10月21日　オールドカイロ

2015/10/21 - 2015/10/21

前回の続きで、10月21日にカイロ・ギザを視察してきた様子をお伝えします。

エジプト考古学博物館をあとにし、向かうはオールドカイロ。

エリア コプト博物館周辺(エジプト)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

ナイル川沿いに建つノボテル カイロタワー ホテル。

特にナイルビューの客室はとても景色がいいです。

橋からナイル川を眺めるカップル。なんだかステキ♪

仲良く横一列になって歩く男の子達。

ナイル川沿いの散歩は本当に気持ちいいです。特に夜は多くの家族連れや若者グループ、カップルで賑わいます。

タクシーの奥に見えるのは、庶民の足・乗り合いバス。私も毎日通勤で利用しています。

オールドカイロの少し手前に水道橋があります。14〜15世紀に造られたものが普通に街中に残っているカイロです。

オールドカイロに到着。

オールドカイロはカイロ発祥の地。キリスト教最古の一派であるコプト教の4世紀末から10世紀に建てられた古い教会が密集していてカイロの他のエリアとは全く雰囲気が異なります。

エジプトはムスリム（イスラーム教徒）の国と思われていますが、人口の10〜15％くらいはキリスト教徒で、そのほとんどがコプト教徒です。オールドカイロ以外にも教会は多くあり、鉄道のラムセス駅の近くにもとても大きい教会があります。

もともとは5世紀に、現存しているのは12世紀再建の聖セルジウス教会は中に入ることはできますが、修復作業をしていて、壁や柱がビニールで覆われていました。写真はCoptic Cairoよりお借りしました。
http://www.coptic-cairo.com/oldcairo/church/sarga/sarga.html

とても大きな建物は聖ジョージ教会。

この辺りはマリヤム（聖母マリア）様が幼いイーサー（イエス・キリスト）様を連れパレスチナの地からエジプトへ逃れてきた時に3週間過ごしたと伝えられている為、集中して教会が建てられました。

コプト博物館の入口。今回は見学しませんでしたが、コプト文化の彫刻、宗教画などが展示されていて、特に私はコプト文字がとても興味深かったです。

この奥にはユダヤ教の集会所であるベン・エズラ・シナゴーグもあります。地下から9世紀から19世紀までの大量の文書が発見されたそうです。

オールドカイロには、カイロの地下鉄（ここでは地上を走ってますが・笑）のマール・ギルギース駅があります。駅を出るとすぐ教会があるので、とても便利です。

バビロンの塔の前に課外授業？の生徒達がいました。

ピンクのお花がきれいです。

古代エジプト遺跡やイスラーム建築、活気溢れる街中とはちょっと違う雰囲気を味わえるオールドカイロです。