2015/07/23 - 2015/08/08
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thang12さん
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3年前にサルサを始めたこともあり、スペイン語の響きが心地良い日々。
バルセロナ出身の女の子と仲良くなったり、周りの友人が今年続々とスペイン旅行に出かけ異口同音に絶賛・・うん、機は熟した。夏休みはスペインだ!
とはいえ、限られた予算の中での15日間の旅。
制限があるからこそ、工夫する楽しみが生まれるんだ!
と、開き直った一人旅。
素晴らしい人との出会いと晴天に恵まれた素敵な時間でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅行記(15)の続きです。
こりゃ、バルセロナ滞在1週間分が続くので20回を超える事でしょう。根気づよく、お付き合い頂いてます事に深謝いたします!
本日は、アルハンブラのお向かい?に位置する「サクロモンテ」に行ってみます。
前日の「心臓破りの坂」(旅行記14を参照)から学習し、バス利用です。
こじんまりしたバス。じゃないと、狭く曲がりくねった坂道は通れないんだと言う事があとで分かりました。
ヌエバ広場からC2バスに乗り、洞窟住居を目指します(1.2ユーロ)。
ふもとと違って、人っ子一人いなくって、シーンという音が聞こえそうなくらい、のどか。たった10分ほど上っただけでこんなにも違うんですね。
向かいにのぞむアルハンブラ。きょうも沢山の観光客でにぎわっている事でしょう。サクロモンテ洞窟博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
バス通りから、ワープしてきた訳じゃないですよ。
入り口の表示から、さらにくねくね坂道を100メートルは上りました。
ふるさと長崎を、思い出しますね。はあはあ・・・。
改修中なのか、アクセスルートがいつもより回りくどいのかも。
受付は民家と繋がっていて、テレビは付いてるけど人影がない。
なんとのどかな・・・。
敷地内を掃除していたお母さんが「はーい、今行くからね」といった
感じで、離れたところから手を振る。
きょう初めてのお客さんかもしれない。
ジプシー(ロマ)の人たちが最近まで住居として使っていた洞窟を開放し
その歴史や生活ぶりなどを紹介している施設です。
ガイドブックでの扱いはとても小さかったですが、とても興味深かったです。隅から隅まで見学しました。
陶器の模様や色使いが可愛いなあ・・。 -
ミュゼオ・クエバ・サクロモンテ(サクロモンテ洞窟住居)です。
入場料は5ユーロ。
10箇所あまりの洞窟があって、住居や厩舎が再現されたり、この付近の生態系を紹介する標本などがあって、見応えがあります。
世界の洞窟住居と言えば、トルコのカッパドキアも有名ですね。 -
可愛らしいお部屋。中までずいずい入れます。
写真に撮ってなかったですけど、ベッドカバーとかも可愛かった。
いやあ、貸し切りだー。
行っては戻ったりしながら、満喫していると、
「つなぎ」を来た。男性が入場してきました。
見るからに、「海外出張中、自由時間に市内観光に来た日本人技術者」と
いった感じ。
へー、ここを選ぶなんて、おじさまもシブ好みだなあ。 -
敷地内のベンチからは、こんな景色が楽しめます。
ずっと座っていたくなりますよね。
おじさまが見学を終えられたのを見計らい、声を掛けました。
わたし「こんにちはー。ご出張ですか?」
おじさま「え?いやあ、旅行ですよ」
わ「作業服を着てらっしゃるから、お仕事の合間かと」
お「いやいや、とっくに引退してますよ。現役のときに着てたんですけどね、ポケットたくさんあって便利だし、丈夫だし」
わ「へえ、機能的なんですね。」
お「ええ。ビスケットでもいかがですか?」
旅は出会い。
おじさまは東京在住で78才。鉱山関係の会社に長く勤務し、旅好きで公私にわたって海外によく来られていたとか。
70才を前に大病を患い、完治してからは、「80才までは海外を旅しよう」と心に決めて、できるだけ毎年、約3週間かけて世界一周しているそうです。
今回、一体何周目!?
わー。旅行記、書いてほしい!!
「もうあと、2回しか来れないからね」と話す横顔はちょっと寂しそう。
でもね、このサクロモンテに続く坂をふもとから歩いてきたとおっしゃるんですよ。
「万歩計、1万超えてるね」って・・・まだ午前中なんですけど。
健脚のおじさま、80才引退は早すぎるかもですよ(笑)
美しい景色に、心地よい静寂、そして尽きない旅の話。贅沢な時間です。
お互い、楽しく健やかな旅を続けましょうね。 -
サクロモンテで、出会ったもう一組はこちら。
元気いっぱい、興味津々の子ネコ達。
お母さんはちょっと離れたところで、見守り中。 -
木登りだって、できちゃうんだよ!
-
降りるのは、ちょっとこわいかなあ〜〜。
丘の草原と、同化しちゃいそうだね。 -
ニャンと触れ合ったあとは、徒歩で坂を降りるとしましょう。
アルバイシン地区方面に向かって、下ります。
家々の隙間から、左手にアルハンブラがチラ見。 -
きょうは雲が多めだから、歩きやすい。
遠くから鐘の音が聞こえる。ああ、もう正午を過ぎたんだね。
行き交う人もあまり居なくて、旅は折り返し地点だし、
なんだか切なくなってきた。
そういえば・・腹が・・へった(井之頭五郎風)
次回は、昼バル絶好調。お酒がお酒がススム君。の巻です。
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