2015/10/20 - 2015/10/21
1991位(同エリア3972件中)
ゆうゆうさん
久しぶりに京都に旅行してきました。
一日目は宇治、二日目は京都国立博物館付近の寺社を廻ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅の始まりは宇治の平等院鳳凰堂です。
改修が終わるのをずっと待っていました。 -
堂々とした佇まいです。
個人的には改修前の、色彩が失われた感じのほうが好き。
今回の改修では、塗料の原料にもこだわり、創建時の姿にもっとも近い状態になっていると説明員の方が力説していました。
ちなみに内部拝観は90分後のチケットを渡されました。 -
扇の芝。
ここで平安時代、源頼政が自害したんだそうです。
源頼政…聞いたことはあるんだけど何した人だったかなぁ。
平家物語を復習しておけばよかったなー(;・∀・) -
鳳凰堂、鐘も素晴らしいんですよ。知ってました?
天女が描かれていて、極楽浄土のイメージといった感じ。
日本三大名鐘のひとつだそうですよ。
鐘楼にあるのは複製で、国宝の本物は宝物館にあります。 -
こちらは宝物館の鳳翔館です。内部は写真撮影禁止です。
なかなか見ごたえのある宝物館です。
この中に鳳凰堂の大仏様の周囲の壁面にいらっしゃる雲中供養菩薩様の実物が半数ほど?展示されています。
大仏殿の扉も展示されていましたが、展示期間を終えると大仏殿に実際に取り付けられるんだそうです。 -
鳳凰堂を後にして、宇治上神社へ向かいます。
-
こちらが拝殿。三角錐状の清め砂が有名ですね。
昔、宇治は兎路と書いたんだそうですよ。そのためうさぎをモチーフにしたおみくじやお守りがあります。 -
宇治上神社に行った後、となりの宇治神社にも行ってきました。
もともとはひとつの神社だったそうです。
その後本日最後の目的地、興聖寺へ向かいます。
その途中に大きなイチョウの木を発見。
少し色づいてる?
黄色に染まったらすごくきれいでしょうね。 -
興聖寺へ到着。
門をくぐってからの参道が緩い坂道になっています。琴坂と称し、宇治十二景の一つらしいですよ。
ここも紅葉の季節はさぞきれいでしょうね! -
登りきりました。
ここは中庭?が広い。見ごたえがあります。
人も少なく、静かにゆっくりお寺の雰囲気を感じることができます。 -
興聖寺というと、この山門も特徴的ですね。
中国風という印象を受けます。
今度は誰かをつれて、紅葉の季節にきたいなぁ。
本当はあと源氏物語ミュージアムにも行きたかったのですが、時間切れになってしまいました。 -
この日は京都駅に戻り、近辺で探したサクラテラスにチェックイン。
ホテルをとったのは行きの新幹線の中でした。前日にはあったシングルがなくなっていたので、1室残っていたツインです。
こぎれいでしたが、二人でと泊まるとなると狭さが気になるかもしれませんね。一人なので十分ですけど。
おやすみなさいzzz -
さて、二日目です。
この旅最大の目的は、写経をして家内安全を祈願することにあります。
写経させていただく寺院として、東寺も検討していたのですが、今回は法住寺としました。
朝9時の拝観開始時間より早くついてしまい、まだお堂がしまっています。
お堂の正面にある、小さな石庭。こうゆうの好きだなぁ。 -
さて、9時になったので住職さんに写経を申し込みます。
これまで複数のお寺で写経をしたことがありますが、法住寺さんは初めに塗香の説明をして手ほどきしてくださります。初めての経験でした。
中庭方向に座り、般若心経の写経開始。
なんでジーンズを履いてきてしまったのか…後悔先立たず
しびれと戦いながら、なんとか祈りをこめ、集中。
80分ほどかかり書き上げました。 -
書き上げたら住職さんにお渡しします。明日の朝祈祷してくだるとのことです。
その後お抹茶とお菓子を用意してくださります。
法住寺には赤穂浪士47士の木像がいらっしゃいます。大石内蔵助が法住寺の身代不動明王に大願成就を祈願したことに関係します。
ここも中国風の門があります。
法住寺といえば、後白河法皇が院政をした場所です。
歴史の大舞台ですね。 -
堂内を拝観しているとき、中庭に鷺?がいました。
写真をとると三十三間堂方向に羽ばたいていきました。 -
法住寺を後にし、となりの養源院に行く途中に後白河天皇稜があります。
安らかにお眠りください。
養源院の参道を進みます。ここも紅葉がきれいでしょうね。
養源院では係の人が堂内を説明してくれます。
ここの血天井はほかと比べて手や足の跡が多い気がします。そして伏見城を守っていた鳥居元忠のものとされる、頭から足まで、輪郭の残った血跡があります。
壮絶ですね。
養源院は俵屋宗達の襖絵も有名です。白象、麒麟、虎と動物を描いたものが三面あります。
私は白象が気に入りました。象の背の曲線や表情に見惚れ、しばらく絵の前に立って眺めてしまいました。
虎の襖絵はレプリカで、本物は京都国立博物館で開催中の琳派展に出展されているとのこと。
なんか猛烈に見に行きたくなってきました! -
次は豊国神社です。
豊臣秀吉を祀った神社ですね。
行ってみてその規模に驚かされました。かなり大きな唐門です!伏見城の遺構で、国宝に指定されています。 -
よーくみると、額の周囲にも鳥の彫刻が施され、かなり手がこっています。
秀吉ってその当時すごい権力をもっていたんだなぁといまさらな感想を抱かされます。
栄華ここに極まれり。 -
その後満を持して京都国立博物館へ。
これまで西洋絵画の美術展には行っても、日本美術のものには行ったことがありませんでした。
養源院の杉戸絵が、私を新たな場所に運んでくれました。
「琳派 京を彩る」
すごく見ごたえがありました!
俵屋宗達の作品、好きだなぁ。たらし込みの技法を用いた墨絵が最高です。
2015年は琳派イヤーだったようで、調べると首都圏でも特別展を各所でやっていたようですが、もう今年も残りわずか。もっと早くこの魅力に気づいていれば…(>_<)
こうして久しぶりの京都の旅は終わりを迎えました。
やっぱり京都って、いいなぁ。
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