2015/10/01 - 2015/10/02
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さむがり子さん
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年に1回1週間の休みが取れる夏休み。
ほぼ1年中「次の夏休みはどこに行って何をしよう~」と考えているしょうもない社会人なのですが、今年は「ヨーロッパでサッカー観戦!」「オランダの改装が終わった3つの美術館に行こう!」と決心。
ドイツは最終的にフランクフルトに、オランダはアムステルダム滞在でハーグとロッテルダムに日帰りで行くことに。
ドイツではサッカーを観ただけ、オランダは美術館と散歩ばっかりと、まったく毛色の違う旅行になりました(笑)
長々続きましたが、この日記が最後です!
●全体の旅程●
1日目:羽田→フランクフルト&マインツ
2日目:マインツ&フランクフルト
3日目:フランクフルト→アムステルダム
4日目:アムステルダム
5日目:アムステルダム→ハーグ→ロッテルダム
6日目:アムステルダム ★この日記
7日目:アムステルダム→羽田 ★この日記
***
そのほかのグダグダしたことは初日の旅行記に書いています。
http://4travel.jp/travelogue/11065602
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
翌日は朝の飛行機なので、実質今日が最終日(涙)
ゴッホ美術館のeチケットを開館時間にあわせて買っていたので、朝食を食べて出発。わりと余裕を持って出たはずが、停留所の100mほど前で故障か事故かでトラムが動かなくなっていて、大通りを塞いでいました…。
これはやばいぞー!と思い、ダム広場まで行って別のトラムに乗車。本来よりも乗り換えが増えて停留所も遠くなってしまったので焦りましたが、急いで行くとちょうどまさに開館したときに到着。並んでいる列を横目にドヤ顔で入館(笑)
時間指定のチケットなので行動がやや制限されますが、せっかくの旅行中に早くから寒い中並びたくないので、eチケットはオススメです(アイアムステルダムカードなどのパスはまた別ですが)。
※この写真は14時くらいかな書簡集を読んでから訪れたい by さむがり子さんゴッホ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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中は撮影禁止。
本当に素晴らしい美術館で、ベンチやカフェで休憩を挟みつつ何度も見て回ってしまいました。
口コミに書きましたが、ゴッホの家族の愛情によって創られている美術館。だからこそ、ゴッホが世界で唯一最後まで信じた家族に向けて描いた絵と、それすら信じられなくなった結末が重たく心に残ります。
ゴッホがおそらく唯一信じられる、頼ることができる存在であった弟テオ。ゴッホの夢を真正面から支えた人物。そして2人のよき理解者であり、ゴッホの作品を世に出すことになるテオの妻ヨハンナと、その子どもフィンセント。
「ひまわり」や自画像、浮世絵を模した絵、もちろんそれはそれで十分すてきな鑑賞時間を過ごせるのですが、せっかくなので、書簡集を読んでゴッホの想いに触れてから訪れてみてはいかがでしょうか。 -
ゴッホの『花咲くアーモンドの枝』についての想いを書こうと思いましたが、尋常じゃなく語ってしまいそうだったのでやめます(笑)きっと色々なところで書かれていますので、そちらを参考にしてください。
(人に説明しながら泣いたことが2回ありますw)
あの絵を見るたびに、自分はどうやってもヨハンナのように強くはなれないなぁ…とテオ夫妻に畏敬と感謝の念を抱くのです。
彼らの強い信念と愛情がなければ、今なおゴッホの作品や想いは埋もれたままだったのかもしれないのですから。 -
運河のある風景。
現代の生活の中の運河。家。橋。トラム。
そんなアムステルダムの景色が大好きです。 -
最後のアムステルダム観光をした後、夕方過ぎにまた西教会へやってきました。
アンネの家の真横にある教会。カーテンすら開くことができない部屋で、この教会の鐘の音だけが外の世界だったアンネとその家族。
この像を見て、初めて『アンネの日記』を読んだとき(多分まだアンネよりも幼かった)、「鼻につく感じの子だ」と思ったのを思い出しました(笑)日記の最初のほうは特にね。アンネが感じた「外の世界」 by さむがり子さん西教会 寺院・教会
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川越しですが、アンネの家側から見た西教会。
アンネ一家の隠れ家を訪れると、この一区画だけ、タイムスリップした感覚に襲われます。
アンネ一家と同じように、信じられない数の人たちが、迫害から逃れ、隠れ、捕まり、家族がバラバラになって無残に殺されていく。でも、自分は自身に危険が及んだとしても、ここで一家をサポートし続けた人たちのように振る舞えるのだろうか?
一家が、誰か一人でも帰ってこられた時のために、部屋にあった日記や持ち物を大切に取っておけるんだろうか?
