バンベルク、知られざるドイツビールの聖地

2014/04/18 - 2014/04/19

2014年のイースター休暇にロマンチック街道にあたるドイツ中南部の3都市を訪問しました。
ニュルンベルクはドイツ中部の大都市、バンベルクとレーゲンスブルクの旧市街は世界遺産に指定されており、最もドイツらしい建物や景色に出会えました。

4月18日（金）バンベルク泊
4月19日（土）バンベルク　→　レーゲンスブルク泊
4月20日（日）レーゲンスブルク　→　ニュルンベルク泊
4月21日（月）ニュルンベルク

エリア バンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

イースター初日、バンベルク到着しました。
1泊するホテルBestwestern Bambergに荷物を置き、さっそく街中へ。
雨もぱらぱら降っていたので、新市庁舎のあるマクシミリアン広場にいるのはこの像だけでした。

観光スポットの旧市庁舎があるレグニッツ川に着いたころには、雨もようやくあがりました。

観光客も出てきて、ようやく中心地らしくなりました。

中州にある旧市庁舎前では音楽を奏ではじめる方々も。

川の見るとちょうど水門を開放していました。今でも手動とは、古き良きドイツ人男性の仕事っぽい感じがします。

バンベルク一番の人気スポット、宙に浮いている旧市庁舎。なんでこんな造りになったか謎です。

旧市庁舎付近からは、小ベネチア地区と呼ばれる建物群も見えます。どんよりしてます。

メインストリートも活気が出てきました。

ウィンドウショッピング１

ウィンドウショッピング２

ビアホール「シュレンケルラ」。バンベルク名物の「ラオホビール」（大麦いぶした燻製ビール）が有名なNo.1ビアホールです。

店頭の飾りもオシャレです。

シュレンケルラに入りたかったのですが、見事に満員御礼。
店は違いますが、お隣もビアホールとのことなので、こちらに入りました。
「Ambrausianum」というお店。
ここもバンベルク10醸造所のうちのひとつでした。

注ぎたてのバイツェン（左）とヘル（右）を頂きました。両方、美味です。

雨上がりで気温も下がっていて少し寒かったので、スープも追加でオーダー。
春のドイツ名物白アスパラのスープです。

立ち寄ったビアホールから近かったので、小ベネチア地区のそばまで来てみました。
・・・どんよりしたベネチアです。

旧宮殿に向かう途中、中世感があるストリートがありました。

ドイツは雲が低いです。

ホテルに戻る際、マインドナウ運河の水面が綺麗に反射していました。

夕食はレストラン「Ichi-san」。
どう見ても日本人経営ではない日本食レストランでしたが、ホテルから近かったので入りました。

ビールメニューにはキリンやアサヒの瓶ビールもあり、日本っぽさを演出していました。
せっかくバンベルクにいるので日本ビールを我慢して、バンベルクから少し北にある「Schlossbrauerei Reckendorf」醸造所のピルスナーを頂きます。

独製寿司を頂きました。
左列と中央列は、もはや何寿司かわかりません（笑）

とりあえずお腹を満たしてホテルに戻り、バーでラオホビールとご対面。
残念ながら生ではありませんでした（バーテンがビンから注ぐのが見えました）が、燻製の香りがとてもよく出ているビール、好きな人は好きになります。

もうひとつは普通のピルスナーを。

今回はBestwesternポイントがあったので、このホテルにしました。
バンベルク中央駅と旧市街のちょうど真ん中くらいにあり、評価も高めです。

シャワーのみの部屋。
朝食は充実していました。

本日は快晴、観光日和です。

小ベネチア地区は前日のどんよりした景色から一転、ほんの少しだけベネチア感が出ました。
いや、やっぱりほど遠いです。。。

旧市庁舎も綺麗に撮れました。

旧宮殿から散歩します。

宮殿と言うものの、非常に素朴な造りです。

継ぎ足しで拡張していったようです。

新宮殿のお庭はバラ園らしいのですが、一輪も見当たらず。

次は少し歩いて、聖ミヒャエル教会に向かいます。

教会の裏手ですが、立派な庭です。こちらのほうが宮殿っぽいです。

庭から東方面を一望。

庭の北側。青と緑、そして屋根の赤さがきれいにまとまっています。

こちらは後から知ったのですが、フランケンビール醸造博物館。前もって知ってたら立ち寄っていました。

聖ミヒャエル教会の正面、かなり大きいです。
残念ながら中は見学はできないようでした。

聖ミヒャエル教会の遠景。

聖ヤコブ教会。

旧宮殿に戻ります。前を歩かれているお二人と比べて、旧宮殿の屋根の大きさがよくわかります。

旧宮殿に戻りました。

バンベルク大聖堂。

門も巨大です。

11世紀初頭、神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世により建造され、後期ロマネスクからゴシックにいたる過渡期の建築様式が見られるとのことです。

有名な「バンベルクの騎士」（1230年頃の作品）。
ドイツ中世美術の傑作のひとつだそうです。

多くの教会に入ってきましたが、柱に石像があるのは珍しいです。

今日こそビール日和ですが、これから次の街に移動なので我慢します。

一般的な土産物屋さん。バンベルク市内パンフレットは多言語で日本語もありました。

レースの土産物屋さん。

最後にもう一度旧市庁舎前を通ります。

外装はフレスコ装飾されています。

メンテナンスが大変そうです。

最後に謎のオブジェ。。。

遠くになった大聖堂に別れを告げ、次の街に移動します。