レーゲンスブルク、白亜の大聖堂とドイツ版ギリシャ神殿

2014/04/19 - 2014/04/20

2014年のイースター休暇にロマンチック街道にあたるドイツ中南部の3都市を訪問しました。
ニュルンベルクはドイツ中部の大都市、バンベルクとレーゲンスブルクの旧市街は世界遺産に指定されており、最もドイツらしい建物や景色に出会えました。

4月18日（金）バンベルク泊
4月19日（土）バンベルク　→　レーゲンスブルク泊
4月20日（日）レーゲンスブルク　→　ニュルンベルク泊
4月21日（月）ニュルンベルク

エリア レーゲンスブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

レーゲンスブルクの街中に到着。
この日はレスキュー隊のイベント（？）らしく、レスキューバイクや救急車が広場に飾っていました。

大聖堂を楽しみにレーゲンスブルクに来ましたが、なかなか珍しい光景に出会えました。

この日（土曜日）はイースターで唯一店が開いている日だったので、Galeria Kauhofというドイツのデパートも大盛況でした。

レーゲンスブルク大聖堂（Dom）。
ケルン大聖堂と同じゴシック様式ですが、真っ黒なケルン大聖堂に比べ、こちらは白く、青空に映えます。

今日は中に入れないようで、みなさん外で休んでいます。

大聖堂の横手には、バイエルン王国ルートヴィヒ１世の銅像。

ゴリアテハウス（少しだけ修復中）。
旧約聖書の中のゴリアテとダビデの戦いを描いています。

石橋でドナウ川を渡ります。
実は12世紀に建造されたこの橋はドイツに現存する最古の石橋だそうです。
一部は絶賛工事中でした。

渡り切った向こう岸から大聖堂を眺めます。大聖堂の大きさが際立っています。

少し日も暮れてきたので、中州にあるレストラン「Alte Linde」で休憩します。

ドナウ川を見ながら、レーゲンスブルクの地ビール「Kneitinger」のピルスナーを頂きます。

ちょっと冷えてきたので中に入らせてもらい、ついでに夕食もオーダーしました。

窓越しのドナウ川。

春の風物詩、旬のシュパーゲル（白アスパラガス）のオランデソース。
濃厚なバターベースのソースでシュパーゲルによく合います。

こちらはソーセージ付きシュパーゲル。
シュパーゲル付きソーセージではなく、この皿の主役は白アスパラガスで、ソーセージは付け合わせです・笑

夕暮れの大聖堂に別れを告げ、ホテルに向かいます。

ホテルは街中から少し離れた住宅街の中にあるApollo。
地下にプールやサウナもあり、のんびりするのに良いホテルです。

部屋はスタンダードな装備、寝るだけなのでこれで問題ないです。

翌日。
「歩き方」を見ると、街の近くに、教会や大聖堂ではなく「神殿」があるとのこと。せっかくなので行ってみました。
確かに神殿らしきものが見えてきました。

本当に神殿でした。その名もヴァルハラ神殿。

Wikiによると、「ドイツ語を母語とするドイツ史上の有名人、すなわち政治家、支配者、科学者、芸術家などを祭った、バイエルン州レーゲンスブルクの東のドナウ川岸の丘にある新古典主義の建築物」とのことです。

車で来るか、レーゲンスブルクからドナウ川を下ってくる遊覧船があるようです。

ドナウ川の遊覧船からくると、下から上ることになります。

昨日の銅像ルートヴィヒ１世が建築を命じ、1842年に落成しました。

レーゲンスブルクからの遊覧船がやってきました。ドナウ川から見上げる神殿も良さそうです。

造りもしっかりしています。

神殿で広野を見ながら語り合っておられるようです。

レーゲンスブルクに帰ります。

街中に戻って来ました。今日も大聖堂は青空に映えます。

横っ腹も立派です。

よく見ると、ガーゴイル（水はけ用）もいます。

大聖堂の中に入りました。
少し暗いですが、十字架を前にひざまずき主祭壇を仰ぐ人物像は、マクシミリアン一世の弟の枢機卿フィリップ・ヴィルヘルムだそうです。

こちらのステンドグラスも綺麗です。

イースターの飾り付け。ウサギとたまご。

神聖ローマ帝国の帝国協議会。

神聖ローマ帝国の帝国協議会。

1663年から1806年にかけて帝国議会がここで常設されていたそうです。

階段を上り、踊り場に入ってみました。

ジョッキを手にした石像。

協議場から尖塔も見えます。

帝国協議会の前にあるコーレンマルクトにはカフェなどが集まって賑やかです。

カフェの二階の窓際テーブル席に座れました。外の様子を見ながら休憩できます。

店員さんお薦めのワッフルを注文。一皿で十分二人分ある量。

甘いものを食べたので、ドナウ川沿いを散歩です。

川沿いにはドイツ最古のソーセージ屋さん「Wurstkuchl」があります。

昔の街の立体地図。北側の大聖堂側は栄えていますが、南側はそこまでだったようです。
次はニュルンベルクに向かいます。