2014/12/20 - 2015/01/05
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DC10助さん
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中国東方航空のビジネスクラスのアジア往復航空券を安く購入できたので、年末年始にインドのチベットと呼ばれるラダック地方、レーまで行ってきました。マイナス17度と寒い時期でしたが、透き通るような空気の中のラダック地方の旅は貴重な経験になりました。
中国東方航空のデリーまでの航空券を手配し、途中降機をして、上海観光を付け加えました。デリー往復でもよかったのですが、ちょっと息抜きもしたくなるだろうと思い、帰りはオープンジョーでバンコクから帰国する行程を組みました。、
デリーバンコク間は別途タイ国際航空のビジネスクラスを手配しました。
羽田→上海(虹橋):中国東方航空
上海(浦東)→デリー:中国東方航空
デリー→レー:Go Air
レー→デリー:Go Air
デリー→バンコク:タイ国際航空
バンコク→上海(浦東):中国東方航空
上海(浦東)→成田:中国東方航空
極寒のラダック紀行です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
デリー空港の第一ターミナルからGO AIRでラダック地方のレーに向かいます。
レーは標高3500mにある街ですが、レーの気象条件が影響しているのでしょうか、数社が運航していますが、すべてデリーを早朝発、朝レー到着のスケジュールです。
この日はデリー空港が濃霧のため、搭乗開始が1時間遅れ、その後2時間出発まで機内で待機させられました。 -
この状態で2時間待ちです。エコノミークラスの座席です。
オフシーズンのため、レーまでの航空券は激安でした。
御覧のように飛行機も空いています。
しかし、その分防寒着購入に随分お金がかかりました。
何しろこれから向かうレーはマイナス17度です。 -
本当に飛ぶのかわからないまま2時間機内で待ちました。外は5m先も見えないような濃霧です。
あまり天候が変わったようには見えませんが、3時間遅れで離陸です。 -
離陸して5秒で晴れました。濃霧の正体は、デリーの大気汚染のようです。
確かに黄色い霧だったもんなあ・・・。
ヒマラヤの山脈を越えてレーに向かいます。
着陸の際、「レーの空港は着陸の難しい空港なのでシートベルトをしっかりしめてください。」というアナウンスが。
インド人もみなおとなしくベルトを締めて、着陸しました。
レーの空港はぜひとも写真を撮りたかったのですが、軍用空港でライフルを持った軍人に見張られていたので、あきらめました。空気が薄いです。ゆっくり歩きます。 -
タクシーと値段交渉をして、ホテルへ向かいます。
オフシーズンなので、営業していないホテルも多いです。
グランド・ドラゴン・レーが今回お世話になる宿です。レーでは最高級のホテルです。 -
到着が遅れたので、お昼近くにチェックインです。部屋に入るとチャイとビスケットが運ばれてきました。体が温まります。
標高が高いので、体を慣らすためこの日は何もせず、ホテルの部屋で寝て過ごします。お昼はパスして、部屋でテレビなどを見て過ごします。
体の動きが鈍くなります。アスリートの高地トレーニングはこういうことなんですね。
また気圧が低いのか食欲がわきません。高山病の薬を飲んで体を慣らします。 -
ホテルの窓からの眺めです。
遠い異国に来た感じがします。 -
ホテルのレストランで夕食を食べました。
標高が高いため、アルコールは控えます。
中華風の春巻を前菜にいただきました。 -
辛い物は体が疲れると思い、中華風ヌードルを食べました。
かなり量が多いです。それよりも、高地のため、食欲がわかないみたいです。
体を慣らすため早めに寝ます。 -
翌朝、体も慣れたので、街歩きに出かけてみます。坂道を登り、レーの街へ。
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丘のてっぺんにある王宮に向かいます。
空気が薄いので、途中何度も立ち止まりながら登ります。
地元の子供に追い抜かれます・・・・。 -
王宮は中に入れません。
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王宮のある丘の頂上からの眺めです。
このような土地にもたくましく住んでいる、人々の力強さを感じます。
しばらく言葉が出ません。
呼吸を落ち着け、ゆっくり街へ下ります。
夜は気温が氷点下17度まで下がりますが、日中はいくらか暖かいようです。 -
街に降りていく途中にもマニ車がありました。回すとお経を唱えたことになるとのことです。
軍人さんがマニ車を回しています。
国境の街という緊張感と、昔ながらの風習が息づいている不思議な光景です。 -
ホテルに戻ってきました。
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立派なホテルです。WIFIも使えます。
ただし、場所柄かなり不安定です。
Lineは送れますが、動くスタンプは送信できません。
