秋の夜長に激しい雨が降り続くなかでひっそりと八瀬で紅葉のライトアップ

2015/10/14 - 2015/10/14

八瀬は八瀬童子でも知られる歴史のある集落ですが、今は大原へ向かう通過点、叡電では鞍馬、貴船方面に向かう路線の賑わいに比べ乗る人は少ないローカルな路線、比叡山に向かうケーブルの起点としては、山の反対側大津市の坂本のような華やかさはないetc.
何となく、観光の面では忘れ去られた存在のようになっています。
昔は、叡電の駅の横に遊園地があり、プールに何度か子供たちを連れて出かけました。（今遊園地跡は会員制リゾートホテルになっています。）
そんな八瀬で今年初めて紅葉の時期の週末限定で「八瀬もみじの小径ライトアップ」という催しが行われました。
この日は朝には嵯峨野方面に出かけたところでしたし、夕刻から激しい雨が降っていましたが一度秋の夜長の八瀬を見てみたくて出かけてきました。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

八瀬比叡山口駅に到着。

駅前の高野川に掛る橋の袂にライトアップのイベントを知らせる看板がありました。
激しい雨が降っています。

水量の増えた高野川の流れの音もとても大きく聞こえます。

橋を渡りライトアップ会場のあるケーブル八瀬駅に向かいます。
途中の道もこのようにライトアップされていました。
これがないと真っ暗で前には進めません。

催し会場が見えてきました。

ケーブル八瀬駅に到着。

ケーブル駅に向かって右手斜面にもみじの小径が作られているようです。（暗くてよくわかりません）

さらにこの日は木々の中を巡る小径は雨で危険ということで通行止めでした。

それで紅葉の林を取巻くように作られた舗装路を歩いてライトアップされた木々を観賞することになりました。

かなり高く上ってきました。

目を凝らしてみると木々はまだ５分程度の色づきだったでしょうか。

舗装路の最高地点に到着。
遠く下に八瀬比叡山口駅の灯が見えました。

ケーブル駅方向に下ります。

本来なら左方向に木々の中に続く小径を歩くことができたようです。

駅に到着。

駅の中に入るとニャンコちゃん。

暖かい今年の１１月もこの日の外は冷たい雨。
駅の建物の中は暖房されていました。
幸せそうに眠っています。

駅の外で叡山電鉄の方からいただいた暖かいリンゴ茶と開業９０周年の冊子。
ニャンコちゃんのお隣で私たちも暖まりました。

体が暖まったところでケーブル駅を出て八瀬比叡山口駅に向かいます。

外は依然として激しい雨。

駅に向かう途中遠くにイルミネーションのようなものが見えました。
エクシブ京都八瀬離宮のイルミネーションなのでしょうか。

川は写真ではわかりにくいですが激しく流れています。

駅に到着。

ちょうど乗客を待っていてくれた一両編成の電車に乗り込み帰宅の途につきました。