2015/10/11 - 2015/10/12
8位(同エリア998件中)
ねんきん老人さん
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退職したら混雑を避けて平日に旅行を、と考えていたのですが、年金暮らしでは高速道路の休日割引を無視できず、やっぱり休日に移動するのが我が家の現実です。
今回は静岡県の久能山東照宮に行こうということで、10月の土・日を計画しましたが、あいにく日曜日は雨の予報。雨の中、長い石段を上り下りするのはどうも・・・という訳で、日・月に変更。 もちろん月曜日が体育の日で割引になることは計算済みです。
結果はこれが大当たりで、サービスエリアでお相撲さんに遭遇しました。最初の予定どおりだったら遭えなかったわけですから、人生、何が幸いするか分からないものですね。
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【 雨の仙石原 】
雨は昼までという予報に望みを託し、7時に出発。 この日は箱根・三島・沼津を回る予定です。
コンビニで握り飯とパンを買い、飲み物を含めて2人分で677円。 せこい朝食ですが、いつものパターンです。
東京湾横断道(アクアラインというカタカナ語が嫌いなので、こう呼んでいます)・首都高・東名・小田原厚木道路と乗り継ぎ、国道1号線に出たあたりから雨が本格的になってきました。
そして最初の目的地、箱根仙石原のすすき草原・・・。 ガガーン! すすきの穂など全然出ていません。
案内に立っていた男性に訊くと、「まだですね」 の一言。
未練がましく僅かに伸びたすすきの写真を撮りましたが、このくらいなら、我が家の近くのドブに生えているすすきの方がよっぽど立派です。 -
【 渋いローソン 】
がっかりして駐車場に戻る途中、コンビニがありました。 見慣れた水色の外観とは違い、やけに地味な色です。
この辺りの景観に配慮したものでしょうか。 「やるなぁ、ローソン!」
( レンズに雨が当たって見苦しい写真になってしまいました ) -
【 箱根駅伝栄光の碑 】
自然がダメなら歴史を、というわけで箱根の関所に向かいます。
関所の駐車場は有料なので、近くの土産物店の駐車場に。 ところがなんと、500円という看板が立っているではありませんか。 買い物客無料というようなことも書いてないので、完全に有料駐車場になっているようです。 前回はここに停めて見学したのに・・・。
しらばっくれて停めようかと思いましたが、係りの男性が2人もいて、入ってくる車をチェックしています。
年金生活ですから、500円は払えません。 仕方なく観光船の発着場近くにある無料の駐車場まで行きました。
傘をさして歩き出すと、写真の碑が。 初めて見ました。 台座に過去の大会で優勝した学校名が彫られています。 ここが復路のスタート地点だとか。 これも初めて知りました。
下がる一方の年金に比例して体力も下がり続けている私としては、箱根駅伝の走者たちは、まぶしいくらいに輝いて見えます。
500円をケチッたおかげで、良いものを見られました。 -
【 京口御門 】
関所の西門です。
この関所全体は平成19年に復元公開されたということですから、まだ新しく、史跡というより映画のセットのようです。
でも、それはそれでいいと思います。 江戸時代の人々の目線で考えれば、古さを求める方が不自然ですし、真新しい壮大な門を恐る恐るくぐったであろう当時の旅人の気分を味わうのも悪くはありません。 -
【 老人割引 】
ありがたいことに、65歳以上は100円の割引があります。
妻の年齢を偽ろうとも思いましたが、さすがにそれは品のないことなので、私の分だけ割り引いてもらいました。
ですが、若い人より見るものが少ないという訳ではないのですから、老人だからといって割引してもらうのは気がひけます。 少し遠慮して、片目で見るとかした方がいいでしょうか。 -
【 寸劇 】
寸劇が演じられていました。
役人が通行手形を改め、旅の目的などを審問する場面です。
雨の中で気の毒でしたが、それよりも、笑いを取るセリフに見物客がまったく反応しないのがなおさら気の毒でした。 -
【 休憩する役人たち 】
関所内での人物の動きが等身大の人形で再現されています。
当時の人々の衣服の色・模様などは明らかでないので、あえて着色せず、間違ったイメージの増幅を避けているということです。 -
【 関所の全景 】
高台にある「遠見番所」からの景観です。
遠くに浮かぶ海賊船まがいの帆船は、江戸時代の関所に似合いません。 というより、そもそも湖に似合いません。 まあ、集客を考えたら奇抜な方がいいのでしょうが。
このあと駐車場が有料になっていたあのにっくき土産物屋に行き、かき揚げそば(780円)と関所そば(950円)を食べました。
意地でもほかの店に行くべきでしたが、雨が降っていたし、ほかの店の前に出ていたメニューはどれも高かったからです。 -
【 三嶋大社駐車場 】
関所見学を終えて、三島市に向かうころから雨が小降りになり、三嶋大社に着いたときには止んでいました。
さて参拝しよう、と入った駐車場は有料。 200円という金額は安いと思いますが、駐車券に「1時間ごと」「1時間超過ごと200円追加」などとくどくど書かれていて、しかもそれが目立つように赤字になっていることが興醒めでした。
「さっさとお参りして、さっさと出ろ」ということでしょうか。 -
【 三嶋大社大鳥居 】
写真でよく見る大鳥居。
女房は2回目だそうですが、私は初めて。 しかもここがどんな神社なのか知りません。
祭神が大山祇命(オオヤマツミノミコト)ということですので、愛媛県今治市の大三島にある大山祇神社と関係がありそうに思えるのですが、どう関係しているのか、分かりません。
それに、幕末のころから別のツミハヤエナントカという神様がその大山祇命を押しのけて祭神となったらしいし、大正時代になるとまた大山祇命が戻ってきて、今は両方が祭神とされているということですから、ややこしくてなんだか分かりません。 -
【 みしまコロッケ 】
大鳥居の写真を撮っていると、女房が 「みしまコロッケ、みしまコロッケ!」 と言いました。
「コロッケ?」
呆れる私を尻目に女房は近くの店に。 ついて行くと、1個150円という表示が。
「150円!?」
私が子供のころには、総菜屋さんでコロッケを買って遊びながら食べるのが無上の楽しみでした。 1日10円のお小遣いで、コロッケは5円。 杉浦茂さんの漫画に「コロッケ五えんのすけ」というのが登場したくらいですから、コロッケは5円と相場が決まっていたのです。
それなのに、150円とは!