ゆったりとした時間が流れています。 -
ホテルのレストランで昼食を食べることにします。
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インドの山奥で、クリスマスを祝ってみようと思い、ローストチキンを食べました。もちろん、お酒抜きです。
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昼食後、レーの街を再びぶらぶらします。
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荒涼とした岩山に囲まれて街があります。
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食欲があまりないため、部屋でみそ汁を飲んで寝ます。
気圧が低いのでパックがパンパンです。 -
ホテルのレストランで朝食を食べます。
チベット文化圏ですが、インド領なので、インド料理です。 -
今日は一日車をチャーターして、ラダック地方のレーの街より東側のエリアを見て回ることにします。
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レーから45Kmの距離にあるへミスの僧院にまず向かいます。
街道を外れて、車を走らせていると、山道をドイツ人の女性がストックを付きながら歩いていました。
へミスの僧院へ向かっているというので、乗せてあげました。 -
ドイツ人の女性は、今まで1週間、極寒のラダックの山の中を歩いていたのだそうです。
こちらがへミスの僧院です。
美しい僧院です。 -
ドイツ女性と別れて、楽しく写真を撮っていました。
オフシーズンのため、ほかに観光客はいません。
独り占めです。
ただし、僧院も閉まっていて中に入ることはできません。
普通ならこうやって写真を撮って終わりなのですが、ここで思いもかけぬことが。 -
何と先ほどのドイツ女性、チベット語が喋れたのです。
ラダックの人々は、ラダック語という言葉をしゃべります。
しかし、チベット仏教の経典がチベット語で書かれているので、僧侶たちはチベット語を理解できるのです。
極寒の12月、人のいない僧院にやってきた、チベット語を話すドイツ人と日本人の珍客(自分は後ろにくっついていただけなのですが)に僧侶たちが大喜び。
僧院のカギを開けて、各部屋を見せてくれました。 -
そして気をよくした高齢の僧侶が、ぜひ招待したいと、自分の僧坊に招待してくれました。
山を一緒に上っていきます。 -
ドイツ女性の後ろにくっついていきます。
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ここが先ほどの僧侶の生活している僧坊
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僧坊の内部の様子。
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お湯を沸かしてチャイを入れて、ビスケットをふるまってくれました。
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14歳で出家してから50年近くここで生活しているのだとか。40分ほどいろいろな話を聞かせてくれました。
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さて、ここで自分で旅を続けてもよいのですが、ドイツ人女性もレーを目指しているとのこと。バスもあまり来ないので、一緒に乗せて行ってあげることにしました。次の目的地、ティクセの僧院には明日以降来ようとしていたとのことで、ならば本日見学を。
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イタリアの山岳都市のようです。
門をくぐります。
我々以外観光客はいません。 -
本当に荒涼としています。
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僧院の内部はやはり鍵がかかっていました。
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しかし、ここでもチベット語炸裂。
ドイツ人女性がチベット語で僧侶に話しかけると -
中に入れてくれました!
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本当に荒涼とした山の中に僧院があります。
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レーに戻る途中、シェイの僧院にも立ち寄りました。
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ここでも中に入ることに成功!
恐るべしチベット語! -
こんなきれいな写真が撮れました。
レーに戻り、ドイツ人女性とお別れして今日はぐっすり休みます。
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