雨季のアンコール遺跡群（２） トンレサップ湖、ベンメリア遺跡

2011/08/07 - 2011/08/12

　「新緑のアンコール遺跡と密林に眠るベンメリア」のツアーに参加。

8月７日　タイのバンコク経由で、カンボジアのシェムリアップ着。
８月８日　終日、アンコール遺跡群を観光（午前、アンコール・トム。午後、アンコール・ワット）。
８月９日　アンコール遺跡群（東部、北部）。
８月１０日　終日、シェムリアップ郊外を観光（トンレサップ湖、バンテアイ・スレイ、西バライ）。
８月１１日　シェムリアップ郊外（午前、ロリュオス遺跡群。午後、コー・ケー、ベンメリア）。
８月１２日　シェムリアップ市内観光。その後、空路でバンコクへ行き、乗り換え。
８月１３日　帰国。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 航空会社: バンコクエアウェイズ タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

この日は、終日シェムリアップ郊外を見学。
まずは、バンテアイ・サムレ。「サムレ（ソムラエ）族の砦」という意味を持つ。

東バライのpradak村。

次に、シェムリアップから南へ約11キロ、トンレサップ湖のボート乗り場。
カンボジアの中央に位置する大湖で、古来より漁業が盛ん。

クルーズに乗船して運河を進む。雨季なので湖水が濁っている。

水上学校。

通学中。

養魚場に到着。

ワニの飼育。

養魚場から、水上家屋を撮影。

船上八百屋。

今日のメインである、バンテアイ・スレイ（「女の砦」の意味）。
シェムリアップから北東に約40キロ。シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられた寺院で、彫刻にはヒンドゥー神話が描かれている。

第二周壁の門。

北から、北塔と中央祠堂。

東塔門の横から、中央祠堂。

東塔門から。

中央祠堂周辺は、遺跡保護のためロープが張られ立ち入り禁止となっている。10分間だけ特別許可をもらい、間近で見学。

ここの遺跡は、ほとんどが赤色の砂岩で造られているため、保存状態が良いと言われている。

「東洋のモナリザ」と呼ばれるデバター像。

南塔。

南塔のレリーフ。

南塔、西から。

中央祠堂、西から。

かって、作家のアンドレ・マルローがこのデバター像に魅せられ、盗掘して国外に持ち出そうとして逮捕されたことがあった。

西バライのボート発着所へ。東西8キロ、南北2キロの大貯水池。

エンジンボートに乗船して、中心寺院西メボンを目指す。

途中、ボートが止まるハプニング。

西メボンに到着。

周囲に巡らされていた回廊が、部分的に残っている。
夕陽を鑑賞後、ホテルへ。

翌日、ホテルを7時半に出て、シェムリアップから南東に約13キロ行ったロリュオス遺跡群を訪問。
アンコール遺跡中、最古の寺院、プリア・コー。「聖なる牛」。

遺跡修復作業の現場を見学。

バコンまで牛車で移動。

バコン、全景。ロリュオス遺跡群の中でも、最も規模の大きい遺跡。

六人の阿修羅が神と戦うレリーフ。

ロレイの祠堂。

ロレイの寺院で。

シェムリアップ市内で昼食後、約2時間移動して、コー・ケー遺跡群に到着。
プランと呼ばれる、高さ約35ｍの7段ピラミッド型建物。階段の修復作業が完了していないため、上には登れず。頂上のリンガは窃盗にあったそう。

「地雷危険」の立て札。まだまだ、内戦の傷跡が残る。

直径約１ｍのプラサット・リンガ１。

さらに一時間移動して、巨大寺院、ベンメリアへ。
参道のナーガ（蛇神）。

ベンメリアは「花束の池」の意味。アンコール・ワット建造前の11世紀末～12世紀初頭に造られたとされる。また、真偽のほどは定かでないが、アニメ「天空の城ラピュタ」のモデルとなったと噂されている。

崩壊が進んでいるのに、ほとんど修復作業がなされていない。

この日の日程は終了して、ホテルへ。

最終日はシェムリアップ市内観光。
まず、シアヌーク・イオン博物館を見学後、オールド・マーケットへ。

米屋。

自由時間に、シェムリアップ川を渡ってワット・ダムナックを覗く。

次に、クメール織物伝統文化研究所。
日本人の織物研究家が、カンボジアの伝統の継承と女性の働く場所を増やすために創設したシルク工房。

昼食後、自由時間にホテルの近くを散歩中、国道6号線沿いでゲテモノの屋台を発見。
ホテルで夕食後、空港へ。バンコクで乗り換え、翌日、帰国。