でも、確かに美味しかったです。 女房はなんでそんなものを知っていたのでしょうか。 -
【 参道 】
大鳥居をくぐって参道を進みます。
左手に池があり、大きな鯉がたくさん泳いでいました。 ちゃんと餌も売っています。
自分で飼っている鯉の餌代を他人に払わせるなんて、「大社」 の名が泣きませんかね。 -
【 総門 】
重厚な総門です。
それはそうと、三嶋大社は三島市にあります。 鹿島神宮は鹿嶋市にあります。
「島」と「嶋」。 どうしてなんでしょう? -
【 谷田部盛治像 】
江戸時代末期の安政東海大地震で倒壊した社殿を再建するために巨費を投じた人ですって。
ふーん。 -
【 神馬 】
谷田部像の向かい側に神馬舎があります。
神馬は各地の神社にいますが、ここの神馬は毎朝神様を乗せて箱根山に登るのだそうです。
ふーん。 -
【 キンモクセイ 】
神門をくぐるとすぐ右側に大きな金木犀の木があります。
樹齢1200年だそうで、さすがに樹勢は衰えていると見え、枝も多くが枯れています。
それでも1200年というのはすごいことで、我が家の金木犀もそうなってほしいものです。
もっとも、我が家のものはホームセンターで確か900円くらいで買ってきたもので、植えてから4〜5年しか経っていませんが、早くも枝が何本か枯れています。
ところでこの写真をご覧になって、何かお気づきになりますか? 金木犀の上ですが。 -
【 ? 】
ここです、ここ。 赤い○の中です。 -
【 猫! 】
拡大してみましょう。
猫です! ぐっすり眠っているようですが、眠っていてもバランスを保てるのでしょうか。 私など、起きていたって落ちてしまいます。 -
【 本殿 】
本殿、いや実は拝殿です。
奥の本殿と手前の拝殿が幣殿という建物で繋がっていて、一つの建物のように見えますが、そういう建て方を権現造りというそうです。
総欅造りで、国の重要文化財に指定されているとか。 -
【 柿田川公園駐車場 】
次はこの日最後の見学地、柿田川湧水群です。
三嶋大社からはほんの数km、国道1号線を沼津に入るとすぐに柿田川公園で、公園に沿って流れる柿田川の川底から沸々と水が湧き出る様子が見ものです。
近くに無料駐車場もあるらしいのですが、分かりずらいので有料駐車場へ。 駐車券が絵葉書になっているという洒落たアイデアで、「有料」 ということへの抵抗感が薄れます。 -
【 柿田川公園 】
園内の説明板を読んでみます。
柿田川というのはここが源流で、南に下って狩野川に合流する、全長1200mの川だそうです。 えっ、1200m?