やっぱり見て見ぬふりをして、「自分が生きるために仕方のないこと」と逃げてしまうんじゃないだろうか。。 -
アンネの家の前。夕方過ぎだけど案の定すごい行列。並ぼうかなぁとも思ったけど、1回行ったことがあるし、それだったらほかの若い人たちが1人でも入ったほうがいいとも思ってやめました。
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自分が歳を重ねたこともあるのか、実際に一家が連行されたアウシュビッツとビルケナウに行ったからか、アンネのことを考えるとき、父オットーや、ミープさんを始めとする隠れ家生活を支えた人たちのことを想うことが増えました。
オットーが強制収容所で生き抜くことができたのは、様々な運と、やはり「家族に会いたい」という強い意志だったと思うのです。だから、戦争が終わり、妻そして娘2人が亡くなったことを知らされたときの心情は、想像することもできません。
ミープさんたちが押収されないように保管してくれていた多くの品を手にしたとき。ここで多感な時期を過ごしたアンネの唯一の友であった日記帳を読んだとき。世間に平和(らしきもの)が訪れたとき。
家族・親戚に向けて制作した日記を公開するには、もちろん様々な逡巡があったと思うのです。本人は戦後に公開したいと思い清書したりしているのですが、あくまで思春期の女の子が描いた、赤裸々な日記ですからね。
お母さんの悪口や、一緒に暮らす男の子への恋心。勉強したいという願い。
『自分の死後も、世界に残る仕事がしたい』という夢。
そして父である自分への絶対的な愛情や尊敬のあふれる文面。。
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確かなことは、アンネはもちろん、この隠れ家に住んだ人たち、援助した人たち、戦後に日記を渡そうとずっと持っていた人、生き残った父親、家の保存に協力した人たち、彼ら全員のおかげで、今日、アンネを通じて、名もないアンネと同じ境遇だった少年少女が世界中に生きていたことを実感できるのです。アンネ フランクの家 建造物
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いかん、ゴッホとアンネについて書きすぎた(焦)
この日はちょうど木曜日で色々なお店が遅くまで開いている日だったので、ぶらぶら歩きつつ買い物しつつ、アムステルダムの最後の夜を楽しみました。
今回は乗らなかったけど、アムステルダムの運河ツアーは面白いからオススメですよ♪ 会社によっては日本語の音声ガイドがありますし、運河から街を眺めるのはすごく素敵です!アムステルダム中央駅 駅
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なんで夏休みの1週間ってこんなに一瞬で終わるんだろ・・・。
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荷造りして寝たらもう帰国の朝・・・。
もっといたいーー。 -
…けど、また次の休みをモチベーションにして日々がんばろう。
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スキポールに向かうよ! さらばオランダ!
これでもう飛行機で寝れば東京だ。 -
と思ったら、フランクフルト中央駅にワープ!(違)
最後の最後にトラブル発生。
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スキポールからフランクフルトに飛ぶKLMが遅れ、フランクフルトから羽田行のANA便に乗れませんでした(泣)
スキポールを出たのがどう考えても間に合わない時間だったので諦めはついていたのですが、さて、英語力ゼロの自分が代替の便を取れるのだろうか。フランクフルトに着くまでも不安で落ち着かない。
今回、羽田に到着日の午後に予定を組んでいたので、絶対に翌日のお昼すぎには羽田にいなければいけなかったのです。当初の便がムリでも、次のルフトの羽田行きなら間に合うことまではスキポールで確認済み。
とはいえ自分で諸々対処できる自信がなく、自分の語学力を呪いながらKLMを降りたら、ANAの現地スタッフ(日系の方と思われる)が待っていてくれました! -
そして渋い声の完璧な日本語で「御存知の通り、この便が遅れたため東京行きは既に出発してしまいました。これからご一緒にKLMへ代わりの便の予約カウンターに行きましょう(キリッ」と言って誘導してくれました。
なに?天使?(いかついドイツ男性だけど 笑)
このときの私の安堵感たるや。。。
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天使はKLMのカウンターで事情を説明し「では私はこれで失礼します(キリッ」と去って行きました。(もう少し手伝ってぇぇ:心の声)。
そしてKLMカウンターで粘った結果、夕方の直行便に替えることができました。最初、「ちゃんとブックしてるから」と言われて提示されたのが夜22時発パリ経由の便だったときは「無理無理!」と反抗しましたが。。(KLMだからエールフランスの便にされるのは仕方ないのですが)
遅延なんて日常茶飯事なのでワガママ言っちゃいけませんが、当然もう真ん中の席しかない。くそー、せっかく早めに買って通路側を予約してたのに…。フランクフルト中央駅 駅
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そのときのKLMグループの窓口がかなり…だったので、こんなゴミみたいな私についてサポートしてくれたANAとで、もう自分内評価が天秤のように傾きました。
(KLMがディレイしてテンパったことは過去にもあったのですが)
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もう疲れたので空港で待ってようかとも思ったのですが、中途半端に時間があったので、気晴らしにドイツ滞在時に下車しなかったフランクフルト駅まで行ってみようかなーと思い電車に。
中央駅と市街地が離れているのでそっちまでは行けなかったですが、駅前を少し散歩しました。ここに長谷部選手がいるのね?(ちょっと違う)などと想いながら、次にフランクフルトに来たときのための予習も兼ねて!
