2015/09/25 - 2015/09/25
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karasukkoさん
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ぺトラ探索二日目。
アンマンから一緒に来た二人は、ぺトラで会ったもう一人(ケンタロー)を加え、ダハブ(アカバ経由)へと発っていき、私は翌日のワディ・ラムへご一緒することになる、ポルトガル人カップルと一緒にホテルのバスでぺトラ入口へ向かう。
今日も朝のお茶がおいしい(大体毎日朝入れてくれた=サービス)
*1JD(ヨルダンディナール)=170~172円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
-
ヨルダン地図。
2がぺトラ。 -
一日目は、右端の入り口から左奥のエド・ディルへの一般的なルート。
二日目は、中央の赤い太字の部分のトレッキングルートを選択。
* トレッキングルートは、ほとんど人がいないので途中で何かあっても助けは来ない(かも)。でも、難しい個所はないので_迷うことも、ほぼなく_一人で行っても大丈夫だと思う。 -
ダハブへの同行を勧められ、ちょっと(いえかなり)は迷ったものの、ぺトラに残ることを決めた私。
今日ご一緒するのは、ポルトガルからの二人。といっても、ホテルの車でぺトラ入口まで送ってもらった後は、勿論単独行動。くれぐれも、迷わないように! -
このゲートで、チケット(二日券)を見せて中へ。
* 私はチェックされなかったけれど、中にはパスポートの提示を求められ、持ってなかったがためにホテルに取りに戻って再入場、と相成った例もあるので、くれぐれもご注意!
それと、二日券は連日でないといけない設定。間を開けて出直す、ことは(原則)許されていない、ので注意。シーク (ぺトラ) 山・渓谷
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朝から日が強い。
でも、今日は一人。ゆっくり気の向くままに進もう。 -
道端に生息する、草(花)。砂漠の環境に耐えるべく、葉は細くとがっている。
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シークの入り口にあるお土産屋さん。
この右に、トレッキングルート(ワディ・ムズリムWadi Muthlim)へ通じる道がある。
* 歩き方によると、このルートはかなり険しく、ガイドなしでは禁止、らしい。 -
シークに入ってすぐに、両側の岩肌腰の高さ位に水を引いた溝の跡がある。
ナバタイ人の遺跡(紀元前の物)がいまだに残っているのが、すごい。 -
水路は両側にある。
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この石畳、ちょっと見ると現代風。でも、これも、ナバタイ人の残したものだったりする。
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掃除のおじさん。
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こんな風に足場が組まれていう所もあった。
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こんな穴の開いた部分には、彫像が置かれていたらしい。
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ちょっとばかり、テーマパークで遊んでいる気分。
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今回のトレッキングに備え、日本から(もともとはボルネオで買ったもの)持ち込んだ、ウォーキングポール、役立ってくれた。
特に、前日からスニーカーのゴム底がぺらぺらとはがれかけてる事態に至っては、必須アイテム、だったかも。
周りで使っている人はいなかったけれど・・。 -
シークの終わり、エル・ハズネ(El Khazneh)が見えてくるあたりで、いろいろバージョンを替え、撮ってみた。
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セピア。うん、まぁまぁ・・
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これも、好きかな。
で、どう違う、って? -
そうして、本日午前のエル・ハズネ。昨日より淡いサンドピンクが美しく見えた。
これも、バージョン変えて_
* エル・ハズネ(Al Khazna)は39.5mの高さ。上に置かれた壺に宝物を格下ファラオ。弾跡はそれを狙っての物。もともとは、アレタス4世(BC9~AD40)の霊廟だったと考えられている。エル ハズネ 史跡・遺跡
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白黒も、なかなか貴重・・でもない?
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あと、こんなとこ。
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エル・ハズネの前にはお土産物屋さんも。ただ、あまり人は入っていないようだった。
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店内の様子。
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店の中からエル・ハズネを眺めたところ。
前にベンチがあるけれど、日陰ではないのであまりゆっくり休憩したい場所でもなかった。 -
エル・ハズネは斜めから見たほうが迫力がある・・かも。
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満足のいくくらいエル・ハズネを眺めた後、ようやく次に進む。
ファサード通り。今日も、青空がくっきりと輝いている。 -
ファサード通りを抜けたあたり、ところどころで見かけるロバが所在無げにいた。
ここにも実はストーリーがあって_
前列左の雄のロバ、前の雌にちょっかいを出すんだけれど、相手にされず・・・撤退。気落ちしている(と思う)ところ。 -
折角の説明を見てみようと近づくと、このロバが妙に体を摺り寄せてきて邪魔をする。
いいから、いいから、それ以上近づかないで! -
その前に広がる岩窟墓群。
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広い敷地には、いたるところに見どころがあって、ただその景色を堪能するだけでも価値がある。
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この先を進むと、宮殿の墓{王家の墓群)があり、それを抜けてさらに進んでトレッキングルート(ジャバル・フブサJabal Khubutha)に通じている。
エル・ハズネが上から見下ろせるあのルート。 -
ちょっと上るともうこんなに人が小さく見える。
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砂地なので、このように階段がある所は歩きやすい。
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先に見えてきたのが、壺の墓。
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旅人がスカーフを現地人風に巻いている姿を時折見かける。
そうなの。やりたくなるの。郷に入れば郷に従え、ってね。 -
地元の子。