湧水量は1日約100万トン。 100万トンって、どのくらい? 25mプール2000杯だそうですが、プールの幅と深さはどのくらいなのでしょうか。
水のきれいさは、水道水の基準にすると1級にあたるそうです。 1級の水道水ってどんな水かって? ・・・きれいなのです。
流域には、清流にのみ生育するミシマバイカモを始めとして21種の水性植物、281種の陸上植物、145種の陸上昆虫類、さらに鳥類、魚類、甲殻類が生息しているとか。
そういえば、前回来たときには水辺でカワセミを見ました。 -
【 柿田川 】
川の様子はこんな感じです。
左側の川底から水が湧いているのがお分りでしょうか。 水の湧く場所を 「湧き間」 というそうです。 初めて知りました。 -
【 湧き間 】
別の湧き間です。 動画でないので分かりにくいですね。
こういう湧き間は川全体で数十か所あるということで、全て十数年前に富士山に降った雨や雪が地下を通ってここで湧き出しているのだそうです。 -
【 わさびとクレソン 】
わさびとクレソンが自生しています。
この水でしたら、さもありなんというところです。 -
【 鮎壺の滝 】
さて駐車場に戻ると、さっきは気づきませんでしたが、近くの見どころを紹介する地図が掲示されていました。
その中に 「鮎壺の滝」 という文字と写真が。 そういう滝があることは知りませんでしたので、行ってみようかということに。
ところがほんの5〜6kmの筈なのに、行ったり来たりでなかなか見つかりません。(ナビでも出てきません)
ようやく「この辺だろう」という所まで着いたものの、駐車場はおろか、さらに近づこうとすると、どの道も「車通行不可」の文字ばかり。
仕方なく、日曜で休みらしい何かの会社の駐車場に無断駐車して、川沿いに歩きました。 溶岩流が固まったような岩床の間を泡立った水が流れています。 -
【 鮎壺の滝 】
その水は、こうやって岩床の段差を落ちています。
写真の心得がなくて迫力が表現できませんが、水音も大きく、結構引き込まれます。 -
【 鮎壺の滝 】
100mほど下流に吊橋がかかっていて、そこから見るとこんな感じです。
小さく見えますが、落差は10mほどあるそうです。 亀鶴という名の美少女が身を投げたという伝説があるそうですから、それなりの危険はあるのだと思います。
ところで伝説に出てくる女性はみんな美人ですが、美しからざる女性は身投げをしないのでしょうか?
下を流れるのは黄瀬川。 沼津市と長泉町の境になっているそうです。 -
【 鮎壺の滝 】
河原に下りてみます。
鮎壺というくらいですから、鮎が遡上を阻まれてここに溜まってしまうのでしょう。 なるほど鮎どころか、鯉の滝登りも無理だと思います。
旅行前には存在も知らなかった滝ですが、思いがけず良い景観に出遭いました。
ただ、残念なのは市街地の真ん中にありながら駐車スペースがまったくないので、車で行ったら立ち寄ることもできないことです。 (他人様の敷地に無断駐車したことは、4トラベルの皆さんの参考にはなりませんので) -
【 うわっ! おっきい! 】
突然ですが、大相撲の東前頭二枚目、大砂嵐関です
富士川SAで浜松巡業に向かうお相撲さんの集団に出遭ったのです。
ずらりと並んだ観光バスから続々と降りてくるお相撲さんたちは一様に“不愛想”で、近寄りがたい雰囲気でしたが、たまたま近くに歩いてきた大砂嵐関に思わず声をかけたところ、案に相違して言葉を返してくれたので、調子に乗って写真を撮らせてもらいました。
女房は大喜びで、この旅行一番の思い出になったようです。 -
【 えっ? まさか! 】
しばらくお相撲さんたちに見とれていると、なんと日馬富士関が通りかかりました。
日下開山・横綱ですから、さすがに声をかけるのは憚られましたが、こんなことはもう死ぬまでないだろうと思った瞬間、ほとんど無意識に声が出てしまいました。
横綱が応じてくれたので、これまた図々しくも写真を撮らせてもらえるかと尋ねたところ、付き人が 「時間がないので」 と無情な一言。
ところが横綱は「ハイヨ」という感じで女房の横に立ってくれ、我が家に貴重な“お宝”が1枚増えました。 -
【 夕食 】
さて、今夜はこの富士川SAで車中泊です。 なんたって年金暮らしですから、ホテル代は痛いのです。
私は一人旅のときにはよく車中泊をするので慣れていますが、女房は2度目で、たぶん内心不満なのだろうと思います。
ですから、私の車中泊の定番であるカップラーメンと缶ビールではなく、SAのレストランで夕食をとることにしました。 しらすと桜エビの載ったもので、ノンアルコールビール(残念!)をつけて千円ちょっとだったかな?
