シルバーウィーク　アメリカ・グランドサークルドライブ旅行(5)

2015/09/18 - 2015/09/26

9/23
朝早いうちにモニュメントバレーを出発し、アッパーアンテロープキャニオンのツアーに参加。
夕方グランドキャニオン国立公園に到着して宿泊。

9/24
午前中いっぱいグランドキャニオンを観光。
当初はトレイルを少し下ってみようかと考えていたが、時間的にも体力的にもキツイのでやめておいた。

9/18～19 https://4travel.jp/travelogue/11068220
9/19～20 https://4travel.jp/travelogue/11068260
9/20 https://4travel.jp/travelogue/11068326
9/21 https://4travel.jp/travelogue/11068340
9/22 https://4travel.jp/travelogue/11068575
9/23 https://4travel.jp/travelogue/11069372
9/24～26 https://4travel.jp/travelogue/11069988

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

未明の満天の星空を鑑賞した後、2時間ほど2度寝して、6時ちょっと前に起床。

ザ ビュー ホテル ホテル

モニュメントバレーの日の出。

ホテルのレストランの、特等席で朝食。

今日は11時にアンテロープキャニオンの受付を済ませなければならないので、日の出と同時に朝食。

ザ ビュー ホテル ホテル

テラスに出てみた。

そして8時にチェックアウト。

ザ ビュー ホテル ホテル

このポイント、西向きなので、午後に行くとモニュメントバレーが逆光になるのだ。
朝一番でもう一度行ってみた。

フォレストガンプポイント 散歩・街歩き

案の定、朝日を浴びたビュートは断然美しかった。
これで思い残すことなく、モニュメントバレーを出発。

フォレストガンプポイント 散歩・街歩き

モニュメントバレーからペイジまでは約2時間かかるが、時差があるので到着時には-1時間となる。

アンテロープキャニオンのすぐ横にある、ナバホ自治区の火力発電所。
今回はペイジ出発のツアーに申し込んであるので、アンテロープキャニオンの入り口は一旦スルー。

ペイジの、アンテロープキャニオンツアーのオフィス。
10時ちょい過ぎに到着。
事前にメールで問い合わせ、このオフィスがアリゾナ時間で営業していることを確認した上で11時半出発のジープツアーに申し込んであるが、心配なのでオフィスの受付に「今10時過ぎですか？」と確認してしまった。
無事受付完了。
出発時間厳守のため、11時10分にはオフィスに集合するよう指示された。
コンビニで軽く食事を取って11時に再集合。

ツアーには、1.5時間のツアーと、2.5時間のフォトグラファー向けツアーの2種類があり、この日はアッパーキャニオンのフォトグラファーツアーを申し込んでいた。
朝通ってきた道を10分ほど戻り、ナバホ自治区の火力発電所の真横から、川が干上がったような砂地に入り込み、さらに約10分でキャニオンの入口へ到着。

アッパーアンテロープキャニオンの入口。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

最初の撮影ポイントは、真昼の限られた時間しか見れないという、直射日光が差し込むポイント。
ガイドが三脚を立てる位置と向きを指示して、他の観光客を写真に写り込まない範囲に移動させ、「持ち時間5分だよ〜」とか言いつつ岩陰でスコップを持って日光の光線に向かって砂を撒き上げてくれる。
で、我々は気が済むまでひたすらそれを撮る。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

持ち時間が終わったら次のポイントへ移動。
移動の最中は自由気ままにその辺にカメラ向けたりしてる暇はなく、とにかくてきぱきガイドに付いて歩く。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

キャニオンの手前から順々にというよりは、他のガイドと連絡を取り合ってそのタイミングで空いている場所を探しながら、奥に移動したり手前に戻ったりを繰り返し、他のガイドツアーに優先して周囲の人の流れを止めてくれて、ガイドの指示通りに三脚を立てて指示された方向にカメラ向けて撮影、の繰り返し。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

確かに指示された通りに撮ってればキレイな写真は撮れるんだが、なんかいまいち「自分で写真撮ってる」って実感に欠けるツアーだった。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

場所にもよるが全体的に薄暗く、神秘的な光景ではあるものの実際に見える光景より写真の方がキレイに映るという感じ。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

とはいえ、たっぷり2時間、通常ツアーの倍の時間をかけてアッパーアンテロープキャニオンの隅々まで堪能。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオンは、鉄砲水による浸食で出来上がったもので、今でも時々鉄砲水が流れるとキャニオン全体が洪水の濁流で埋まり、観光できなくなる。
今年は1か月前に鉄砲水があったそうだ。
鉄砲水の頻度は年10回以上の年もあれば一度も無い年もあるとのこと。
日本を出発する直前の週間天気予報では、23日のペイジが一番悪く雨の予報だったのだが、文句なしの天気に恵まれた。

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン 山・渓谷

14時にオフィスに戻ってきてツアー終了。

アリゾナ州に入った途端、給油の勝手が変わった。
ユタ州ではコンビニのレジにクレジットカード渡せば給油させてくれて、入れた分だけカードから引かれるんだが、ココでは事前に「何ドル分給油」と申告してその金額を事前に払わないと給油させてくれない。
テキトーに$20払って給油。満タンにならなかったがまぁいいやってことで、グランドキャニオンに向け出発。
道中は基本晴天だが、遠くで雨が降っているのが見える。

ペイジから1時間ほど走って、キャメロンという小さな町で、グランドキャニオン国立公園に向かう一本道に右折。
国立公園の入り口まではさらに30分ほど走る。

途中でリトルコロラド川の展望台に立ち寄る。
駐車場の入口に料金所があり「寄付を募ってます」というまどろっこしい案内が。
いくら払えばいいんだ？と聞くと「5ドル」。
って、普通に入場料として取ればよくね？

