ハノイ ハロン湾と街歩き

2015/11/05 - 2015/11/08

初めてのハノイ訪問。
ハロン湾とタンロン遺跡の二つの世界遺産を見学。
ハノイ市内では、雑貨屋さん巡りとグルメを楽しむ。
乾季のベストシーズンなはずが、蒸し暑く雨にも降られたけど・・・
緑と湖に囲まれたハノイ。短い日程ながら、満喫できました！

一日目 16:35羽田発20:50ノイバイ着VN385便
二日目 バッチャン村とハロン湾ツアー
三日目 タンロン遺跡・ハノイ市内観光
四日目 08:20ノイバイ発15:05羽田着VN384便

SUNNY 3 ホテル泊

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空

羽田発のベトナム航空でハノイまで。
13年前に訪問したホーチミンに続いてベトナム二都市目。
航空券とホテルと送迎がセットになった激安ツアーを利用。

機内食。
座席にモニターがなく、5時間半のフライトが長かった。
飛行機もホテルも突っ込みどころ満載だったけど、激安ツアーだから文句はない。

ノイバイ空港は、近代的空港でびっくり。
送迎付きなので、空港での白タクとの攻防戦もなし。

ホテル到着。
ホテルはアップグレードが出来たけど、今回は寝るだけの予定なので、あえてせず。実際、出ずっぱりで、寝るだけでした。
フロントのスタッフは、いつ見ても同じ人。働き者。

二日目は、日本で申し込んでおいた、バッチャン村とハロン湾クルーズのオプショナルツアー。
写真は、タンロン・ハノイ建都1000年記念の陶器モザイク壁画とロンビエン橋が交差した所。
陶器はもちろんバッチャン焼き。

道中、信号無視、反対車線走行などなど何でもありの走行です。
規則が守られていないけど、秩序は保たれている。流れが止まることがなく、ある意味感心する。

最初の目的地、バッチャン村に到着。
バッチャン焼きの制作を見学。

ツアーで案内されたお店のバッチャン焼きは、洗練されているけど高い。
近隣のお店をいくつか見て回り、記念にいくつか購入。
もっとじっくりまわりたかった〜

途中トイレ休憩を兼ねてお土産物屋さんに立ち寄り、3度スコールにあい、ハロン湾到着。
様々な大きさのクルーズ船が停泊。
宿泊できる船もあれば、難民のようにゆられていく船もあり。
私たちは、ごくごく標準的な船で出発。

出発後、食事をとりながらハロン湾を堪能。
船上生活者の船の小ささにびっくり。

大小さまざまな奇岩の間をゆらゆらと。

ティエンクン洞を見学するため下船。
岩を近くで見あげるとこんな感じ。

鍾乳洞内部は、カラフルにライトアップされています。鍾乳石や石筍が見事です。

水上生活者がこの穴から鍾乳洞を発見したそう。
かなり高い位置にあります。

クルーズ船乗り場に戻り、ハロン湾を後にします。
また3時間半ほどかけてハノイ市内に戻ります。

ハノイ市内に戻り、タンロン水上人形劇場前でツアーバスを降ろしてもらう。
お腹がすいたので、レストランへ直行。
ホアンキエム湖を望みながら食事が出来るこちらのビルの5Fの「Cau Go」で夕食。

お店の人お勧めのチキンは、サテみたい。
パパイアサラダは、安定の美味しさ。
手前のからし菜の春巻きは、感動の美味しさ。
この後、普通の春巻きも食べたけど、断然からし菜の春巻きの方が好みでした。

Cau Goのテラス席から見たホアンキエム湖。
テラス席は満席と言われたけど、室内での飲食の方が好き。
ソファー席でゆったりと食事と景色を堪能。
夜のホアンキエム湖はキラキラして、綺麗でした。

食事後、ホアンキエム湖の西側を南下しながら夜の散策。
もちろんデートスポットですね。
中央はライトアップされた亀の塔。

ロータス水上人形劇場の近くのインティメックスというスーパーへ。
閉店間際だったらしく買い物半ばで追い出されるように退店。
大教会へ。ライトアップはされていなかった。時間が遅いのかな？
この近くの「ヴァンスワン」でマッサージを受けて、タクシーでホテルへ。

三日目は、ハノイ市内観光。
まずは、タクシーでホーチミン廟に。
入口で荷物を預け列に並ぶも、さっきまで進んでいた列が全く進まなくなる。
イタリアの要人が参拝中のため、一般観光客は足留めを食っていることが判明。
時間もないので、見学を諦め、先に進むことに。

ホーチミン廟の外観だけでも、間近で見たかったけど、バーディン広場も進入禁止。
ずいぶん遠くからのホーチミン廟の見学となりました。

少し歩くとベトナム国旗とイタリア国旗がはためいている建物が。外務省？迎賓館？
滞在中にイタリア大統領や中国国家主席、日本の防衛相など各国の要人が訪問されていたみたいです。