女房の食べたもの? 忘れました。
私は食べることに興味がないのですが、それでも美味いものはやっぱり美味いですね。 -
【 富士市の夜景 】
食後、車に戻ったものの、まだ寝るには早過ぎます。
SA内のスターバックスコーヒー(娘はこれをスタバなどと言いますが、断じて許せません。スターバックスはスターバックスです)に行って、屋外のデッキで夜景を見ながらコーヒーを飲んで時間を潰しました。
もう雨の気配は全然なく、夜景がきれいに見えました。 -
【 朝、快晴 】
「アサーッ!」
これを理解できるのは谷岡ヤスジさんの漫画で笑い転げた年代の方だけでしょうか。
ともあれ朝です。 快晴です。
女房は朝から何をやっているのかというと・・・。 -
【 富士山 】
はい、これでした。 -
【 日本平から見る富士山 】
その富士山を日本平から見るというのが今回の旅行の目的の一つでしたので、8時過ぎに山頂に着きます。
幸いなことに前日初冠雪があったそうで、景色全体はやや霞んでいたものの、陽に照らされた雪は神々しいほどにきれいでした。
ところでここ日本平は昔々、高校生だったときに一度来ています。 それなのに、山頂の様子にまったく見覚えがありません。
歳月が記憶を消してしまったのか、それとも歳が脳を劣化させたのか、いずれにしても大切な記憶が完璧なまでに失われている事実には愕然とします。 -
【 赤い靴母子像 】
山頂には童謡 「赤い靴」 に詠われた女の子とその母親の像がありました。
むろん記憶にありませんが、これは今から30年ほど前に建てられたものだそうですから、記憶になくて当然。 安心しました。
赤い靴はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった
この歌に出てくる「女の子」とは、ここ清水市で生まれ、その後事情があってアメリカ人宣教師夫妻に預けられた岩崎きみちゃんのことだそうです。
母はきみちゃんがアメリカに連れて行かれたものと生涯思い込んでいたそうですが、実際には東京・麻布の孤児院に預けられ、結核のため9歳で亡くなったということですから、胸が詰まります。 -
【 付和雷同の象徴 】
さて、雄大な景色と物悲しい母子像にたっぷり時間をかけたあと、ロープウェイ乗り場に行き、そこでうんざりするものを見てしまいました。
日本中どこにもある 「鍵」 です。 もちろん「恋人の聖地」のプレートも。
誰かがやれば猫も杓子も右へならえで浮かれ騒ぐ日本人の習性を利用した商売ですが、選定希望地があとを絶たないそうですから、よっぽど儲かるんですね。
まあ、この鍵の売り上げだけでも結構なものでしょうが、押し寄せる男女が飲み食いする金額もばかにならないでしょう。
それにしても徳川家康の“聖地”たる久能山東照宮へのロープウェイです。 敬神崇祖の念はないのでしょうか。 -
【 ロープウェイ乗車券 】
ま、文句はこのくらいにして、ロープウェイに乗ることにします。
料金は往復千円ですが、予めネットで割引券をプリントしていきましたので、2人で200円の割引になりました。 東照宮でのお賽銭にちょうど良い額です。(実際には上げませんでしたが)
ところで、乗車券の右側にお気づきですか? 私が高校時代に乗ったときの乗車券です。
料金は往復で70円。 「御乗車記念」というのが泣かせますし、日付印がゴムのスタンプというのも「昭和」の香りを思い出させます。
ちなみにこの券は栞になっていて、上に紐がついているのですが、お分りでしょうか? 昔はこういうのがありましたね。
お宝鑑定団に出そうと思うのですが・・・。 -
【 ロープウェイ 】
9時10分の始発に乗るつもりでしたが、私たちの前で列が切られましたので、次の便になってしまいました。
でも、おかげでいざ乗ってみると一番前。 すばらしい景色を存分に楽しめました。
日本平駅の標高は269m、久能山駅は145m。 つまり下りです。 駅間の距離は1065m、約5分間の空中散歩です。 -
【 駿河湾 】
久能山駅に着いて階段を数十段下りると、東照宮の社務所(つまり切符売り場)に出ます。
その前からはこんな景色が。
広がる海は駿河湾。 その手前にはいちごのハウスが並んでいます。
まずはあの海辺まで下ることにします。 久能山東照宮といえば長い石段を登ってお参りするのが常道だと思うからです。 -
【 一の門 】
下り始めて間もなく、一の門があります。
石垣の一部を切り取ってつけたような堅牢なもので、城門のようです。 -
【 九十九折の石段 】
こんな感じの石段を下っていきます。
手すりのあちこちに 「手すりに寄りかからないでください。崩れて危険です」 というような注意書きがあります。 参拝客あっての東照宮でしょうに・・・こういうところには金をかけたくないのでしょうか。 -
【 まだまだ続く石段 】
だいぶ海が近づいてきたとはいえ、まだまだ石段は続きます。
またこれを登ることを考えると、「なにも下まで行かなくてもいいんじゃないかな」 という気になってきました。
女房はと見ると、疲れた様子はまったくなく、楽しげに歩いています。
女より弱いと見られたのでは男の一分が立ちません。 仕方なく、平気を装って下ります。
男はつらいのです。 -
【 久能海岸 】
着きました。久能海岸です。
家族旅行で一度、次男と二人で一度、私自身はそれ以外に何度か来ている馴染みの海岸ですが、女房と2人でというのは初めてです。
陽光が海面にきらめいて、うっとりするような美しさです。 若ければ「恋人の聖地」などと思ったのでしょうが、今は白髪が風に乱れて 「立ち枯れ夫婦の聖地」です。 -
【 久能山を見上げる 】
振り返ると、これから登る久能山です。
九十九折の石段と、上の方に一の門が見えます。
土産物屋の手前では駐車場の客引きが激しく、車を見ると有無を言わせず自分の駐車場に誘導します。 その強引さは交通検問の警察官もかくやと思われるほどです。 -
【 参道の始まり 】
大きな石の鳥居をくぐると、いよいよ登りです。 -
【 久能山徳音院 】
鳥居をくぐって間もなく、右手に 「徳音院」 というお寺があります。
まったく知りませんでしたが、なんでも徳川家康の埋葬や改葬に関わった南光坊天海というお坊さんによって開かれたお寺だそうです。
だからなんだって言われると困るんですが。 -
【 緩やかな石段 】
前方右側の人物は女房です。 亭主を置き去りにしてスタスタと登っていきます。
私ですか? いえいえ、疲れてなんかいません。 写真を撮るために何度も立ち止まるので遅れているだけです。 息なんか切れていませんよ。 本当ですってば! -
【 一の門 】
ほら、休んでいるのは女房です。
私は休みませんよ、このくらいで。 ええ、休みません!
