2014/01/18 - 2014/01/21
5127位(同エリア9832件中)
えびちりさん
パリ(胃腸炎)の旅を無事ではないけど終了したのち、日本人村という名のツアーから離脱し、ロンドン延泊プランへ突入。
実はこの1カ月後に、語学留学で再び渡英する予定なのだが、どうしても娘の留学先を見たいという母親の希望もあり、延泊プランを追加したのだ。
ここからは添乗員も、同行者もいない。
憧れのロンドン。ずっと来たかったロンドン。
いよいよその地を踏む日がきた…
高ぶるぅぅぅー!!!!
胃腸炎も再び高ぶってきたけど、はりきっちゃう!!!
シャルルドゴール空港→ヒースロー空港のわずか1時間15分のエールフランスの旅を終えて、ついにヒースロー空港へ到着。
厳しいと噂の入国審査もそつなくこなし、バゲッジクレームエリアへ。
母「かあさんのスーツケースがない!!!!!!!!!!」
……。
(胃腸炎悪化してきたな…)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
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そもそもわずか1時間半の直行便でロストバゲッジするとかどういうこと?!?!?!?!!?!
全く理解できないけど、とにかく母親のスーツケースがない。
というか、今日パリはラ=ファイエット百貨店で買ったばかりのブランド品が…
母「フェラガモが…ロンシャンが…チョコレートが…ワインが…」
ここで、母親が生ける屍と化し、完全に思考停止。
ロストバゲッジからの手続き、ホテルまでの交通の手配をショック状態で一人で引き受けることになった私は、当然のように体調が再び悪化するのでした…
ちなみに、スーツケースはロストした4時間後にあっけなくホテルに届けられましたとさ。
しかも、買ったブランド品のほとんどはロストしてない私のスーツケースに仕舞ってあったというオチ付き。グランジ ホワイト ホール ホテル ホテル
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昨日の騒動で体調悪化した…(;>Д<)
しかし、憧れのロンドンに来て観光しないわけにもいかない。
特にこれだ。バッキンガム宮殿の衛兵交代式。
夏季は毎日行われるが、冬季は隔日、つまり2日に一度しかやらない。
調べたら到着翌日に行われるとのこと。
これを見ないわけにはいかない!
ということで、交代式開始の10時に最寄駅Green Parkから宮殿へと歩いてきたが…バッキンガム宮殿の衛兵交替式 祭り・イベント
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混んでると聞いていたが、こりゃねーわ。
何にも見えない!!!
※ロンドンはパリと比べて雰囲気が良く、スリなどの被害にも合いにくい。しかしバッキンガム宮殿周辺はスリ被害報告が多数挙がっている注意スポットなので、警戒する必要がある。バッキンガム宮殿 城・宮殿
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やっと見えた…
ちなみに、冬季はグレーのコートを着用している。
有名な赤い衣装を見たいなら夏季に行くべし。バッキンガム宮殿の衛兵交替式 祭り・イベント
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現女王、エリザベスII世の戴冠式や、王族の結婚式の舞台となる、ウェストミンスター寺院。
その入場料は大人で£20もする。しかも写真撮影禁止。
はあ?ないわーパスパス。外観だけで満足しよう…
ちなみに知っておきたいのが、お祈りのイベントの際だけ、無料で誰でも入場できるという裏技だ。
例えばEvensong(夕べの祈り)など。開始時刻の30分前から入場できる。
入り口に強面のおっちゃんがいて観光客が入らないよう見張っているが、「祈りのために来ました」というと通してくれる。
観光ではないので、通常借りられる音声ガイドなどは利用不可能。その代わり、美しいコーラスを無料で楽しめる。
半袖ビーサンみたいな観光客もいるが、一応お祈りなので服装には気を配りたい。ウェストミンスター寺院 寺院・教会
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ウェストミンスター寺院に隣接する、国会議事堂(Parliament)
国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿) 現代・近代建築
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そして国会議事堂に隣接してるのは…ロンドンの象徴、ビッグベン!