気を取り直して、タンロン遺跡見学。
11〜19世紀に栄えたベトナム王朝の城が築かれていた城跡。
世界遺産なのに人気がない。
ハイライトの瑞門と奥に国旗掲揚塔。

敬天殿の龍の手すりの石階段。
タン（昇）ロン（龍）というよりは、ハ（降）ロン（龍）。何れにせよ立派。

王朝の城一帯は、その後 軍の統治下に。
旧北ベトナム軍が作戦司令部として利用したD-67と呼ばれた地下室への階段入口。
この地下室は見応えがありました。

国会議事堂の移転計画時に発見された、ホアンジエウ18番遺跡。
いつか終わるのか心配になるほどの、のどかな仕事ぶり。

正北門。
タンロン遺跡全体に、ブラシで擦りたい衝動を覚えましたが、擦っちゃダメなんだろうなぁ。

タンロン遺跡見学を終え、ファンディンフン通りを旧市街方面に向かいます。
街路樹が素晴らしく、散策には気持ちいい。
赤信号になると、あっという間にバイク渋滞。

ドンスアン市場に到着。
内部はあまりにも混沌としていて足を踏み入れませんでした。
旧市街のメイン通りである、ドンスアン通りは結構な交通量。

脇の小径に入って、旧市街をぶらぶら散策。
緑と昔ながらの街並みが調和して、心地よい。

旧市街での目的の一つは食べ歩き。
まずは、「Banh Mi 25」で、ベトナム名物バインミー。
お味も店員さんの英語も路上店とは思えない、質の高さ。

続いて、ブンチャーの「ダックキム」。
有名人気店とは思えぬ呼び込みに一瞬ひるむも、入店。
タレは確かに美味しいけど、ブンの量が多い。揚げ春巻きはヘビー。
日本人の方と相席となり、情報交換。

ダックキムを出ると、雨が降り出していた。
雨の中、頑張って大教会まで歩き、大教会周辺の雑貨屋さん巡り。
入店したほとんどのお店は、見るだけでも嫌な顔をされず、しつこくもなく楽しかったです。

もう少し食べ歩きをするつもりだったけど、お腹いっぱいで無理。
食べ歩きは諦めて、雑貨屋さん巡りをしながら、ホアンキエム湖周辺へ。
タンロン水上人形劇場。今回は鑑賞はせず。次回のお楽しみに。

ホアンキエム湖上の玉山祠の入口。
観光客や参拝客でかなりの賑わいでした。

ホアンキエム湖の東側を南下。亀の塔。
ホアンキエム湖散策は、昼より夜の方が楽しかったな。

さらにてくてく歩いて、オペラハウス周辺。
一瞬、パリっぽいけど、手前のバイクや自転車が、やっぱりベトナム。

オペラハウスとヒルトンホテルの間にある、「ハイランズ・コーヒー」でお茶タイム。
ベトナムコーヒーのブラックは恐ろしく苦く、コンデンスミルク入りは恐ろしく甘い。
オペラハウス周辺をもうちょっと散策するつもりだったけど、また雨が降ってきたので、コーヒーを飲みつつ雨宿りしながら、作戦の練り直し。
雨が降るとフットワークが鈍るのは仕方が無い。

小雨になってきたので、南下して気になる雑貨屋さんを目指すことに。
南下するにつれローカル色が強くなっていきます。
ハノイ市内の電線は、恐ろしいことになっている。

途中、ホム市場を通り抜けてみる。
典型的な東南アジアの市場。2階には布が山積み。

お目当の雑貨屋さんで、雑貨を購入し、近くの「ヴィンコム・センター」へ。
こちらも、典型的な東南アジアのショッピングセンター。
この辺りには、日本食レストランが沢山ありました。

ヴィンコムセンター内のスーパーには、前日買いそびれたお目当の品がなかったので、ニッコーホテルの近くの インティメックスまで、ティエンクアン湖を横目にてくてくと。
ハノイには、至る所に湖があります。

インティメックスでお目当の品を購入後、「インドシン」で夕食。
バナナの花のサラダが美味しかったです。
パクチー好きには、ベトナム料理はいいですね。
本当は、マッサージに行く予定だったけど、キャッシュが心もとなくなったので、おとなしくタクシーでホテルに戻る。

四日目は、帰国のみ。
朝5時起きで空港へ。
空港車両に社会主義国を感じます。
大雨の中、離陸。結構揺れました。

帰りの機内食。選択の余地なく和食。
ハノイ積みの和食が美味しい訳がない。

実質二日のハノイ旅行。
短いながらも満喫しました。
私は、ホーチミンよりハノイの方が好きだなぁ。
お気に入りの都市が増えました。
次回は、高級ホテルに宿泊し、のんびりリッチな旅を目指したい！？