太平洋海旅紀行・その3.知多半島沖合に浮かぶ離島‥篠島へ

2015/11/13 - 2015/11/13

第25部-122冊目　3/4

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
「海」をテーマにした旅‥
仙台からフェリーに乗って太平洋をクルーズし、名古屋にやって来ました。
今日は、知多半島の沖合いに位置する離島‥ 篠島に宿泊し、海の幸を堪能します。

表紙写真‥知多半島と篠島を結ぶ、フェリーしまゆり(276t)。

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旅行期日‥平成26年11月12日(木)～14日(土) 2泊3日

11月13日(金) 第2日目.曇り

※徒歩
名古屋港.10:35…野跡駅.11:10
↓
①あおなみ線.名古屋行
野跡.11:17→名古屋.11:37
↓
②名鉄:特急.内海行
名鉄名古屋.12:11→内海.13:07
↓
③海っ子バス.師崎港行
内海駅.13:17→師崎港.13:49
↓
④名鉄海上観光船.フェリー篠島行
師崎港.14:25～篠島.14:45【宿泊】

★宿泊‥篠島:シーサイド篠島

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あおなみ線‥300円
名古屋鉄道‥1110円
海っ子バス‥160円
名鉄海上観光船‥2050円
シーサイド篠島‥7400円

エリア 篠島・日間賀島・佐久島(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

10:40
楽しいクルーズが終わりました。
太平洋フェリー「いしかり」よ‥
ありがとう。

名古屋港フェリーターミナルから歩いて、あおなみ線の野跡駅に向かいます。

11:17
名古屋港フェリーターミナルからあおなみ線.野跡駅まで歩いて30分強かかりました。
この電車で名古屋に向かいます。

※名古屋駅で撮影。

野跡駅 駅

11:37
名古屋駅に着きました。
都会ですね。
大きなビルが並んでいます。

ちなみに名古屋は、先日、出張で来たばかりです。

12:10
名古屋から名古屋鉄道に乗って、知多半島の内海へ向かいます。
列車を待っていると、パノラマカーを始めとして色々な電車がやって来ます。
名鉄の特急列車は特別料金がかからず、2人掛けのクロスシート車が多いので、私が乗る12:11発.特急内海行きがどんな電車なのか楽しみです。

あっ、来ましたよ。
新しい車両ですね。

名古屋鉄道(名鉄名古屋→内海)‥1150円

名鉄名古屋駅 駅

あらら‥
特急電車だから期待したのですが‥
残念ながら、オールロングシートの通勤車両です。

13:07
名古屋から57分。
内海に着きました。

名鉄と言ったら、やっぱりこの赤い電車ですよね。

内海駅 駅

内海駅です。
高架駅で下にお土産屋がある風景は、私の実家のある京浜急行三浦海岸駅(神奈川県)に似ている感じがします。

13:15
海っこバスです。
かわいいバスですね。
かつて民間のバス会社が運行していた路線バスは、採算がとれないのか？‥
撤退し、今は南知多町が民間企業に委託して路線バスの運行をしています。
このバスに乗って、知多半島最端の師崎に向かいます。

海っこバス(内海駅→師崎港)‥160円

窓に落書きが‥
けしからん！

いえいえ、これは愛知県のアイドルグループ.SKE48が、地域活性化の活動で知多半島先端の羽豆岬に向かう時、このバスに乗り、サインを残していってくれた物なのです。
落書きではありませんからね。
安心して下さい。