ああーこれが見たかったんだよぉぉぉ
ウレシィィィィッィビッグベン 現代・近代建築
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ウェストミンスターブリッジ上からの光景。
この辺りは観光客の数が尋常じゃない。
スリ被害の報告もあるので、注意されたし。ウェストミンスター橋 建造物
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ロンドンアイ(観覧車)
チケットはオンラインで買える他、隣にある旧ロンドン市庁舎を改造したエンターテイメント施設のカウンターで買える。
…すごい混んでる〜
どうやらメンテナンスのために長期間運用停止していて、再開されたばかりだったようだ。
夜に来よう…ロンドン アイ 建造物
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ウェストミンスター駅。
大きい駅なので、いくつもの出入り口がある。
ここはメインの出入り口よりは通行量が少ないのでオススメ。
もっとも、一番のオススメなのは、ビッグベンの真下に出る出入り口だ。
人があまりいない上に、ウエストミンスター橋に直接でられるので、駅前の壮絶な混雑をスキップできるのだ。この出入り口に行くにはちょっとした地下通路を通るのだが、目印は変なアコーディオン弾きのおっさん。
いつもこの地下通路で同じ曲を延々と演奏している。ウェストミンスター駅 駅
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ところ変わって、キングスクロス駅。
長距離列車の発着駅でもある、交通の要だ。
もっとも、今回ここに来た目的は、移動ではなく世界的に有名なアレだ。キングス クロス セント パンクラス駅 駅
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そう、ハリーポッターで有名な9と4分の3番線!
実際のキングスクロス駅では、9番線と10番線の間に柱はない(この点に関して、作家ローリング氏は別の駅と勘違いしていたという。)ので、こんな取ってつけたようなセットが構内に設置されている。
ちなみに、撮影待ちコーナーがちゃんとあり、ちょっとした写真待ちの行列ができていた。待ち時間およそ15分。
写真係のお姉ちゃんとカメラマンもいて、ここで撮った写真は隣のハリーポッターショップで購入できるという仕組みだ。
もちろん、自前のカメラで撮るだけでもよし。その場合でも、お姉ちゃんは写真撮影の手伝いをしてくれるし、ホグワーツマフラー(どの寮にするか選べる。ほとんどの人がグリフィンドールにしてたけど。)も借りられる。
ただし、写真を買わないと分かると、お姉ちゃんのやる気が露骨に下がるので、買うって言っておいたほうがいいかも?キングスクロス駅 9と4分の3番線 観光名所
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キングスクロス駅の外観。
なんていうか…あまりパッとしない。キングスクロス駅 駅
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有名な話だが、ハリーポッターの映画でキングスクロス駅として登場するのは、隣接するこのセントパンクラス駅である。
隣のショボイキングスクロス駅の外観と比べるとなんと立派なことか…
昔はこの周辺は治安が良くないと言われていたらしいが、別に今はそんな感じでもない。
セントパンクラス駅の方にはユーロスターが発着するため、スーツケースを手にした観光客の姿が目立つ。キングス クロス セント パンクラス駅 駅
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それでは、地下鉄(Underground、またはTube)で、来月お世話になる留学先を見に行こうじゃないか。
レスター スクエアー駅 駅
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語学学校、Kaplan Leicester Square(カプラン レスタースクエア校)
カプラン自体は本拠地がアメリカにあるグローバル資本の語学学校だが、ここの売りは何といっても日本人の少なさ。
カプランは日本語のホームページや日本語オペレーターによる入学手続きサポートも受けられるから生徒も日本人だらけかと思いきや、ここレスタースクエア校には日本人がほとんどいない。(年間を通して全生徒の5%未満/2013年度調べ)
しかも平均年齢25歳とかなり高め。
日本人との交流を完全シャットアウトし、落ち着いた環境で勉強したかった私にとってはまさに最適と思って選んだというわけだ。
…一ヶ月後、この私の読みはほぼ当たっていて喜んだわけだが、同時に欠点も見つけた。校舎が狭い、汚い、使いづらい!
