイソップ橋の下から弁天門に掛けて工事で閉鎖中、レッサーパンダ舎は位置の関係で工事現場への最前線となってしまいました。

日本で唯一バックヤードを持たないレッサーパンダの屋外放飼場で、かつ、工工事現場の最前線・・・キーパーさんのレベルではアンアンちゃんと黄太郎君により良い生活をおくってもらおうと努力されているのは十分に理解しているのですが、もはやハード面が・・・。
日本を代表する動物園がレッサーパンダと言うそこそこ人気のある絶滅危惧種を遇するにはあまりにも施設が厳しすぎると考えます。
どこかいい場所にレッサーパンダに適した放飼場を与えてあげて欲しいです。

お散歩中の黄太郎君。

彼らは与えられた環境で最大限に快適に暮らそうとするので文句は言わないと思いますが、それだけに人間側で気付いてあげなくては・・・経験豊富な上野のスタッフさんがこの放飼場の問題点に気付いていない訳はないので、後は決断あるのみだと思います。

園内か近隣の園にレッサーの飼育スペースが空いているところはないのでしょうか？

アンアンちゃん。

揃えている前足が可愛らしい。

愛らしい笑顔の黄太郎君。

いろいろしんどい所はあるけれども、アンアンちゃんと一緒にいれる今は彼がとって幸せなことは彼の表情や仕草を見ていれば分かります、

でも、飼育する側がそれに甘えてはいけないと思います。

ハード面でももっともっと黄太郎君とアンアンちゃんを幸せにしてあげて頂きたいと思います。
上野動物園のスタッフの皆様、是非よろしくお願いします。

「さて、戻ろう」とイソップ橋を東園に向けて歩を進めると、アンアンちゃんが一瞬だけ起きてくれました。

可愛い笑顔をありがとう！！

今日は多摩に行けなくて残念ではあったけど、アンアンちゃんと黄太郎君に会えてとても良かったです。

またね！！