壺の墓(王家の墓群)を見ようと、右に折れ上に登っていくと、しつこくついてくる。どうも、スティックが気になるらしい。持たせてやると、喜んで先へ先へと案内するように進む。 -
嬉しそう。
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こっち、こっち。
あ〜、まって。写真撮ってんだから。 -
お土産物屋さんが、壺の墓の前でこのディスプレイ。
エジプトではピラミッドというところ。 -
名残惜しげな男の子からスティックを取り戻し、この奥で昼食。
日陰でのんびりしたひと時を過ごす。見晴らしの良い場所で、心地よい風に吹かれながら、眠気に襲われうとうと。 -
壺の墓の上の部分。
この前の椅子に座って昼食にした。午前中の間は日陰になっていて丁度いい休憩場所だ。 -
壺の墓の内部。
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目の前には、広大な風景が広がっている。
高台から見降ろすと、本当に気持がいい。 -
十分にお昼休憩を取って、では午後のトレッキングの開始。
これは、歩き始めてすぐ、どうもヤギの一群がお店の品に手を出したか何かで血相を変えて追い立てた彼を、その騒動の後何となく撮ってみたもの。
もう、気分は収まったかな・・? -
ヤギは野生なのか飼育されているのか、その後普通に一列で歩き去っていった。
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これからが、トレッキングルートジャバル・フブサ(Jabal Khubtha)の始まり。
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登り始めは、このような階段が続く。
近くに、地元の人と思しき人たちがいたので、このルートは入り口に通じているのか聞いてみる。
行けるよ、ということだったが、実は戻ってこないといけないことがあとでわかる。
* 地元の人だからって、いつも正しいとは限らない。なるべく会った時点で多くの情報を得る、というのが経験で悟った千恵。 -
途中なかなか人に出会わない。
結構登ってきたところで周りを見回すと、遠くにローマ劇場が見えた。 -
アンマンから来たというヨルダン人男性が、現地の子に案内してもらっていた。
その子によると、入口へは通じてないから戻らなくてはいけない、といってるよ、と伝えてくれた。
それから、本日は祝日でヨルダン人は入場無料だから人が多い、ということも知る。 -
またしばらく歩いて、ほぼ上り詰めたかな、引き返そうかな、と思っているところへ、後ろから声がした。
??何?どうして?私、誰にも追い抜かれてないはずだけれど・・・?
ということで、聞いてみるとこの先にまだ道が続いていて、あのエル・ハズネ(見下ろせる場所)に通じているという。
えっ?ラッキー。 -
勿論、ここは行くしかない。スニーカーのゴム底がぺらぺら剝けていても。
それからは、岩と砂との悪路だったが、何とかスティックに助けられエル・ハズネを目指す。
そんな時、勇気をもらえるのが草花たち。 -
これも、なぜが一本ずつ乾燥に打ち勝って立ってた。立派。
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沙漠という過酷な環境の中で、どうしてこうも美しく咲けるのだろう・・・。
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私はと言えば、こんなずるっと滑りそうな中を、エル・ハズネを目指しペタペタと進むのだった。
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これは、前日トモカに借りた接着剤で応急処置をして、まだかろうじて持っている状態のゴム底。
この後、あまりの暑さのためか、ペロリ、と剥げてしまうのだった。 -
ところどころに低い木が生えているところも。
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そうして、人っ子一人に出会わないまま、おーっと見えてきた、エル・ハズネの勇姿が_
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下で見たあの巨大な造形が、ここからはなんと小さいミニチュアのよう。
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当然、見物する人々も点々と・・・
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拡大すると、これくらい。
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そして、お客なんてほとんどないだろうに、と思えるこの場所になぜか、土産物を扱うテント。
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だが、声をかけてみても応答がない。
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ちょっと失礼して、店の中からエル・ハズネを撮らせてもらう。
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しばらく待ってみても、この店の主は戻ってきそうにない。できれば、ここからのルート(下に降りることが可能か)を尋ねたいところだったのだけれど・・・。
仕方なく、自分で可能性を探ってみる。 -
結論として_
降りるすべはなさそうだった。ロープでもあれば崖下りができるかも、くらいの急な岩場の連続だった。 -
それで、また来た道を引き返す。
その途中で、ようやく地元っ子たちに出会う。聞くと、やはり戻る以外にないとのこと。 -
岩と、細かい(料理に使えそうな良質なパウダー状の)砂の大地。
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上から望む風景は、雄大だ。
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下界(?)に戻ってきた。
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サンドボトルもまた美しい。
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この上に、エル・ハズネを見下ろした場所がある。
やはり、この崩れ方では降りてくるの無理か_って、まず、世界遺産だし大切に扱わないとね。 -
入口(出口)まで戻り、お土産物屋さんをちらり物色。
あらら、こちらのマネキンさん、日焼けしていらっしゃる・・・? -
マネキンさんに見とれていたら、中から声がかかったので入ってみる。
そうして、やっぱり巻いてもらった。
題して、”月の砂漠マフラー”。体に手を回されるのを極力かわして、即お買い上げ。本当はちょっと柄とか選びたいところだったけれど・・。US$10
でも、あのスカーフどこに行ったかしらン。 -
後は、ホテルの迎えが来る時間まで展示室で時間をつぶす。
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そして、その夜は宿紹介のターキッシュスパへ。JD15
送迎は宿の方でやってくれる。名前は…マッサージが期待外れで、別にいいか、と確認しなかった(後で4トラのために必要だったと後悔する_行かない方がいい例として)。
写真は、スパから見た向かいのレストラン。 -
店内の待合室。
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そして、今宵も過ぎていく・・・
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