特にトイレ。流せる確率が50%。
残り50%に当たったらどうするか。他人のお残しに上書きして流すのだ。(流してから使ったら自分のブツが500%流せないため。)
…イギリスのトイレ事情の実態がこれかぁ…
(とはいえ、後に訪れることになるイタリアに比べたら、イギリスのトイレ事情の方が10倍マシである)レスター スクウェア 散歩・街歩き
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レスタースクエアの街並み。
ここはロンドンのほぼ中心に当たる。
繁華街で、駅前にいきなりカジノがあったりするが、別に治安が悪いわけではない。
中華街もある。
しかし、ここからやや歩いたところにあるソーホー地区ではぼったくりバー、暴力バーも多いので注意されたし。レスター スクウェア 散歩・街歩き
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有名な老舗デパート、ハロッズ。
本来なら電光掲示板には「Harrods」と書かれているのだが、クリスマス後から1月いっぱいまで大セール期間のため、「Sale」の字に変わっている。
この時期、店内は大混雑。スリ注意。
ちなみに、でかいバックパックを背負っての入店は止められる可能性があるので、荷物は少なめに。
広すぎて迷子になりそう…エスカーレーター付近には、各階毎に案内係が立っているので、迷ったら彼らに聞こう。
イギリスでは1階は「Ground Floor」2階は「First Floor」なので、階数を間違えないよう注意。
最寄駅はピカデリーラインの「Knight Bridge」
いくつか出口があって、ハロッズのすぐ目の前にでられるものもある。
目印はこのアンダーグラウンドマーク。
それ以外の出口から出ると、ハロッズまで少し歩くことになる。ハロッズ 百貨店・デパート
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さて、買い物もしたし、昼に混雑しすぎていて乗れなかったロンドンアイに乗りに行こう。
ロンドンアイの最寄駅はウェストミンスター駅でもいいが、ウォータールー駅からの方がやや近いかも。ビッグベン 現代・近代建築
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夜10時くらい。時間が遅いせいか、チケット売り場は昼と打って変わってがら空き。
それでも乗るまでに30分くらいかかったが…
当日券は大人で£23、早く乗れるファストチケットは£31.5である。
ちなみにイタリアとは事情が真逆で、オンラインで予約した方が安い。
それぞれ通常券£19.35、ファストチケット£28.35となる。ロンドン アイ 建造物
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天気が良いとウィンザー城やヒースロー空港まで見えるという。
乗車時間は30分。
夜は遠くの建造物までは見分けがつかないが、これはこれで綺麗( ^ω^)ロンドン アイ 建造物
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通常券では、ロンドンアイに乗車できるほか、ロンドンアイの4Dミニシアターみたいなのも見られる。
興味がある人は所要時間15分くらいなのでついでに見てもいいかも。ロンドン アイ 建造物
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観覧車のカゴの中はこんな感じ。
一度にたくさんの人が乗車できる。
中央には椅子もあるので、疲れたら座ることもできる。ロンドン アイ 建造物
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あー降りてきちゃった…
30分なんてあっという間だ。
ロンドン最後の夜が過ぎていく。ロンドン アイ 建造物
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今日はいよいよ日本に帰る日。
半日だけなのでホテルの隣にある大英博物館の見学だけにするが、その前にせっかくだからロンドン塔の外観だけでも見に行く。ラッセルスクエア 広場・公園
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ラッセルスクエア駅。
ピカデリーラインにあるこの駅は、3つくらいある大英博物館の最寄駅の1つだが、一番人が少なく移動にストレスがないのでオススメ。ラッセルスクエア 広場・公園
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電車の中。
「走行中に車両移動しようとしたら死ぬぞ?」みたいな注意書。
そう、ロンドンの地下鉄は車両間移動ができないのだ。
(一部の最新車両を除く。)
ロンドン地下鉄での心得。
1バス並みに揺れるので、手すりにしっかりつかまる。
2駆け込み乗車は厳禁。全てワンマン運転で、ドア開閉時に安全確認なんてものもしないので、本気で挟まる。あと、ドアが閉まる勢いはギロチンの如し。
3足元注意!場所によっては40〜50cmも電車とホームの間に隙間がある。「Mind the Gap(隙間注意)」を常に心がけたい。タワーヒル駅 駅
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最寄駅はタワーヒル駅。
おお〜これがかの有名なロンドン塔か。ロンドン塔 建造物
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ちなみに、タワーヒル駅からロンドン塔まで歩いていくと、タワーブリッジも見ることができる。
この辺りはフォトスポットだ。タワーブリッジ 建造物
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1000年の歴史を誇るロンドン塔。
入場料は大人で£24.5
やはりオンライン購入の方が少し安くなるが、ロンドン塔の場合は£1くらいしか安くならない。
ちなみに学生だと£18.7で入れるので、学生さんは国際学生証などを作っておいたほうがお得。ロンドン塔 建造物
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このダブルデッカー(2階建バス)は「ルートマスター」と呼ばれる旧型車。
現在は観光地などを通過する2路線でしか走っていない。
乗りたい人は事前にルートをチェックすべし。ロンドン塔 建造物
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最後に見学するのは、ここ大英博物館。
やっぱりロンドンきたらここは行かなきゃね!
