可憐な歌声の響く夜に。

2014/09/20 - 2014/09/27

初めての海外・ヨーロッパの旅。
圧倒的な迫力を感じる日々でしたが、そんな旅程も最終日を迎えます。
改めて街を巡り人々の日常を感じます。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0

最終日、午前中は仕事の締め切りのためホテルにで作業。
珍しいケースだとは思いますが、制作したデータを日本と確認をとりつつ印刷会社へ送ったり、WEBサイトの公開を行うなど、多くの作業を行う必要がありました。
時差は7〜8時間ほどのため、チェコでの午前中は日本での夕方頃となるため、メールでの遣り取りもスムーズでした。
さらに日本で手配したWifiよりも、滞在したホテルのWifiは非常に高速であったため、データを印刷会社へ送る事など、実務がほとんど日本にいる時と同じ様に行うことができました。
インターネットの普及で、世界を近くに感じた出来事でした。

ザ キング チャールズ ホテル

確認の合間に、一人でホテル付近を散策。
改めてカレル橋を渡り、初めての海外旅行を思い返します。

カレル橋 建造物

チェコでは至るところにアブサンショップがあり、アブサンのお酒はもちろん、大麻キャンディやアイスなど日本では非合法のスイーツを食べる事が出来ます。

お店には多くの人が訪れており、それらが身近なものなのだと感じさせる不思議な空間でした。

仕事が完了した後に、旧市街広場で友人と合流。
市場を巡り、沢山のお店を回ります。

日も暮れる頃、聖ミクラーシュ教会へ。
夜の帳が降りるにつれ、中世の息吹が甦ってくるように感じられます。

可憐で愛らしい教会でパイプオルガンと聖歌隊のコンサート。
美しくリリカルな音色が響き渡ります。
私たちにもなじみ深い曲も多く、ゆったりとした気持ちで楽しむ事が出来ます。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

余韻を残したまま、最後の夕食へ。
先日訪れたレストラン「Rainer Maria Rilke Restaurant」を目指しましたが、人気店のため入る事ができず、別なレストランへ。
そこで食事を済ませた後は、先日訪れ、地元バンドの演奏が楽しめたバーに移動し、チェコの思い出を語り合います。
奇しくも彼らの演奏が聞き慣れたメロディーへ。
日本でもおなじみのカントリーロード。
万国共通なようで、居合わせたほとんどの客が歌い手をたたいており、
豊かな気持ちのまま、最終日は幕を閉じました。

夜が明ける頃、フロントで手配しておいたタクシーが迎えに。
空港までのタクシーは事前に予約する事で、定額で乗る事ができます。
初めての海外旅行でしたが、不自由することもなく過ごすことができました。同じ様な不安を持った方も、もっと気軽に出かけていける様なきっかけになれば幸いです。