駅からちょっと歩いたら、欧州中央銀行が。例の巨大ユーロ!
全然知らずに適当に歩いていたのでびっくりしました(笑)
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荷物が重かったのと疲労で、少し早いけど空港へ。次の便は遅れずに飛び、なんとか日本に帰って予定をこなすことができました。 -
最後にもう1回、初日に行ったマインツのゲーム写真で終わりに。
初めて観た海外サッカー2試合は、本当に楽しかったです。スタジアムの雰囲気を体験できて幸せでした。また別の国のリーグも観たいですです。
今まで海外旅行は美術館や歴史的史跡、たまに山などの自然に行く感じでしたが、今回初めてサッカー観戦もできて、楽しかったです。行った2つのスタジアムは口コミしてますので、もし気になる方は御覧ください。
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旅行も終わり、余韻に浸りながらもなんとか社会復帰し、日本はやっぱり素晴らしいよねぇと思いつつ、今はまた次の夏休みのことを妄想しながら過ごしています。
もちろん人生何があるか分からないので、だからこそ、行きたい所に行きたいときに行けるように、日々まっとうに生きていこうと思います(笑)
今回思ったのは、普通に働いていると、1週間も<独り>でいることって本当になかなかないということ。なので、色々と考えます。「明日は何しよう」とかから、「なんで過去、こんなことが起きたんだろう」とか「帰ったら何をしなきゃ」とか、これから先のこととか、昔のこととか、もう諸々。色々。
以前は「『地球の歩き方』に載ってるスポット制覇する!」(しないけど 笑)と、寝る以外は動きまわっていたい勢いでしたが、年々、ヨーロッパの美しい、歴史ある街並みをなんとなーく歩きながら色々なことを考える時間も、一人旅だからこそできる、かなり大きなメリットのような気がしてきました。
昔は「旅は現実逃避」とか言ってたけど、現実を見直したり、自分の周りのことを考えるいい時間なのかもなぁとも思いました。
どこから読んでいただいたか分かりませんが、超々駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。こんなチラシの裏のメモ程度のものが、皆さんの旅行や妄想旅行の微かぁ?なヒントになれば嬉しいです。
2015年の旅行は[完]。 -
さらに追記。。
つい先日、パリを中心に大きなテロがありました。フランス対ドイツというとても面白そうな親善試合が行われていたサンドニのサッカー場も標的となりました。
この旅行の頃から中東からの難民問題が噴出し、ドイツやハンガリーの様子も大きく報道されたため、知人からは「ドイツ危険そうだね」などとも言われていました。
難民=危険 とは思っていないですし、私がドイツで滞在したのはフランクフルト近郊の一部だけだったので、そういった様子に直面することもありませんでしたが、実際(多くの観光旅行の方がそうだと思いますが)、「自分は大丈夫だろう」とどこかで思っていたのも事実です。
観た試合や場所も違いますが、同じ「サッカースタジアム」が狙われたことに恐怖も怒りも、やるせなさも感じます。自分がその観客のひとりだった可能性もありますし、逆に、自分ではなく、なんで彼らだったんだろうとも思います。
そしてもちろん、その問題の根源である世界諸国の今までの歴史や向き合い方に対しても疑問や怒りを感じますし、私自身、物事をちゃんと見られるように、自分なりの考えを持てるように、もっともっと勉強しなけれいけないな、と。
***
もちろん、最低限「自分の身を守る」「リスクを回避する」といった行動は必須ですし、慣れない海外を旅しているときは普段の何倍も気を遣わなければいけません。
ただ、それらと「楽しむ」ことは両立できると信じていますし、この旅でも触れましたが…、なんのためにアンネが日記を残し、父はそれを世界中に公開したのか。なんのためにアウシュヴィッツをはじめとする強制収容所跡はその姿を現在も残し、現代人に負の歴史を伝えているのか。
決して、過去の1つの民族の悲劇だけを語るわけでも、1人の独裁者による残虐な行為を伝えるためだけではないはずです。誰が、どこが悪い、と単純にジャッジできる問題でもありません。
そしてこういったテロ行為によって、被害を受けた側の国民や民族の団結が強くなることの良さも、それ以上の怖さも感じています。力を得るために騙し、戦い、得た産物が、それに対抗しようとする別の力を生み、さらなる力と力の争いが起こっている・・・。
とかく何かを言うと「ミギだヒダリだ」と言われがちな世の中ですが、
今はとにかく、現在進行形で起きている世界中の悲しみに対して、一側面だけを見るのではなく多面的に見られるように、目を背けないように、心のどこか小さな片隅だとしても彼らのことを考えられるように・・・、自分に対してそうありたい、そうでなければいけない、と強く感じているところです。
追記が長くなりすぎましたが、再度[完]。
2015年11月
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