でも、忘れてたけど、気のせいと思いたいけど、体調どんどん悪化してるっぽい\(^o^)/大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イギリスの博物館は、たいていの場合、常設展示は無料で見られる。
大英博物館も、特別展示コーナー以外は無料。
ちなみに、スーツケースなどは持ち込み不可。ロッカーに預けるように指示されてしまうので注意。
この中もスリが多い(特に人気のミイラコーナーなど)とのことなので、荷物から目は離さないよう注意。大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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グレートコートと呼ばれる、入り口付近の大ホール。
ミュージアムショップや、カフェなどがある。
音声ガイドはミニ液晶がついた立派なもので、1人£5。
借りる際に身分証明書を預ける必要がある。通常はパスポート。
母親と2人分借りたが、私1人分のパスポートを預けるだけでよいと言われた。大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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写真撮影は基本的に自由。
にも関わらず、私が撮った写真、このなんとも言えない微妙な1枚 の み。
そう、ついにフランス旅行中から不調を極めた体調が限界に達したのだ。
悪寒、発熱、胃のむかつき、めまいといった症状が一気に出て、一歩も動けなくなった。
母親に音声ガイドをもたせて1人で見学に行ってもらい、カフェで2時間、目の前で韓国人カップルがいちゃつくのに耐えつつ孤独にくたばることになった。
ちなみに、貧弱だがこのグレーとコート内なら無料Wi-Fiが利用できるので、自分の体調の悪さをFacebookで実況中継。
以上、初めての大英博物館での思い出でした\(^o^)/
なんなのこの仕打ち!!!
教訓:体調管理は万全に。大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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余談であるが、ここは大英博物館内、グレートコート3階にあるレストラン。
イギリスの伝統的な料理を出すらしいが、とにかくまずくて高い。
しかし、紅茶と茶菓子だけは別だ。
このカップケーキとアールグレイの美味しいこと。
15時以降ならアフタヌーンティーも注文できるので、甘いものを食べたい人にはオススメ。 -
気づいたらハバロフスク上空。
ヒースロー空港から飛び立ったところまでは覚えているが、そこから10時間の記憶なし。
またしても気絶していたようだ。
体調が悪い時の長時間フライトほど辛いものはない。
ともあれ、初めてのヨーロッパ旅行となったフランス北部&ロンドン延泊旅行はこれにて終了!
胃腸炎にロストバゲッジ、いろんな愉快で余計な思い出があったなぁ〜\(^o^)/
教訓:
1旅前、旅中の体調管理は万全にする。
2旅行保険はちゃんとかける。特にキャッシュレスで病院受診できるやつ。
3イソジンがあるとはかどる。
4ロストバゲッジは起こるものという前提で備える。
5胃腸は大事に。
さようならヨーロッパ!また一ヶ月後に会いましょう(`・ω・´)
…留学編にTo be continued...
↑ロンドンのより詳細な情報はこちらを参照(準備中)成田国際空港 空港
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