岩倉社のケベス祭

2015/10/14 - 2015/10/14

　ケベス祭は、大分県国東市国見町櫛来に伝わる火まつりで、奇祭中の奇祭と言われ、毎年10月14日に行われます。
　県内外から多くのカメラマンが集まるなか、昨年の４TRA写真がNHK新日本紀行のポスターに採用されたため、、欠くこのとのできない祭りになりました。ということで、今年で４年連続のお出かけでした。

エリア 国東（くにさき）・姫島(大分)

岩倉社,ケベス祭案内です。

ケベス祭 祭り・イベント

岩倉社、岩倉八幡神社。
ケバス祭は秋の例大祭、宵宮祭です。

秋祭りです。参拝です。

ここで19時から神事が行われます。
ここで選ばれた人にケベス（神）が乗りうつり、ケベスとなります。

周囲には三脚とカメラと一杯です。
福岡、北九州方面からの人が多いです。
私は機動力を重視し、手持ちカメラで、焚火の前に位置取る予定です。

連年のとおり、手作りもの販売する婦人部のおかあさん

コショウとローレル、当地の厄除けだそうです。

地元はもちろん、東京からも取材に来ています。
昨年は戦場カメラマンでしたが、ことしもフジテレビの美女です。
めざましテレビだそうです。

18:30　今日の当場さん、汐かきというお清めに出かけます。

周防灘に入り、お清めです。

右手には姫島が浮かんでいます。

櫛来港の夕暮れ

夕日が沈みました。

岩倉社、氏子さんが参拝しています。

19:00から神事です。
当場とうばさんもそとから臨席しています。

19:30　目の前の柴に点火されました。

木彫りの面をつけた白装束のケベスが舞い降りましたt。

ケベスは鉦や太鼓の練楽（ネンガク）の列に入ります。

そして、すきを見て焚火へ突進します。
それを当場（とうば）が阻止します。
ケベスとトウバの決闘です。

そしてケベスは3度目に焚火に突入です。

神職が止めに入ります。
今回は、目の前に北九州からきた集団が位置取っており、アングルがとれません。
とくに太った大きな人が立って撮っているので最悪でした。

ケベスの突入です。

ケベスと当場の決闘です

二度目の焚火突入です。

３周目です。

他の当場の手助けです。

３度目の焚火突入です。

前の太った人が熱いといって場所を変えてくれたので、今度は撮れます。

焚火をほじくるケベス

焚火の中のケベス

神職が必死の止めます。

火の粉が舞い散ります。

ケベスが引き込むと、今度は当場が焚火と見物客に振り掛けます。

この火の粉をあびると無病息災の御利益があります。

境内に火の粉が充満し、いよいよクライマックスを迎えます。

火の粉が近づくと、見物客はキャーキャーと言って、逃げ回ります。

境内が火の海と化します。

私はここで退散。火の粉を浴びるより、早く帰って一杯です。

この旅行記へのコメント （2）

• 一歩人さん 2015/10/16 07:25:15

  毎年の旅行記も表情が違いたのしいですね。

  おはようございます。
  いつも、楽しくはいけんしています。
  ケベス祭は、初めてです。
  続き物としても十分楽しめました。
  火祭りなのですね。勇猛果敢で、怖いです。
  そこが魅力で、見物客を追いかける演出もなかなかでした。不思議なお祭りで、感動しました。毎年行かれるのもよくわかります。
  地元の演者のご苦労が町興しにも通じてなかなか。

  気まぐれなデジカメ館さん からの返信 2015/10/16 13:21:59

  RE: 毎年の旅行記も表情が違いたのしいですね。

  一歩さん、こんにちは！
  
  毎度、書込みありございます。
  
  > ケベス祭は、初めてです。
  > 続き物としても十分楽しめました。
  > 火祭りなのですね。勇猛果敢で、怖いです。
  
  毎年見ても面白いですね。
  見物するのも面白いのですが、
  当場との決闘、火との決闘のシーンがすばらしく、
  動きがあって、ピントが合わないのですが、
  毎年カメラで追いかけています。
  
  > そこが魅力で、見物客を追いかける演出もなかなかでした。不思議なお祭りで、感動しました。毎年行かれるのもよくわかります。
  > 地元の演者のご苦労が町興しにも通じてなかなか。
  
  過疎化が進む中での伝統行事、いかに継続するか、
  どこも同じような悩みを抱えています。
  なとか、地元の人だけで維持して貰いたいです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　気まぐれ