路面電車の旅６（ベネチア）

2015/09/22 - 2015/09/22

またまた路面電車の旅に出かけました。
今回は４カ国８都市で走る路面電車を見に行きました。（●は路面電車）
９月１７日：成田（飛行機）→●モスクワ（飛行機）→●ウイーン（バス）→●ブラスチスラヴァ（スロバキア）
１８日：（船）→●ウイーン（電車）→●リンツ
１９日：（電車）→●グムンデン（電車＋船）→（電車）→バードイッシュ（電車）ハルシュタット
２０日：ハルシュタット→●グラーツ（電車）→ザルツブルグ
２１日：（電車）→エンバッハ→●インスブルック（夜行電車）→フィラッハ
２２日：（バス）●ベネチア→
２３日：（飛行機）→●モスクワ
２４日：（飛行機）→成田

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

イタリアの国境に近いフィラッハ駅には午前６時に到着。
それにしても夜行列車の車内は寒かった。
ようやく日が昇ってきた。
さあ、今日はこれからイタリアだ。

さあて、どのバス停にのるのやら。
と言っても二つくらいしかバス停はないんだけど、時刻表が見あたらない・・・・・
とさがしていたら
あった！！
こんなに狭い時刻表でひっそりと。

どこに行っても
「出会い」の場面には惹かれる。
このお二人は親子だろうか、しばらく抱き合っていた。

650にイタリアVeneziaMestre10:00着のOBBのIC831のバスに乗る。
このバスは全席指定なので、有限会社鉄道の旅と言う会社で予約。
チケットは4500円＋手数料1000円
で、乗ってみたらなんと二階の最前列！！
日本でも二階建てバスの最前列なんて乗ったことがないのに、オーストリアからイタリアの国境越えを味わえるのはうれしい(^o^)
駅で買ったドーナツが朝飯

高速道路をイタリアに向かって走ります。
山が両側から迫って、谷には霧が流れていた、美しい。

最前列だとGPSがよく効く。
もうすぐイタリア国境、と思ってカメラを構えていたら
あった！
けど、こんな小さな看板があっただけ、あっという間にイタリア初上陸

途中の料金所？
ＥＴＣのようなゲートをくぐった。

イタリアに入ってもしばらくは畑の中を走る。

でました。ベネチアの看板が。

ベネチア島にわたる橋。
向こうから路面電車が走ってきた。
ずいぶん新しい車体。

着きました！
ベネチアです。
はやる気持ちを抑えて、乗ってきたバスの写真を撮る。
潮の香りが海に近いことを感じる。

でも、すぐにはベネチアのあの運河のところには行きません(^_^;)
ここから新交通（ケーブルカー）が駐車場とローマ広場を結んでいます。

ケーブルカーと言っても普通の電車のような気がしていたのですが、ローマ広場側について見上げて納得！
確かにケーブルで動かしているンだわ(^o^)

ありました！
ベネチアの路面電車
ゴムタイヤ式の路面電車ということ。
あかいイモムシみたいで、イタリアなのにもうちょっとおしゃれだといいのに、と思うのは身勝手？

この路面電車は一本レールでタイヤで動いているらしいが、やっぱ、線路が一つって言うのはなんだか妙な感じ。

すぐ近くに運河があるんだけど、その前に・・・・
マルコポーロ空港に向かう。
というのは、荷物を今晩たつ空港のコインロッカーに預けて、気軽ににベネチアを散歩する、と言う算段。
このバスに乗って一旦空港へ。

で、空港に行ったものの
な、な、なんとコインロッカー無し！
仕方なくリュックをしょいながらのベネチア散歩です。
空港からは船（水上バス）に乗ってベネチアにまた戻ります。

空港からベネチアって気ままな船旅、と思ったら、どうもその航路は木の杭の間しか船が走れない様子。
その狭いエリアに高速ボートなんかが抜いていくと、水上バスは木の葉のように揺れまくる。

私は船酔いには弱いんで、ベネチア島に最初に着いたこの水上バス停で降りることに。
まあ、歩けば中心地に着くだろう。

その水上バス停からベネチア島に入る。
想像していたにぎやかさとは全く違う静かな町並みがあった。

自分はベネチアは島全体が観光の店ばかりと思っていた。
でも歩いたところは全く普通の生活をする家が建ち並んでいた。

少し歩くと
ありました、ありました、運河が！
ほんと、絵で描いたような運河の姿

昼食はこれも定番すぎるけど、シーフードパスタ。テラスのレストランで外に立てかけているメニューを見て頼みました。（飲み物あわせて18ﾕｰﾛ）
で、その味の感想は・・・（私の舌が馬鹿なのかもしれませんが）
感想としては「日本のパスタもがんばっていたんだ」と感じてしまった。
もちろんおいしかったけれど、日本で食べたのと遙かにおいしいかと問われたら「？？」と言う感じ

定番の写真？
なんだか撮っていると言うより撮らされている感じ(>_<)

ベネチア名物のゴンドラ
定番の写真ですが・・・

またも定番

でも路地に入り、運河に向かえば、ぱっと広がるこの景色。

再び、何気ない路地を見つけた。

奥に進むと、小さな運河に続く船乗り場？があった。
少しメイン通りをはずれると、こんな場所があるのが楽しい。

その船着き場をのぞくと、橋が見えた。
観光客がほとんど来ないような場所も絵になる。

綺麗な女性がいたらついつい写真を撮ってしまう。
でも何となく声をかけることはできない。
やはり世界的な観光地ではあくまでも一人の旅人になってしまいます。

ベネチアは先輩方の写真がいっぱいあるので、定点観察？の写真をアップします。

残念ながら夕焼けにはならなかったけど

ただ、ここにいるだけで、間違いなくベネチアにいるんだと実感。

ホワイトバランスを蛍光灯換えて撮影（独り言です(^o^)）
この写真を撮ったあとにマルコポーロ空港へバスで向かう。
バス乗り場のA1のバス停のNo5のバスに乗る。
2355発のモスクワ行きのアエロフロートに乗る。
明日朝はモスクワだ、どんな景色が待っているのだろう。