ここは一の門、下から数えて909段目にあるそうです。 -
【 門衛所 】
門衛所だそうです。
正直言って、「ふーん」 というだけで素通りです。 -
【 あと一息 】
東照宮が近づいてきました。
やっぱり正面から石段を登ってお参りするのが本来のやり方だよなぁ、と自己満足。
ですがこの石段、まったく覚えていないのです。
高校時代に登ったのは間違いなく、そのときに1159段を 「いちいちご苦労さん」 と覚えたのですが、もっと視界の開けた場所で、手すりなども無かったと思っていました。
勾配が緩やかだったという記憶以外、今回と重なる部分はまったくありません。 我ながら忸怩たる思いです。 -
【 社務所 】
社務所に着きました。 (この建物の手前を左に行くとロープウェイ乗り場です)
拝観料500円を払って先へ進みます。 -
【 楼門 】
まず現れたのは楼門です。
海岸からずっと登ってきた石段は段差が低くて穏やかだったのに対し、この先の石段は一段々々の高さがかなりあり、一歩々々が応えます。 -
【 楼門の塗色 】
うーん、ちょっとね。
なんとも安っぽい塗色。 深みがないですね。 -
【 団体さんも 】
社殿に向かう階段です。 これもきつかったぁ。
何組かの団体さんも来ていました。
よかった! 日本人でした。 -
【 すり減った階段 】
そのきつい石段を事もなげに登るアベック。 いまいましいですね。
え? アベックって聞いたことありません?
今どきはカップルって言うらしいですが、私たちは男女、それも夫婦でない男女が一緒にいると、アベックって呼んでいました。
そこには、かすかな悪意がこもっていて、「幸せなアベック」 とか「感じの良いアベック」というような使い方はせず、「アベックがイチャイチャしている」 とか「盛りのついたアベック」などというように、その男女に悪いイメージを抱いているときに使われた言葉です。
フランス語からきているようですが、フランス人に言っても通じません。本来のフランス語とは違った意味で使われているからです。
おやおや、「旅行記」のつもりがとんだ脱線をしてしまいました。 私が写真の二人に「チクショー!」 という感じを持ったことがバレてしまいましたね。
今、写真を見て気づきましたが、この階段、ずいぶんすり減っています。 みんな真ん中を歩いているということでしょうか。 手すりにつかまって登った身としては、これまた忌々しい限りです。 -
【 唐門 】
社殿の入口にあたる唐門です。
また階段!
この階段を登りきると、下から数えて1159段、つまり 「いちいちご苦労さん」 になるのだそうです。 -
【 拝殿 】
拝殿と本殿が幣殿(石の間ともいう)で繋がれた様式、そうです、三嶋大社でも見ました。 こういう建て方を 「権現造」 というのだということは、三島大社で覚えました。
権現造というくらいですから、権現様つまり家康を祀るための東照宮が原型なのですね。
(写真は拝観料と引き換えにくれるリーフレットです) -
【 瓦にも葵の御紋 】
境内はいたる所、葵の御紋だらけです。 いったい何百、いや何千あるのでしょう。
野鳥の会の方、一度数えてみてくれませんか。 -
【 神廟 】
徳川家康の遺骸を埋葬した場所に、後から建てられた廟です。
家康の遺骸そのものは、死の当日この場所に埋葬され、その後日光東照宮に改葬されたと言われていますが、移したのは御霊だけで、遺骸はそのままこの場所に残っているという人もいます。
それなら掘ってみればはっきりすると思うのですが、久能山も日光もそれはしないまま今日に至っているそうです。
さてこれでお参りは終わりです。 またロープウェイに乗って日本平へ。
前回(高校時代)は
海岸→(石段)→東照宮参拝→(ロープウェイ)→日本平→(ロープウェ イ)→東照宮前→(石段)→海岸
という移動でしたが、今回は
日本平→(ロープウェイ)→東照宮前→(石段)→海岸→(石段)→東照宮 参拝→(ロープウェイ)→日本平
と逆に移動したことになります。
この間、記憶と一致する景色がまったく無かったことは情けない限りです。 -
【 清水港 】
その情けない気分を振り払おうと、清水港に行きました。
