2015/11/08 - 2015/11/09
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0712302hさん
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母と京都へ。
紅葉シーズンには少し早かったし、2日間とも雨だったし、そういう意味ではあまり恵まれた旅ではなかったけど、楽しい思い出を作ることができました。
何より、元気で旅することができたことに感謝。
病気持ちの母。
また来年、一緒に行けるといいね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
博多駅で母と待ち合わせて、東京行きの新幹線で京都へ。
京都駅は雨。
ホテルで荷物を預けて、最初の目的地・瑠璃光院に向かう。
一両編成の叡山電鉄に揺られて終点・八瀬比叡山口で下車。 -
「川の近くは紅葉が早いのよね。綺麗ね」と母。
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一年に一度、一ヶ月だけの特別拝観、しかも来年の特別拝観はあるかどうか分からない、というからわざわざ足を運んだ瑠璃光院。
1万2,000千坪の院内には、数寄屋造りの書院に「山露路の庭」「瑠璃の庭」「臥龍の庭」。手入れが行き届いた黒光りする廊下が印象深い。
拝観料2,000円…こちらも印象深い。 -
「紅葉を楽しむ」にはあと数週間かかりそうでしたが…静かな趣のあるお寺でした。
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出町柳で下車後、バスで銀閣寺へ。
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展望所から見る銀閣は紅葉と相まってとてもいい雰囲気。
ただ、展望所に続く階段は雨のせいで滑りそうで怖かった。特に高齢の母が転びでもしたら…と思うとヒヤヒヤ。 -
今回の旅のきっかけは「アメリカン・エクスプレス会員様限定イベント 清水寺の夜間特別拝観」に当たったこと。
私は上客じゃないから当たらないだろうな…と思って応募したら、珍しく当選。
紅葉には少し早かったけど、母を旅行に連れ出すいい口実になりました。
ありがとう、AMEX。 -
19時30分開場だったので、それまで二年坂、産寧坂をウロウロして高台寺へ。
土砂降りの雨にどっと疲れが出て、自然と無口になる私。
せっかくの旅だというのに……ごめんね、お母さん。
19時には開場してくれたので、助かりました。
こんなにゆっくり、人の少ない清水寺を楽しめるなんて、二度とない経験だと思います。贅沢をさせて頂きました。 -
最後にぜんざいを頂いて、1日目の日程終了。
帰りのバスはもう20時を過ぎているというのに満員。
しかも運転の荒いこと、荒いこと!(京都らしい、といえばそれまでだけど…)
天気予報によると、明日も雨。
せっかくの京都旅行、ツイてない。
しかも、この日の夜はかなり寝苦しかった…室内の設定温度が高いのか、と思いきや全国的に寝苦しい夜だったらしい。 -
2日目は6時起床。今にも降り出しそうな曇空の下、京都駅から徒歩圏内の西本願寺と東本願寺にお散歩。
私の家は西本願寺派。
丁度東本願寺で読経をしてたので、後ろで聴いていると、母が「お経は同じだけど、節が違う!」と驚いた顔。「節が違うだけで、全然違うものに聴こえるのね!!」
確かに宗派が違うと、聴く機会ってないからね。
ホテルで朝食を食べたあと、金閣寺へ。
母は高校時代に修学旅行で行って以来なので、十数年ぶり。
私も大学時代に行って以来。 -
成金趣味の金閣寺より、絶対銀閣寺の方が風情があっていい!と思ってたけど、歳を取ったせいか(!?)金閣寺の良さもよく分かった。
配置の絶妙さ、バランスの美しさ、手入れの行き届いた木々や庭園…どれを取ってもさすがの一言に尽きる。
母は「銀閣よりは金閣の方がいいわ〜。お母さんはあんまり情緒が分からないから、銀閣って何だかみすぼらしい感じがしてね……」
アハハ、素直だね。 -
裏は紅葉も進んでました。
本当はここから東寺に行って京都旅行も終わり、の予定だったのですが、今朝、東本願寺で出会ったタクシーの運転手さんが「昨日の雨で東福寺の紅葉が進んでますよ。たった一晩、雨であんなに綺麗になるんですな」と教えてくれたので、「行ってみよう!」ということに。
布団が変わると眠れない母。昨日はほとんど眠れなかったはず。
加えて昨日から結構な距離を歩いているので、どこまで持つか内心心配していた私をよそに、意外と元気。
「折角だから行こう」という前向きな言葉に押されて、東福寺へ。 -
バス停から少し歩いて臥雲橋から通天橋を見ると、まさにBOSSのCMでタモリと松雪泰子(そして山村紅葉)が見ていた風景が広がる。
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係員の人に聞いてみた。「今、何割くらい紅葉してるんですか?」
「4割から5割くらいですかね。
ただ、いわゆる一番いい時期、になるとすごい人ですから。
人で溢れて、人に押されて、橋も一方通行になるので、ゆっくり見る、という意味では今日くらいが一番いいのかもしれませんよ」
確かに、老齢の母と一緒に楽しむには一番いい頃合いだったのかもしれません。 -
名残惜しい気持ちもありながら、東福寺をあとにして東寺へ。
東寺では、また雨が降り出した…。
東寺から京都駅までは徒歩15分。
京都駅で千枚漬けやらキャベツ漬けやら購入して、ホテルで預けていた荷物を受け取り、帰路に付く。
最後まで雨の京都だったな、という残念な気持ちの私に対して、母は「土砂降り、とかじゃなかったからそんなに気にならなかったけど」と笑顔。
先月の大山も雨、今月の京都も雨、確かに私の方がイライラしてた、かも。
やっぱり、母は強し、だな。 -
博多駅で母を鹿児島中央駅行きの新幹線に乗り換えさせて、さあ、私も家に帰ろう。
隣のホームには、何やら近未来的な格好をした新幹線が鎮座しており、みんながスマホを向けていたので私も記念撮影。
これ、山陽新幹線全線開業40年を記念した「新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト」なんだって。確かにカッコイイ。
京都の旅、雨はとても残念だったけど、素敵な2日間でした。
病気持ちの母だから、あと何度一緒に旅行できるか分からないけど、来年も行けるといいな。
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