知多半島西海岸をバスは走ります。

13:49
内海駅から30分で、知多半島先端の街‥師崎に着きました。

師崎港 名所・史跡

羽豆岬に行ってみましょう。
ここが、知多半島先端部です。

羽豆岬 自然・景勝地

知多半島先端‥羽豆岬に鎮座する、羽豆神社です。
旅の安全を祈願していきましょう。

パンパン.礼！　

祠がたくさん並んでいますね。
旅の安全を祈願して一つ一つお参りしていきましょう。

パンパン.礼！
パンパン.礼！
パンパン.礼！

だいぶ古ぼけていますが、羽豆岬の展望台です。
昇ってみましょう。

知多半島先端.羽豆岬からの展望です。
さっき行った半島先端部が真下に見えます。

あの沖合いの島は篠島です。
今夜はあの島に泊まります。

新しい展望台がありました。
時間の関係でスルーします。

羽豆岬ウバメガシです。

ウバメガシがトンネル状に生えていて「恋のロマンスロード」といわれていますが、私はひとり寂しく歩くだけです。

14:20
師崎港に戻って来ました。

今回の旅のテーマは「海」です。
てな訳で、これから本土を離れて今夜は篠島と言う知多半島沖の離島に宿泊します。

名鉄海上観光船が本土と篠島を結んでいます。
師崎→篠島→河和の周遊券を買いました。

名鉄海上観光船周遊券(師崎→篠島→河和)‥2050円
※クレジットカードが使えました。

本土と離島を結ぶ高速船です。
師崎→篠島まで10分で結び、周遊券で乗れるのですが‥

師崎港 名所・史跡

やっぱりコレでしょう。
高速船で速く行くのもいいのですが、ここはフェリーに乗り、島旅の旅情を味わう事にしましょう。

名鉄海上観光船.しまゆり(276t)。

さぁ、乗りますよ。
車と同じ所から乗船します。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。

船室です。
質素な座席が並んでいます。

甲板です。
簡素なベンチが並んでいます。

トイレです。
写真は一般船客用の和式トイレですが、別にバリアフリー対応の洋式トイレもあります。

以上で船内視察を終わります。

早っ！

たとえ短い航路でも、これは重要です。
よく読んでおきましょう。

14:25
出航時刻です。

グォ〜ン。
ハッチが閉まって‥

ゴゴゴゴォー
ゆっくりと岸から離れていきます。

本土よ。
しばしの別れじゃ。
さいならぁ～

篠島まで20分の小さな船旅です。

あちらに見えるのは日間賀島です。

篠島が近づいてきましたよ。

篠島港に入港しました。

接岸完了。
パチパチパチ‥

リヤカーで物資を運びます。
島の生活にかかせないものですね。
なんだか、とてつもなく遠くに来たような気がします。

14:45
ようこそ篠島へ。
篠島は知多半島の先端.師崎から3キロの南東海上にある周囲6.7キロの島です。

実は篠島には17年くらい前に仕事で来た事があるんです。

宿までまっすぐ行くと歩いて10分ほどですが、散歩がてら、少し遠回りしていきましょう。

こちらは、中手島のおんべ鯛調製所です。
年に3回伊勢神宮に奉納する「おんべ鯛」を作る場所です。
篠島の一部が埋め立てられる前、ここは島でした。

太鼓橋です。
渡ってみましょう。

太鼓橋からの眺め‥
いい眺めですね。
向こうに見える陸地は渥美半島です。

反対側に見えるのはゴルフ場跡です。

北山公園です。

春は桜がきれいなんだそうですが、今の時期は寂れていますね。

15:15
今夜の宿‥シーサイド篠島です。

建設や不動産をあつかうZENホールディングスの保養所なのですが、一般にも開放しています。
私は一般です。

シーサイド篠島・篠島海の幸プラン‥8000円。
※じゃらんで手配しました。
　じゃらんポイント1300P使用したので実質6700円で済みました。

シーサイド篠島 宿・ホテル

客室です。
6畳の和室で予約したのですが、グレードアップして、8畳の和室に通して頂きました。テレビと金庫があります。
冷蔵庫はありませんでした。

客室には水回り設備がなく、共用となります。
こちらは洗面室。
なんだか学校の流しみたいで懐かしいですね。
お湯もちゃんと出ます。

トイレです。
最近、リフォームしたのでしょうか？
洋式トイレはウォッシュレットがついて新しいです。
和式トイレもあります。

16:13
散歩に出ました。

島のあちこちに島弘法さまが鎮座しています。
昔の海難事故を契機に建てられ、島をぐるりと囲んで88の弘法さまがいます。

歩いていると、きれいな砂浜が見えて来ました。

16:20
篠島サンサンビーチです。
美しい砂浜が800m続き、島の人びとは前浜(ないば)と呼んでいます。
ウミガメが産卵に来ることもあるそうです。

篠島海水浴場 ビーチ

16:35
篠島小学校と中学校です。

歩いていると「こんにちは」と元気に挨拶してくれる島の子供達。
すばらしいですね。
おじさんである筆者は、子供達に癒され元気を頂きました。

16:37
篠島の沖に浮かぶ松島です。

松島にかかる夕日は「日本夕日百選」に選ばれており、ここに落ちる夕日を楽しみに来たのですが、今日はあいにくの曇り空‥
残念ですが、退散します。

島の中心部へ向かいます。

高台から見た島の中心部です。
家屋が所狭しと密集しています。

17:00
島の中心部は狭くていりくんだ路地が迷路のようになっています。
もう暗くてどこがどこだかわかりません。
宿に戻る事にしましょう。

17:15に宿に戻りました。

温泉ではありませんが、浴槽に炭が入れてあってきれいです。
夕食前に一風呂浴びて、疲れと汗を流しましょう。

18:50
夕食です。

まず、一の膳。
見て下さい！
尾頭付きの鯛が刺身と焼物で一尾ずつドーン！と並べられて、篠島の海の幸が卓上を彩ります。

では、頂きまーす。

キリンラガービール‥700円

シーサイド篠島 宿・ホテル

左上‥小海老と枝豆
→茹でた小海老はビールによく合います。

右上‥もずくの酢の物
→もずくを酢の物にした海の恵みを頂きます。

左下‥貝とワカメの味噌あえ
→篠島で採れた貝とワカメを八丁味噌であえました。
　篠島では味噌はかかせない調味料だそうです。

右下‥鯛の塩焼き
→尾頭付きの鯛が丸ごと一匹！
　なんと贅沢なんでしょう。
　これぞ本当の鯛焼きですね。

なんと！
鯛の刺身も丸ごと一匹！
尾頭付きです。

こりゃ、スゲェですね。
生きてて良かった。

続いて、二の膳。

メバルとタコもドドン！と丸ごと一匹ずつお出まししました。
こりゃ凄いですね。
丸ごと尽くしの食事内容です。
「海」をテーマにした旅に相応しい夕食になりました。
超感激！‥です。

左上‥メバルの煮つけ。
→うひゃ?！
　メバルもまるごと一匹！ですよ。
　豪快ですな。

右上‥タコの丸茹で。
→篠島はタコの水揚げが愛知県トップです。
　地物のタコも丸ごと一匹！。
　こりゃ、たまりませんね。

左下‥しらすの天ぷら。
→豊かな漁場に恵まれた篠島はしらす漁も盛んで、日本一の漁獲量を誇ります。
　サクサクの天ぷらを頂きます。

右下‥米飯・しらす汁・香物
→ご飯がフワっと炊けていて滅茶旨い！
　もう苦しいのですが、残すのが勿体なくて、おひつ全部たいらげちゃいました。

ちゅーちゅータコかいな～♪
おもわず口ずさんでしまいます。

韓国みたいに鋏でチョキチョキ‥
食べてみると、旨い！
柔くて甘みがあります。
本土で食べると言ったら酢ダコくらいですが、このタコを食べて、タコに対する認識が変わりました。

19:40
いやぁ、旨かった！
篠島の海の幸を堪能し、完食しました。
もぉ、お腹がパンパン。
大満足です。

つづく。