清水港(しみずみなと)の次郎長が・・・と鼻歌でも歌いたいところですが、私が古いことを言うと女房がすぐに笑うので、やめておきました。 -
【 清水魚市場 】
お目当てはここ、清水魚市場です。
食べることに興味のない私ですが、旅先で魚市場を見つけると、たいていは寄ってしまいます。 そして活気につられて、ついつい干物などを買い込むことになります。
今回もずいぶん買いました。 大きな発砲スチロールの箱2つにぎっしり詰め込んで、周りの視線を意識しながら車まで運びました。 -
【 昼食 】
そうそう、買い物の前に市場内にある 「岸家」 さんというお店で食事をしました。
4トラベルの皆さんの真似をして食べたものの写真を撮りましたが、周りの人が見ているような気がしてコソコソ撮ったもので、上手く撮れませんでした。
これで今回予定した所は全部回りましたので、あとは帰るだけです。
当初の予定より1日ずれたものの、そのおかげでお相撲さんにも出遭えたし、初冠雪の翌日の富士山も見られたし、快晴の東名高速道路で雄大な富士山に向かって走る爽快さも味わえたし、大満足の旅行でした。
最後に付言するならば、宿代節約のためSAで車中泊をするというせこい旅ではありましたが、もし清水市内のホテルに泊まっていたなら富士川SAには寄らなかったわけで、そうなればお相撲さんにも出遭えなかったし、我が家にお相撲さんとのツーショット写真はなかったわけですから、まあ、貧乏も捨てたものではないと、少々無理なこじつけもしています。
ともあれ二重丸の二日間でしたので、ついあれもこれもと書き連ね、長い旅行記になってしまいました。 辛抱して最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (12)
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- 風 魔さん 2017/10/17 22:36:23
- 我が故郷・清水の「日本平と久能山」へ、ようこそお越し下さいました!
- 旅行記を拝見しましたが、立ち寄りました観光名所はすべて訪問しました。
久能山・東照宮のある山頂には、戦国時代に武田信玄の「出城」があり、
軍師山本勘助の掘削した「勘助井戸」がありますが、ご覧になりましたか?
当時城主以下家来は、1159段を上り山頂の城へ出勤していたため、体力が
なければできない「毎日のお勤め」は大変なご苦労なことと思います。
ところで、自分はリタイアしてから主に世界遺産を訪ねる海外旅行に行きま
したが、今では「静岡県の一人観光協会」を自称して、県内の知られざる史跡、寺社仏閣また富士山の絶景ポイントを4トラ旅行記により紹介しています。
「旅行」とは、歴史、文化、風景、人びとの生活のあらゆる分野の要素が含まれており、事前の研究と調査は自身の知識の蓄積にもなります。
またの訪問と情報交換を!
風 魔
- ねんきん老人さん からの返信 2017/10/18 09:50:32
- 何度でも行きたい静岡です。
- 私事を羅列した駄文にお付き合いくださり、ありがとうございます。
風魔さんの旅行記一覧を拝見して静岡県、それも清水近くの方だなということは想像しておりましたが、なんと「一人観光協会」の会長さんだったとは!
旅行前に知っておればご教示をいただけたものを、浅学にして「勘助井戸」の存在を知らずに行ってしまいました。
旅行は好きですが、行く先々で自分の無知を思い知らされ、帰ってからも、「ああそうだったのか、見落とした!」と地団駄を踏む連続です。
まあ、一度二度の観光旅行で、「そこ行った! それ見た!」と騒ぐ旅行自慢の輩を見ていると、冷めた気分にはなりますが、それにしても自分自身の無知には忸怩たる思いを禁じ得ません。
「静岡県」というくくりで言うならば指では数えられない回数行っていると思いますが、まだまだ知らない所ばかりです。
どうぞこれからも諸事ご教示くださるよう、よろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- KoKKoさん 2017/02/19 21:16:08
- 久能山
- ねんきん老人様
久能山に高校時代に登ったということは、
この周辺の高校だったのでしょうか?
