母と行く金沢能登旅行（その１：ANA羽田-小松便利用、割烹ランチ、金沢市内半日ツアー）

2015/10/30 - 2015/11/01

２年ほど前に一人で金沢市内を旅行して金沢市内のメジャーな観光地を巡ったときに、どこかのタイミングで次は母親を金沢旅行に招待したいと考えておりました。

羽田-小松便の景色を見せたい、北陸新幹線に乗せたい、せっかくだから輪島あたりにも足を運びたい…やや曇りがちの天候でしたが、事前に考えていたことを２泊３日で一通り叶えることができました。
ややスケジュールを詰め込みすぎたかもしれませんが、母親からは充実した旅行だったと喜んでもらえて安堵しました。

この旅行記は母親と行く金沢能登旅行の第一弾です。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

８：１５羽田発と早い時間のフライトだったため、前日は羽田エクセル東急に宿泊して小松行のＡＮＡに搭乗しました。

ドル箱路線ではないためなのか、搭乗口まで相当歩きました。

搭乗してほどなく、窓側でスカイツリーが見えました。

母親が「富士山が見えるよ」と声をかけてきたので、何枚か写真をとりました。

翼の上に見えたり下に見えたりしていたので、機体が上下に揺れているのが分かります。

当日はあいにくの曇りがちで、富士山を越えてからしばらくすると雲に隠れて景色が見えなくなってしまいましたが、小松に近づいたころに日本海側の海岸線の景色が目に飛び込んできました。

ほどなくして小松空港に到着しました。

小松空港到着後、あわただしく金沢市内にアクセスするバスに乗り込み、久しぶりに弁慶像をワンショット。

1時間程度で金沢駅に到着しました。

化粧品のポイントプログラムでコツコツためていたポイントで、加賀屋グループの料理旅館「割烹つづみ」の会席ランチのチケットと交換していました。

駅で少し時間をつぶしてから、予約時間の１１：３０にお店へ行きました。

ホームページを見ると１階席は隣との仕切りがない写真でしたが、実際は座席ごとに区切られていて、個室のような配置でゆったり過ごすことができました。

柿と茸の白和え、五郎島金時レモン煮、焼き栗、揚げ銀杏、梅貝旨煮、巣どり茗荷の前菜です。

どれもやさしい味付けであっという間に食べてしまいました。

三種盛りのお刺身の造里。

新鮮で美味しくいただきました。

柳鰆くるみみそ焼きあしらいの焼き物。

焼き加減が絶妙でした。

煮物は郷土料理の合鴨治部煮。

治部煮は私の大好きな加賀料理で、とても優しい味付けでした。

海老ライスペーパー揚げ。

パリパリの揚げ物で歯ごたえ良く美味しくいただきました。

海鮮ちらしと味噌汁。

ボリューム加減がちょうどよく、すべて食べきりました。

水物は、辻口博啓プロデュースの「五郎島金時モンブラン」。

見た目よりもあっさりした味わいで美味しくいただきました。

午後は、金沢市内の観光スポットをコンパクトに観光する半日バスツアーに参加しました。

当日は３０名程度の参加者がいて、賑やかでした。

最初は「兼六園」。

二本足の徽軫灯籠（ことじとうろう）。

眺望台からのワンショット。

１３代前田斉泰が松の名所の唐崎から種子を取り寄せて育てた「唐崎の松」。

みごとな枝ぶりでした。

「根上がりの松」。

「値が上がる」に通じるということで縁起のよい松とのことでした。

日本武尊の像。

なめくじ、蛇、蛙の三竦みで台座が崩れないとガイドさんの説明がありました。

「雁行橋」。

雁が列をなして飛んでいる姿につくられているそうですが、別名の「亀甲橋」の方がしっくりくる感じがしました。

白い鯉を発見してワンショット。

とても目立っていました。

見学時間が７０分と限られていましたので、この後ほどなくして兼六園を後にしました。

兼六園の後は、武家屋敷跡の見学。

この辺りは金沢市内の一等地ということで、とある有名なホテルチェーンのオーナー宅の紹介もありました。

途中で青木クッキングスクールにある「四季のテーブル」で休憩しました。

麩のお饅頭と飲み物のセット。

米粉のお饅頭と比べるとあっさりしていて、あっという間に食べきってしまいました。

休憩をはさんで珠姫の寺・天徳院へ行きました。

前田利常公の正室珠姫様の菩提のために創建されたお寺です。

静かな佇まいのお寺です。

からくり人形劇が有名らしく、矢印に沿って本堂に入ります。

人形劇は一回見れば充分かなと思います。

見学時間が限られていましたので、人形劇終了と共にお寺をそそくさと後にしましたが、本堂にはさまざまな宝物がありましたので、もう少しゆっくり見学したいお寺でした。

ツアーの最後は「ひがし茶屋街」の観光。

以前に比べると観光客が増えて三味線の演奏もなく、風情が失われているような気がしました。

バスツアーを終えて今回の金沢旅行で２泊お世話になる「金沢白鳥路ホテル山楽」へ。

兼六園と金沢城公園に近い老舗ホテルだったようですが、名称変更したらしく、ホテルの存在をご存じないタクシー運転手さんもいらして、金沢駅から少し時間がかかりました。

宿泊予約が遅かったため、和室しか予約できませんでしたが、お部屋は綺麗で、居住性も快適でした。

お部屋から玄関のワンショット。

手前の扉がワードロープで向こう側がお手洗いです。

お手洗いは広く、ウォシュレットもあります。

ワードロープは広々としてハンガーも沢山あって助かりました。

こちらのホテルは温泉つきのお宿で、朝の支度以外は利用しませんでしたが、広々とした浴室です。

アメニティのデザインがおしゃれです。

ネスカフェのバリスタのコーヒーメーカーが備えられていて、一人一杯までサービスで飲むことができます。
（御代わりする場合は、１ポーション１５０円必要です。）

バリスタの隣にあるミネラルウォーターもサービスです。

コーヒーメーカーの下は冷蔵庫で、金沢棒茶が一人一本サービスで提供されます。

お布団は押入れ（右側の白い扉）に収納されていて、温泉に行っている間にホテルのスタッフさんがお布団を敷いてくださいます。

温泉付きかつ和室のお部屋で、母親にも満足のお宿でした。