もっともっと、懐かしい台湾。　～淡水　【上】

2015/10/10 - 2015/10/21

今年もアイボーこがね丸と現地合流し、念願の台湾ぐるり一周の旅に出た。日本統治時代の面影がちらちらと意外なところから顔をのぞかせる、ノスタルジアな台湾の旅のはじまり、はじまり。

エリア 台北(台湾)

スクートの深夜便を利用した。朝まで寝られないと覚悟していたら、なぜだか私の横だけ二席空いていた。周囲の恨めしそうな視線を敏感に感じ取った茶柱は、この席を死守するべく、離陸してから間もなくしてシレーっと足を伸ばしてマスクを着用し、着陸直前まで横になって寝続けた。めでたし、めでたし。

さーて、淡水を目指すか。桃園空港の第一ターミナルから国光客運1819に乗って、ＭＲＴの圓山駅に向かう。このバスは圓山駅の前には止まらないが、徒歩5分ぐらいのところで降ろされる。台北での乗り換えを考えると格段にスムーズな行き方だった。

バスチケットは125元。

圓山駅から淡水へ。

淡水に到着です。台北で乗り換えなかったせいかあっという間だった。

予約しておいた宿のオーナーに言われた通り淡水の駅前で待っていると再び連絡が入り、「中山路を500メートルほど歩いたところにお寺があるからそこで待っていて」ということだった。何か身代金の引渡しみたいになってきたぞ。次の指示が ないことを願う。

お寺を発見。

どうも指示されたお寺はここのようだ。
ここでしばし待っているとオーナーの女性が現れた。

とてもサバサバした性格の方で、もっていったガイドブックを見せてというので見せると、「これも行かなくていい、これは食べなくてもいい、これは大した味じゃない」とバッサバッサ切っていき、ここでしかないものはこれよ！と厳選してくれた。

結果的にガイドブックは役に立たず、捨てていく羽目にはなったが。。。

お寺から徒歩１分で宿に到着。

目の前は淡水河。
素晴らしいロケーション♪

そして宿の入り口。これは住所を教えてもらっても分からないわ。両サイドお土産物屋さん。

淡水での宿。
十分な広さもあり清潔で快適。
シャワーの水圧も最高♪

チェックインは正午近くならないとできないと言われたので重い荷物を預けて町歩きをスタート。やや、もしや淡水って坂の多い町なのか？

この日も午後から時より小雨が降った。でも傘を持つのは性に合わない。

ところどころストリートアートがあって楽しい。

うっすらアートが。ちょっとヘナのようでもある。

この階段を浮かれてのぼっていたら、足元のウ◯コに気づかず思いっきり踏んづけた。ここから数時間は機会があれば水溜りで洗うということ繰り返し、拭いても拭いても残っているようなイヤーな気持ちが続いた。ペットブームはいいけど、飼い主たちよ、よろしく頼む！

ウ◯コ坂を振り返る…。

おっと、よさげなカフェ。明日にでも寄ってみよう。

二度寝さ。

昔は素敵な家だったのだろう。ここは淡水で一番古いという一角だ。

デートスポットらしいですからね。

意味もなくお互いを見て笑ってしまった。

やる気まったくないワン。

レトロな公衆電話。

大吉いただき。

こりゃまた急勾配。足を鍛えるか…。

ゴシゴシ。

私も選びました。

台湾は筍が美味しい。

塩焼きにしたら美味しいだろうに。
醤油と大根おろしも欲しい。
そして誰か作ってくれるとさらにありがたい。

最近は市場へ行くにもスクーターでおいら、運動不足でちょっと太っちまったのさ。

品定め。将来の料理研究家。

どっちを押せばいい？

凄い混みよう。
人混みを避けたい気分ではあるものの、やっぱり市場は見ておくか。

台湾全土でよく見かけたこれはなんだったのだろう。

丸かじりといきたいもんだ。

さばかれる時も一緒よ。
永遠の愛？

シブい肉屋だ。

靴屋さんの跡取り息子。

こういう所で食べたいけどおじさまたちの視線が痛いときがあって避けてしまうのだ。

こういうディスプレーもある。

ダメダメダメ、今日は他に食べなくちゃいけないものが沢山ある。

淡水にこんな活気のある市場があるとは思わなかった。

結構売れたってことなのかな。

在住なら買って帰るんだけど。

これはご飯が進みそうだ。

売れるといいね。

大根餅。シンガポールでも食べれるから、すっかり食べ忘れてしまった。

フライパンから直接つまんじゃって♪

おばあちゃんとおつかい。

広東粥の看板犬。

こんな路地裏に迷い込んでしまいました。

ステキ。

小さな小さな陶器市。

主婦のお手入れタイム。

このお店で籠を買うべきか2日間悩んだ…

これもいいけどね。

今朝宿のオーナーを待ってるときに座ったベンチは宝くじのおばちゃんの専用ベンチになっていた。

遅くても自分で歩いたほうがいい。

ここを走って上がっていくの？

ご苦労さんです。

坂の町。

おじいちゃんも頑張って鍛えてます。

ストリートアートのくくりに入れてしまうのを躊躇うほど本格的だね。

今はこんなところを徐行中です。

ユラユラ。

小さい町に学校がギッシリ。

あ、オーナーさん推薦のお店はあそこかな？
彼女の卒業式した小学校の隣にあるらしい。

ここで阿給を食べなさいとオーナーに言われたけど、混んでそう。一応並んでみたものの、結局売り切れ御免でした。

仕方なくお隣の阿給のお店に入ります。まあ、それほど味に大差ないでしょう。

湯気がいいね。

フムフム、なるほど、これが阿給か。
甘辛ソースがかかってる。これはちょっと好き嫌いが分かれそうですな。私は好きだけど。

油揚げの中は春雨。

お店のお手伝い。

宿のオーナーさんが通った小学校だそうです。

ラブラブです。きっとこの時期が一番楽しい。

はい、チーズ。

珈琲でも飲みますか。

週末なのに空いてる。
ここにしよう。

静かでよろしい。

ちょっとここで小休止。

牧師楼の名刺。

川沿いを走るにはいいかもね。

日本の家屋だね。リニューアル？

台湾の犬はスクーターに乗り慣れてるね。

うん？キミだれ？チョロチョロ動かれると踏んづけてしまいそうで怖い。

フリマだ。

売れたみたいですね。

疲れちゃった。

こちらでは肉まんをいただきました。
オーナーさんオススメの肉まん。魚丸はどこでも食べれるから食べなくていいと言われた。この２日後にこの肉まんを上回る美味しい肉まんに出会うことになった。

もうすぐだ…忍耐。

揚げたてのエビ巻きは美味しい♪
でもこの後食べた胡椒餅があまりにも美味しくて記憶がかき消されてしまった。

うふふふ。

基地が近いのか？

晴れたらもっと綺麗だったんだろうけど、逆に晴れてたら暑くて歩けなかったかも知れない。

どうしてこんなことになってしまったんだろう。

お昼の準備。

買い食いはいけません。今日は真っ直ぐ帰ります。

子供に肉まんを食べさせながら、階段を降りる器用なお父さん。

二階がカフェ。

この席が良さそうだな。

隠れ家っぽくていい。

そばで吸われるだけで胸が痛くなる今日この頃。

お隣の洗濯物を見ながら珈琲が飲めます。
悪くない。

いいね、緑の屋根。

誰も二階席に気づかないから、上から人物ウォッチングを楽しめる。

珈琲はイマイチだったけど、場所がいいからね。
貸し切り状態だったし。

毎週末こういう時間が過ごせたらいいのに。