これはこれで深さ数百mはあろうかという深い谷なのだが、この後観るグランドキャニオンのスケールはやはり桁違いなのであった。

この旅行で6つ目の国立公園の入口。
国立公園でないモニュメントバレー以外はすべて、ザイオン国立公園入場時に購入したAnnual Passを見せるだけでフリーパス。

ゲートをくぐって最初の展望台、デザートビューポイント。
さすがは世界屈指の観光地。
他の国立公園とは観光客の数がまるで違うし、ガスステーションもある。

デザートビュー ウオッチタワー 自然･景勝地

デザートビューポイント

西の方は完全に逆光なので、広大なグランドキャニオンの東の端のほんの一部分だけを見ている感じ。

デザートビューポイント

デザートビュードライブという一本道を西へ移動しながら、リパンポイント、モランポイント、グランドビューポイントと、5kmぐらいおきに現れる展望台に立ち寄る。

リパンポイント 山・渓谷

モランポイント

Grandview Pointでは、ちょっと驚きの光景に出くわした。
10人ほどの団体が、普段着ながら、柵のない崖の淵に立って、交替交替で峡谷に向かって、泣きながら花を投げ込んでいるのだ。
ガチのお葬式・・・・・。
こんなところにわざわざ高い入場料払ってやってきて自殺ってこともないだろうから（入場料が必要ない場所で充分可能な場所がいくらでもある）、直前までまさか自分がココで命を落とすなんて夢にも思わず、いきなり落ちたのかなぁ・・・・・。

グランド ビュー ポイント 自然･景勝地

かと思えば、すぐ左の崖では、崖の淵に座り、足をブラブラさせてくつろいでいる人がいる。
なんでそんな怖い所に足伸ばせちゃうかね・・・

グランド ビュー ポイント 自然･景勝地

アリゾナ州ではサマータイム無しなので、日没は18:25。
さすがにちょっとブルーになりつつも、日没直前まで景色を眺めて、ホテルへ。

グランド ビュー ポイント 自然･景勝地

グランドキャニオン国立公園内、サウスリムのホテル6軒のうち4軒は崖沿いに立っているのだが、崖沿いのホテルは2月の時点で満室。
サウスリム内で唯一予約できたのがMaswik Lodgeだった。

マスウィク ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

宿泊したMaswik Lodge

マスウィク ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

外観写真は翌朝撮影したもの。
ホテルに着いた時には真っ暗。

マスウィク ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

ホテルに付帯のフードコートで夕食。
そろそろステーキとか食いてぇなと思ったのだが、ステーキはなかったのでステーキサンド。
と、ミートソースパスタをシェア。
ここまで、レストランで注文する飲み物は一貫してアイスティー(無糖)だったが、ココにはアイスグリーンティーがあった。
・・・って手を出したら、甘いやつだった。orz

マスウィク ロッジ - インサイド ザ パーク ホテル

食事が終わって部屋に戻り、20時に再び外出。
夕方走ってきたデザートビュードライブの道沿いで車停めてその場で峡谷が見えるポイントで、北の星空を撮影。

かすかにノースリムの灯りも見える。
もちろん実際は月明かりがあっても、ほぼ漆黒の闇。
時々車が通ることはあるが、周りに人はいない。

9/24(木)
日の出は6時17分。
iPhoneのタイムゾーン切り替えるの忘れて目覚ましかけてしまったため、うっかり4時過ぎにホテルを出てしまったが、30kmほど東のリパンポイントで日の出を迎えた。

リパンポイント 山・渓谷

6時17分、ノースリムのてっぺんがうっすら赤く染まる。

リパンポイント 山・渓谷

あっという間に大峡谷は朝日に照らされていく。

リパンポイント 山・渓谷

朝日に照らされるキャニオン

リパンポイント 山・渓谷

東の空なんか一度も見ず、ずーっと西側観てた。

リパンポイント 山・渓谷

朝日に照らされるキャニオン

グランド ビュー ポイント 自然･景勝地

ホテルに戻る前に、ホテルから一番近い展望台、ヤバパイポイントへ。

ヤバパイポイント 自然･景勝地

ヤバパイポイント

ヤバパイポイント 自然･景勝地

これぞグランドキャニオンという代表的な景観。

ヤバパイポイント 自然･景勝地

遠く、谷底のコロラド川に架かる橋が見える。

ヤバパイポイント 自然･景勝地

8:30に朝食。
昨夜と同じフードコートだが、朝食メニューはディナーメニューとは全く異なる品揃え。

朝食

10時半にチェックアウト。
グランドキャニオン鉄道の駅にはSLが展示されていた。

グランドキャニオン鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

駅

グランドキャニオン鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

無料のシャトルバスが展望台を結んで走っている。

ビジターセンターも他の国立公園より大きく、全体的に人が多い。

グランドキャニオン ビジターセンター 観光名所

ビジターセンターすぐ横のマーサーポイント。

マーサポイント 国立公園

中央の稜線沿いに、右上から1本のトレイルが見える。
当初は日の出前にシャトルバスに乗って右上のヤキポイントまで行き、日の出後に谷底に向かうトレイルを2kmほど下って写真中央の平らな所あたりまで行ってみようか、などと考えていたのだが、時間的にも体力的にも、無理だった。

マーサポイント 国立公園

マーサポイント

マーサポイント 国立公園

はるか遠く、谷底に向かうトレイルが見える。

11時半にグランドキャニオンを出発。
といってもここから国立公園を出るのに30分以上かかる。

マーサポイント 国立公園