私も遠足で何度か行っております。
高校のころは、静岡県島田に住んでおりましたから・・
でも、1159の階段を上った記憶がないのです。
バスで、上っていたのかもしれません。
ロープウエイもありますし・・
そのあと、いちご狩り、登呂遺跡と回った気がします
- ねんきん老人さん からの返信 2017/02/19 22:07:08
- 実は千葉県在住です。
- KoKKo様
独りよがりな駄文にお目をとめてくださり、さらに書き込みまでしてくださって、ありがとうございます。
高校時代に久能山に登ったとはいえ、静岡県民ではなく、千葉県人です。高校で「考古学研究部」というインチキなクラブがあり、そこのインチキ部員だった私は登呂遺跡に強く憧れ、仲間と行ったのです。そのときは護国神社に泊まりました。
登呂遺跡は浅学な私を刺激して、その後少しは勉強するようにもなった忘れがたい場所です。
結婚してからは女房を連れ、親になってからは子供を連れ、何度も行きました。だんだん公園のようになっていくのが少々残念ではありますが。
さて、旅行記とも言えぬだらだらとした記事を連ねているにも拘わらず、フォローしてくださったことに、焦りにも似た羞恥を感じておりますが、これをご縁にこれからもお付き合いいただければ、これほど嬉しくありがたいことはありません。
どうかよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
- ねんきん老人さん からの返信 2017/02/19 22:12:33
- 実は千葉県在住です。
- KoKKo様
独りよがりな駄文にお目をとめてくださり、さらに書き込みまでしてくださって、ありがとうございます。
高校時代に久能山に登ったとはいえ、静岡県民ではなく、千葉県人です。高校で「考古学研究部」というインチキなクラブがあり、そこのインチキ部員だった私は登呂遺跡に強く憧れ、仲間と行ったのです。そのときは護国神社に泊まりました。
登呂遺跡は浅学な私を刺激して、その後少しは勉強するようにもなった忘れがたい場所です。
結婚してからは女房を連れ、親になってからは子供を連れ、何度も行きました。だんだん公園のようになっていくのが少々残念ではありますが。
さて、旅行記とも言えぬだらだらとした記事を連ねているにも拘わらず、フォローしてくださったことに、焦りにも似た羞恥を感じておりますが、これをご縁にこれからもお付き合いいただければ、これほど嬉しくありがたいことはありません。
どうかよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
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- olive kenjiさん 2016/07/02 15:22:57
- 面白い爺さんやな〜
- ねんきん老人さま 初めまして いいねありがとうございました。
どんな人かと数件読ま差させて頂きましたが、面白いですね〜
ユーモアのセンスと見る視点が抜群。
奥様の入場券100円ケチるための心の葛藤、よく分かりますけどよく文章にしました。
駐車料金の何円ずつの話、笑っちゃいました。これを文章で表現する才能あっぱれ。
劇団の寒いお話、本人達は辛かったでしょうね。着物来ていないの人形の訳、厳密な時代考証なんて誰も期待していないのに可哀想。
いい写真も多いですね。箱根駅伝の像なんて知りませんでした。
木の上で寝る猫も上手くトリミングしてますね。
やはり豹も猫科なんだ。いやこの猫が豹還りか。
年金・・お金・・節約・・と頻繁に出てくるお言葉。
貧乏で大変なんだと同情しょうかと思ったが、おっとどっこい、他の旅行記見てたら、結構海外旅行など豪華じゃありませんか。
でも 金・・ 金・・ 節約するから豪華旅行できるんですよね。
本当に楽しいお話ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。 olive kenji
- ねんきん老人さん からの返信 2016/07/02 20:41:05
- 望外の喜びです。
- olive kenji様、小生の独りよがりな旅行記をあれこれ読んでくださり、その上投票までしてくださって、ありがとうございました。
汗顔三斗とはこのことで、穴があったら入りたい気分ですが、そう言いながら正直とても嬉しく、これからも駄文を弄する張り合いが出てきました。
Olive kenji様のご投稿に目が止まったのは、紫電改の写真を見てのことでした。
拝読して、我が意を得たりの思いです。
というのは、私が老人集団の飲み会などで紫電改の話をすると、ほとんど例外なく「ああ、あの無敵の戦闘機ね」という反応ばかりで、実際には紫電改も製造直後からアメリカ軍に研究され、戦いを重ねるごとに犠牲が増えていったのだということを誰も考えておらず、腹が立っていたのです。
olive kenji様が実際の紫電改をご覧になり、機の損傷をきちんと観察され、かつプロペラの曲がり具合から操縦士の技量にまで思いを馳せておられることに「そうそう、そうそう」という思いで読ませていただいた次第です。
他の旅行記も最初のものから順に読ませていただきたいと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
重ねて、ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- sanaboさん 2016/02/25 13:28:03
- 嬉しいハプニング♪
- ねんきん老人さん、こんにちは
先日、久能山の旅行記を拝見させていただきましたが、コメントが今頃で申し訳ありません。
奥様との仲睦まじい旅のご様子を、いつものねんきん老人さんらしい語り口調とともに、楽しませていただきました^^
箱根の関所跡は、子供時代に家族で訪れた記憶がありますが、同じ場所にもっと大規模なものが復元されたのでしょうか?
箱根駅伝は、毎年(テレビでですが)見てますが始発地点は初めて拝見しました。
清らかな水に自生すると言われるクレソンとワサビは、私でしたら見つけたら嬉しくて採りたくなってしまいそうです。
富士山は前日に初冠雪があったそうですが、やはり山の頂には雪が乗っていた方が見た目にも美しいですね。 ねんきん老人さんの普段の行いに、神様が味方して下さったのでしょう^^
『恋人の聖地』のプレートとともに、同一の鍵が並ぶ様は全くの興ざめですね。 いかにも、何の意味もなく無理やり人寄せの場所を作った気がします。 海外で見かける、色も形も様々な自分たちで持参した鍵の数々を見るほうが、よほど楽しげです。
高校時代に乗られた日本平ロープウェイのチケットは、思い出のお写真とともにアルバムに貼られていらしたのでしょうか。
半世紀以上も経て、奥様とご一緒に再訪出来たことはお幸せなことですね。
何食わぬ顔で石段を上られる奥様は、ねんきん老人さんの胸中をすべてお見通しのような気がします^^
(旦那様を立てていらっしゃるご立派な奥様です。)
お相撲さんたちに遭遇するという嬉しいハプニングもあり、ご一緒に写真も撮れて楽しい思い出が増え良かったですね^^
暖冬の今年は今頃インフルエンザが流行っていますので、くれぐれもお気をつけ下さいませ。
sanabo
- ねんきん老人さん からの返信 2016/02/28 17:07:58
- ケチな体験に共感していただいて恐縮です。
- sanabo さん、こんにちは
久能山の旅行記にご投票いただき、ありがとうございました。
2日間の見聞を取捨選択せずに書き連ねたため、まとまりのない記事になってしまいましたが、当の本人にとってはどれも大切な思い出なもので、ついつい欲張ってしまったものとお許しください。
お賽銭もあげずに久能山をあとにした私たちに、家康公もさぞご立腹のことと思いますが、東照宮の売りである「金運」も「出世」もお願いせずにお参りしましたので、バチが当たることもあるまいと、自分に言い訳をしています。
> 高校時代に乗られた日本平ロープウェイのチケットは、思い出のお写真とともにアルバムに貼られていらしたのでしょうか。
おっしゃるとおり、アルバムに貼ってありました。まさかこんな形でまたロープウエイに乗るなどとは思いもしなかったのですが、今になってみるとこういうのを本当の記念品と言うのだろうなどと自己満足をしています。
記憶力が風前の灯のようにか細くなってきた今、写真や記念品は貴重な上にも貴重です。
と同時に、4トラベルという記録の手段を見つけ、それによってささやかな見聞を共有してくださる方に恵まれたことを何よりも幸せに思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
ねんきん老人」
-
- pedaruさん 2016/02/17 05:05:00
- いちいち面白いコメント
- ねんきん老人さん お早うございます。
pedaru老人は朝早いのです。
爆笑第一弾・・「未練がましく僅かに伸びたすすきの写真を撮りましたが、このくらいなら、我が家の近くのドブに生えているすすきの方がよっぽど立派です。」・・・・お近くには風情のあるドブがあるのですね。
第二弾・・ 「下がる一方の年金に比例して体力も下がり続けている私としては、箱根駅伝の走者たちは、まぶしいくらいに輝いて見えます。
500円をケチッたおかげで、良いものを見られました。」・・じんと来ます。
第三弾・・「 妻の年齢を偽ろうとも思いましたが、さすがにそれは品のないことなので、私の分だけ割り引いてもらいました。
ですが、若い人より見るものが少ないという訳ではないのですから、老人だからといって割引してもらうのは気がひけます。 少し遠慮して、片目で見るとかした方がいいでしょうか。」・・
爆笑でした。奥様の年齢を偽らずに立派でした。遠慮して片目で見る・・・
立派な心がけです。私もシルバーシートは腰を浮かして座ります。
第○弾・・だんだん面倒になりましたので・・・「 雨の中で気の毒でしたが、それよりも、笑いを取るセリフに見物客がまったく反応しないのがなおさら気の毒でした。」・・・優しいお人柄が垣間見られます。
と、きりがないのでこの辺で・・・ようするに全部面白いのです。
最後に駐車場の話・・・この先公営無料駐車場があるのに、その前に立ちはだかり、高い自分の駐車場へ強引に誘導する強欲さ、千葉もびどいですよ〜。昔日本海の海水浴場に行った時、どこに車停めようが無料、ただただ感心いたしました。心洗われる思いでした。
人間お金に目が眩んではいけませんね〜 (お金欲しいけど・・・)
pedaru
- ねんきん老人さん からの返信 2016/02/17 11:01:50
- 旅行記を書く張り合いができました。
- pedaruさん、お早うございます。
小生の無駄口だらけの旅行記を1行1行丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。
その上、その無駄話に愉快なコメントを付していただき、書いた甲斐があったと喜んでいます。
そのように読んでくださる方がいらっしゃるということは、この上ない張り合いですし、同時に次を書くときにおざなりな文は書けないという気も起こさせてくれます。
「シルバーシートは腰を浮かして座ります」というフレーズ、思わず膝を打ちました。今度どこかの酒席で使わせていただきたいと思います。
日本海の海水浴場で駐車場が無料だったというお話。私もまったく同じ思いをしました。それだけでその土地の印象がずいぶん変わりました。
これからも持ち前のフットワークと体力であちこち旅をされることと思いますが、臨場感あふれる旅行記を楽しみにしております。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- merumoさん 2016/02/13 17:27:18
- 行ってみようかな?
- ねんきん老人さん
お久しぶりです! 投票ありがとうございます。
ねんきん老人さんの楽しいコメントにいちいち反応しながら
読ませていただきました。
そういえばフロイデンベルグに行って来たんですよ。
あいにくのお天気でしたがやはり素敵なところでしたね。
一番のお気に入りの場所になりました。
これからもお互い健康で行きたいところに行きましょうね。
merumo
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